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2018.09.27

国際英語学科

日本航空様との連携授業にて 国際英語学科3年生がグランプリ受賞!

日本航空様との連携授業にて
国際英語学科3年生がグランプリ受賞!​

 
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前期の課題解決型授業(PBL)にチャレンジした国際英語学科の3年生たち

福岡女学院大学では、2015年に日本航空様と締結した包括的連携協定により、産学連携活動を進めています。
今年は、本学のキャリア開発教育センター主催で 日本航空の利用者拡大に向けけた課題解決型学習(PBL)に取り組みました。
この活動は課外活動として、そうぞうりょく(創造力・創造力)を磨き、問題解決とリーダーシップといった正課授業を補完する、それだけでは得られない力を養い、鍛える狙いがあります。
 
今年度前期のテーマは、
『日本航空社員の人柄やぬくもりが伝わる「しおり」を考える!』
本学全体から応募した参加者は、学部学科学年を超えてこのテーマを元に半年間かけてチームで自ら問題を発見、話し合いアイディアを出し合い、課題解決を目指しました。
共同実施校の実践女子大学(東京都)チームも参加する中で、最終的には日本航空様をはじめ協力企業関係者や本学学長など多くの方の前でプレゼンテーションを行い、順位を競ったその結果は・・・
 
プレゼン大会には、国際英語学科からは3年生を含む3チームが参加。8月に本学で行われた決勝進出4チーム(予選10チーム)による決勝大会では、国際英語学科の学生が参加したチームが見事グランプリ準グランプリを受賞しました!
 
価値があるのは、国際英語学科の学生のみなさんは、それぞれ他学科の2年生2名と一緒に唯一の3年生として、3名のチームリーダー的存在として活動したということです。

ここからは、この課外活動に参加した国際英語学科の3年生の感想をご紹介します。
 


M.A.さん (久留米市立久留米商業高校 出身)
+++ 参加したチームは見事グランプリを受賞! +++

□ この活動に参加しようと思ったきっかけと実際にどの様な活動をしましたか?

この活動はあるテーマに沿って企業様の抱える問題を大学生目線で解決していくというものであり、最終的にプレゼンテーションで競い合うという活動です。私はこの活動で自分の持っている実力を知りたいと思い参加しました。
 

□ 活動中に大変だった事、どの様に乗り越えたかや工夫したところなど教えて下さい。

少人数のチームで行うものなので協調性や傾聴力が重要になりました。活動中に行き詰まった時は何度もフィードバックを頂き、違う角度から物事を考えるようにしました。また話しやすい雰囲気作りのためお互いにあだ名を付け、チームの仲を深めました。
 

□ このPBLの学外活動を通して学んだ事、今後にどの様に生かしていきたいですか?

自分の言葉で伝えることの重要さを学びました。人前で話す機会が多かったことから原稿をそのまま話すのではなく、アイコンタクトを取りながら発言することでより発表に興味を持ってもらい、聞く人を飽きさせないプレゼンをすることができると感じました。
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ドキドキの本選発表:一番左がM.A.さん
 
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日本航空様をはじめ協力企業関係者など多くの方の前でプレゼンを行いました

S.H.さん (広島観音高等学校 出身)
+++ 参加したチームは準グランプリを受賞! +++

□ この活動に参加しようと思ったきっかけと実際にどの様な活動をしましたか?

 私がPBLに参加しようと思った理由は、学生時代に自信を持って頑張ったと言えることに取り組みたいと思ったからです。

今回の活動の目的は若者の利用客の減少を解決するために、しおりを使って日本航空の人柄やぬくもりを若い層のお客様に伝えることでした。

 

□ 活動中に大変だった事、どの様に乗り越えたかや工夫したところなど教えて下さい。

 私のチームでは、中間発表での失敗を引きずってしまい、なかなか切り替えることができない時期がありました。しかし、意見を根本的に変えようという仲間の一言で、チームの雰囲気が少しずつ変わっていきました。最初は、今まで信じてきた自分達の意見を大きく変えることに抵抗がありましたが、自分達だけで抱え込まずに、社員の方や、先生方、先輩方、そして他のチームに助けられながら、なんとか学内予選までに考えをまとめることができました。

 

多くの方に
中間発表での失敗をチームで乗り越え、準グランプリを獲得!

□ このPBLの学外活動を通して学んだ事、今後にどの様に生かしていきたいですか?

 諦めずに最後までやり遂げたことで、社会での責任感と忍耐力の必要性を改めて感じました。また、日本航空の社員の方々とより近い距離で活動することで、就職活動に向けて今の自分に足りないものを知ることができました。これからも、PBLでの経験を生かして、粘り強く物事に取り組みたいです。
 

 
アクティブ・ラーニング、PBL(Project-Based Learning)とは…
知識の暗記に代表される受動的な態度から脱却し、学習を主体的なものとして、自ら問題を発見、そして解決していくことを本質とする学び。産学官で連携する等して、チームでその課題解決について構築することにより、与えられる側だけでなく与える側の経験ができるといった、解決のプロセスで様々な能力を育成することにつながり、社会人基礎力を養い、人間的な力を身につけられます。
 
*決勝大会の詳しい様子は、福岡女学院大学のFacebookページでもお伝えしています。

 
 

最後に、
決勝大会に出場した4チームは11月に福岡空港の日本航空様のオフィスにて、社員様の前でもう一度プレゼン発表する機会をいただきました。関係のみなさまに心より感謝いたします。
また、今年度の後期にも国際英語学科の学生が新しいテーマでのこのPBL活動に参加しています。
後期の活躍にもご期待下さい!

 
国際英語学科の学生は、課外でも大学時代に何か全力でやりきり、真剣に向き合う経験を、また経験値を高め社会で必要なスキルを身につける機会にチャレンジをする学生が多くいます。この様な経験と英語力を武器にグローバルシーンの第一線で活躍する女性社会人の育成に向け、国際英語学科は日々取り組んでいます​。