学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 人間関係学部
  4. 心理学科
  5. 『基礎演習B』で“キャリアインタビュー”を行いました

2017.02.07

心理学科

『基礎演習B』で“キャリアインタビュー”を行いました

 1年生対象の必修科目『基礎演習B』では、本年度“キャリアインタビュー”を実施しました(詳細はこちらをお読みください)。今回は、進路就職課の女性職員にインタビューを行ったI.M.さん(福岡県立城南高等学校出身)の感想を紹介します。アポイントメントやインタビューなどは、これからの大学生活だけでなく社会人生活でも幾度も経験していく場面になりますが、それらの基礎力を培う上で今回の活動は重要なOJT(On-the-Job Training)になったようです。感想を寄せてくれたI.M.さん、ありがとうございました!
(担当:分部)
 s_today170207.jpg
【女性職員にインタビューする学生】 【インタビュー内容を発表する学生】
 
 今回の基礎演習では、進路就職課の方に「今のうちから就職に向けてやっておいた方がよいこと」や「仕事と家事・育児の両立の仕方」などについてインタビューを行いました。
 進路就職課の方にインタビューをするとなった時、恥ずかしながら、私はアポイントメントの取り方さえ知りませんでした。どういった言葉を使えば良いのか、どのように文章を書けば良いのかが分からず、「間違った文章を送って『こんなことも書けないのか』と思われるのではないか…」と、何度も頭を悩ませました。
 文の書き方が分からないことは正直情けないと思いつつ、きちんとしたアポイントメントを取るための文章を完成させるために、文の書き方に関する本を読んだり、言葉一つ一つの意味や使い方を辞書で学んだりしました。初めて知る言葉や、知っているつもりでも、実は使い方が間違っていた言葉も沢山あり、最初は戸惑いましたが、学んでいくにつれて、文章や言葉の使い方が段々と上達しているのが自分でも実感できました。また、インタビューの時に、「アポイントメントをとる時のメールを打ったのは誰?すごく丁寧できちんとしているなと思った」と言われ、うれしい気持ちが込み上げてくると同時に、頑張った分だけ、以前の自分に比べて成長できたのではないかと感じました。
 この経験から私は、語彙力や文章力、構成力の重要性に気付きました。これらの力を身につけておくことで、アポイントメントの取り方に限らず、文を書く場合などでも苦労をしなくて済み、目上の方に失礼のない文章を書くことができます。また、インタビューをしていて気付いたことですが、アポイントメントの勉強をしながら語彙や文の構成を学んだ私は、いつもより相手の話を理解するのが早く、質問への回答を予測しつつ臨機応変に対応することができました。この体験から、これらの力は“書く”ということだけでなく、自分と相手とのコミュニケーションにも必要ということが分かりました。
 今回の一連の学びを契機に、残りの大学生活を使って、社会に出た時に対応ができるよう、語彙力や文章力、構成力などをしっかりと鍛えておきたいと思います。
(I.M.さん 福岡県立城南高等学校出身)