大学・短大・大学院教員紹介

心理学科

副学長
佐野 幸子 教授

  • 学位:文学修士
  • 出身大学:愛知学院大学
  • 担当科目:「社会心理学」「人間関係心理学」

専門分野

社会心理学
経営心理学

人の行動を決定するものは、その人の性格や能力であると考えられがちですが、実は、その人には原因はなく、周囲の人々や環境が、そのようにさせてしまっている、ということも多いのです。この「周囲との関わり」に注目をした研究をしています。

主な研究業績

  • 「縦断データに基づく看護職キャリア発達研究-職業環境認知および職業志向性の変容」((『産業組織心理学研究』Vol.13、No2、143-155) 2001
  • 「セクシュアルハラスメントに対する意識-行為への不快感・被害者への認知等の視点から-」(『福岡女学院大学大学院紀要(臨床心理学)Vol.3、31-38) 2006
  • 「男女平等意識が自己開示および自己呈示に与える影響」(『福岡女学院大学人間関係学部紀要』Vol.7,35-46) 2008

研究教育活動

社会的認知(他者や環境を理解するプロセスとは?誤解が生じる時とは?)や、キャリア発達(仕事の能力を獲得する方法は?キャリアをより発達させる環境や人間関係とは?)など、人々の日常生活や社会全般に役立つ教育研究を目標としています。

学科長
重橋 のぞみ 教授

  • 学位:博士(教育心理学)
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「心理演習」「臨床心理学概論」

専門分野

臨床心理学

臨床心理とは、人の心理的問題の解決だけではなく、発達、こころの成長や健康を目指す学問です。こころの理解のための査定、理論、援助の実践を内容としています。

主な研究業績

  • 「大学院生の心理査定の捉え方に関する質問紙作成の試み」[共著]『福岡女学院大学大学臨床心理センター紀要』、第14号、2016年
  • 「大学生の沈黙に対する捉え方に関する研究―性差の比較―」『福岡女学院大学人間関係学部紀要』、第19号、2018年
  • 「心理劇場面における大学生の評価懸念と発言行動の変化-理想自己と現実自己に注目してー」『心理劇研究』、第46号、2024年

研究教育活動

人の情動に関して援助・研究活動を行っています。対象は情動の平板化がみられる人で、医療機関での援助・研究活動が中心です。心理療法のアプローチとして集団心理療法である心理劇を用い、学部や大学院の授業でも実践しています。また、最近は心理査定教育に関する研究にも取り組んでいます。

岩下 伸朗 教授

  • 学位:博士(経済学)
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「国際経済論」「行動経済学」

専門分野

経済学史

「経済学」という学問がどのようにして、誕生し、その後発展して現在に至っているのかを、歴史、思想、理論にわたって、多面的に研究していく専門分野です。18世紀の『国富論』の著者アダム・スミスに始まるといわれる経済学の歴史は、意外と短いものだといえるのかもしれません。最近では、加えて、心理学的アプローチの経済学としての行動経済学の歴史的考察もしています。

主な研究業績

  • 『社会経済の進化とコミュニティー』共著 ミネルヴァ書房 2003
  • 『イギリス経済思想史』共著ナカニシヤ出版 2004
  • 『環境としての地域』共著 晃洋書房 2005
  • 『マーシャル経済学研究』単著 ナカニシヤ出版 2008

研究教育活動

講義形式授業では、プレゼン方式で進行している。受講学生には経済社会への日々の出来事への関心を高めてもらうことを目的に、多くの新聞ニュースを紹介し、またテレビ番組などを活用したビジュアル化を導入している。また社会見学工場見学等を企画し、学生に見聞させている。

大迫 秀樹 教授

  • 学位:修士(教育学)
  • 出身大学:九州大学大学院
  • 担当科目:「福祉心理学」「司法・犯罪心理学」

専門分野

臨床心理学
福祉心理学
司法・犯罪心理学

これまでに、警察(科捜研)の心理職を経て、児童福祉施設や相談機関にて勤務した経験がありますので、特に、非行の予防等を含め、児童福祉領域における子どもと親・家族に対する臨床心理学的なアプローチを専門としています。

主な研究業績

  • 「虐待を受けた子どもに対する環境療法:児童自立支援施設における非行傾向のある小学生に対する治療教育」『発達心理学研究』14巻2003年
  • 「虐待を受けた小学生女児に対する児童福祉施設での心理的ケア:二重のトラウマに対する統合的なアプローチ」『心理臨床学研究』26巻2008年
  • 『福祉心理学(公認心理師の基礎と実践)』(共著)遠見書房 2018年

研究教育活動

被虐待経験による心理的なダメージによって、様々な情緒的な課題を抱えたり、非行等の逸脱行動を呈するなどした子どもたちに対する心理的ケアに取り組んできました。その際には、個別の心理面接に加えて環境全体を見据えながら、総合的な心理的ケアを行うことが重要だと考えられます。特に、児童福祉施設における多職種が連携しつつ実施する統合的な生活臨床の実践を重視しながら研究を進めています。

奇 恵英 教授

  • 学位:教育心理学修士
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「心理療法基礎実習」「公認心理師の職責」

専門分野

臨床心理学

心身相関理論を重視した心理療法、動作法にルーツをもつ、主動型リラクセイション療法(SART;Self-Active Relaxation Therapy)を専門として、いろいろな領域で心理臨床実践を行っている。SARTの研究と実践は福岡女学院大学を中心に展開されている。学部では実習授業、大学院では様々な実習でSARTを学び、自己管理や対人援助に活用されている。

主な研究業績

  • 「臨床心理学的手法による東日本大震災支援の試みー継続支援の効果と意義について」、福岡女学院大学臨床心理センター紀要(第11巻)2014
  • 「特別支援教育におけるストレスマネジメント技法に関する研究」、福岡女学院大学大学院紀要 臨床心理学(第11巻)2014
  • 「母親をエンパワーメントする子育て支援についての臨床心理学的研究―サートを用いた自己信頼感向上の試み-」、福岡女学院大学大学院紀要 臨床心理学(第9巻)2012
  • 『きっと大丈夫-サラと歩んだ日々-』西日本新聞出版局 2002
  • 「動作法による地域援助の試み-韓国晋州市における実践1」、リハビリテイション心理学研究(第28巻)2001

研究教育活動

震災支援、障害児者への心理援助、学校心理臨床、子育て支援、職場メンタルヘルスなど、多岐にわたる研究や実践を行っている。近隣の小学校と提携、特別支援教育事業を立ち上げ、特別な配慮が必要な児童生徒への支援を行っている。2011年から2018年までSART(サート)を用いた長期震災支援とその研究を行なっている。これらの研究・実践活動は学部生・院生の教育とつなげ、実践的な学びの機会を豊富に提供している。

黒川 光流 教授

  • 学位:修士(教育心理学)
  • 出身大学: 九州大学
  • 担当科目:「集団心理学」「心理学研究法」

専門分野

社会心理学
集団力学

周囲に他者が存在するときだけでなく、1人でいるときにも、人の心や行動は他者や集団、あるいはそれらを含む社会や環境から様々な影響を受けています。このような影響過程のうち、特に集団に関わることで生起する特有の現象について研究しています。

主な研究業績

  • 「リーダーの管理目標および課題の困難度がリーダー-フォロワー間葛藤への対処方略に及ぼす影響」 実験社会心理学研究 52巻 2012年
  • 『集団と社会の心理学』 共著 サイエンス社 2023年
  • 「先行経験がその経験に対する認識および集団内葛藤への対処方略に及ぼす影響」 富山大学人文科学研究 81号 2024年

研究教育活動

集団の中での意見の不一致やその際のコミュニケーションに特に関心をもっています。身の回りの出来事や社会現象について、心理学の知見に基づく説得力のある説明ができることを大事にしています。

斎藤 富由起 教授

  • 学位:博士(人間科学)
  • 出身大学: 早稲田大学
  • 担当科目:「学校心理学」「心理実習」

専門分野

臨床心理学
スクールカウンセリング

身体と心理の関連性を重視しながら、児童期から思春期、青年前期までのスクールカウンセリングとソーシャルスキルトレーニングなどのグループワークを専門にしています。発達障害のある児童生徒へのビジョントレーニングや動きの不器用さに悩む児童生徒への介入の効果を検討しています。

主な研究業績

  • 『教育相談の最前線-歴史・理論・実践-』 第二版 八千代出版 2021年 共著
  • 『発達障害傾向のある小中学生へのビジョンとレーニングの効果』 千里金蘭大学紀要(17) 2021年 共著
  • 『小学校における身体性を重視したSSTの効果』 千里金蘭大学紀要(12) 2015年 共著
  • 『児童期・思春期のSST 特別支援教育編』 三恵社 2012年 共著
  • 『弁証法的行動療法ワークブック』 金剛出版 2009年 共著

研究教育活動

児童期から思春期、青年期にかけて教育領域で起きる諸課題(不登校、いじめ、発達障害、リストカット、精神疾患など)に多元主義的な立場で取り組んでいます。

白澤 早苗 教授

  • 学位:文学修士
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「心理学概論」「心理実習」

専門分野

臨床心理学

臨床心理学は、それぞれにかけがえのない人生を生きる個人に寄り添い、その内的世界を理解しようと試みる学問です。そして学びを深めていくとき、私たちは他者の心を簡単にわかりきることはできないという事実に気づかされます。臨床心理学の本質は、この「わからなさ」を大切に、他者の心をわかろうとする姿勢を獲得する過程にあると私は考えています。

主な研究業績

  • 『早期の喪失体験を持つ6歳男児とのプレイセラピー』 九州女子大学紀要 単著 46/2,1-11,2010/1
  • 『ここでは、私のしたいこと、していいんだよね~心理面接における「遊び」の機能~』 遊戯療法学研究 単著 10/1,25-35,2011/6
  • 『児童相談所に一時保護された子どものプレイセラピー』 心理臨床学研究 単著 31/3,477-487,2013/8

研究教育活動

幼児から青年期という変化・成長の著しい時期にある人たちとその家族の方々への心理学的支援を専門としています。特に子どもの心の治療技法の一つとしての「遊び」に関心を持っており、「遊び」を治療として成立させるための「制限」と、「遊び」の治療機能についての事例研究を行っています。

富永 幹人 教授

  • 学位:教育学修士
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「心理学的支援法」「心理演習」

専門分野

臨床心理学
精神分析学

精神分析は、私たちが普段意識しているものだけでなく、意識していないところでの欲求や葛藤や空想といったものが、いかに私たちの行動を作り出しているかを理解していこうとする学問で、同時に精神疾患の治療技法でもあります。

主な研究業績

  • 『青年期と「居場所」―子どもたちの「居場所」と対人的世界の現在』[共著]九州大学出版会、2003年
  • 『居場所―日本語臨床辞典』[共著]誠心書房、2006年
  • 「未成熟なパーソナリティ傾向をもつうつ病患者について」『第27回日本社会精神医学会抄録集』2008年

研究教育活動

「居場所」の臨床心理学的な意味や、うつ病をはじめとした精神疾患の治療の中で起こってくるさまざまな問題について、個人間の関係性や集団の観点から理解していくことに関心をもっています。

池田 可奈子 准教授

  • 学位:人間環境学修士
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「発達心理学」「心理演習」

専門分野

臨床心理学
発達心理学

生涯にわたる人の発達をどのように理解し、支えていくのかについて考える発達臨床心理学を専門としています。特に乳幼児期の発達が気になるお子さんやリスクのあるご家族のアセスメントと支援について継続して取り組んでいます。

主な研究業績

  • 『心理学A to B』共著 培風館 2013年
  • 『軽度発達障害児のためのグループセラピー』共著 ナカニシヤ出版 2006年
  • 『乳幼児期における社会的注意行動と共同注意行動の機能的分類と発達的連関』単著2012年 久留米信愛短期大学研究紀要35号
  • 『一緒に、ままごとをしよう!! (ごっこ遊びを育てていくプロセス)』単著 2017年 久留米市幼児教育研究所 幼研・研究紀要第61集

研究教育活動

自治体の乳幼児健診や発達相談、児童養護施設、学生相談、緩和ケアなどの現場を経験させていただきました。社会情緒的な発達メカニズムとその支援を研究テーマとしています。発達のつまずきを多様な視点から捉え、他職種と連携して臨床実践に取り組む姿勢を伝えていきたいと思います。

藤村 まこと 准教授

  • 学位:修士
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「心理学フィールドワーク(キャリア)」「集団心理学」

専門分野

社会心理学
組織心理学

人は複数の集団に所属しながら社会生活を営んでいます。その中で、人と人、人と集団、集団と集団はどのように影響を与え合っているのでしょうか。私は、人と集団の相互作用に注目して研究をしています。

主な研究業績

  • How college students build anticipatory confidence to succeed in their future careers: The impact of experiences gained through college activities. [co-authored], 29th International Congress of Psychology(Berlin Germany), 2008
  • 「医療組織におけるキャリア・マネジメント」『病院』Vol.67(7), 629-631, 2008年

研究教育活動

最近では、組織における個人と集団の成長を理解するため、「キャリア発達における自信の形成」、「自己経験ならびに他者経験からの学習」、「医療における安全と質の向上に関わる心理機制」の3点に関心を持っています。

子ども発達学科

学部長
角南 良幸 教授

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  • 学位:修士(体育学)
  • 出身大学:福岡大学
  • 担当科目:「健康・スポーツ科学実習」「保育内容(健康)」「初等教科教育法(体育)」

専門分野

健康・スポーツ科学
身体教育学

健康づくりに寄与する身体運動の効果について研究しています。また、幼児の日常身体活動量と体力・健康状態についても研究を進めていて、加速度・心拍数測定装置、フォースプレート、足型測定器、光電管などさまざまな測定機器を活用しています。

主な研究業績

  • 女子学生の椅子立ち上がりテスト成績と体力およびSAQ能力との関係、福岡女学院大学紀要・人間関係学部編8、2007
  • 女子学生における日常生活の運動実施頻度に及ぼす社会心理的要因にいて、体育・スポーツ教育研究7(1)、2007
  • 保育内容・領域「健康」からみた幼児の瞬発力と下肢筋力測定について-性・年齢の影響と新しい測定に対する子ども達の反応-、福岡女学院大学紀要・人間関係学部編8、2007

研究教育活動

文武両道、質実剛健、心技体の実現を心がけて日々教育研究活動に邁進しています。バレーボール部顧問・監督としても奮闘中。

学科長
赤間 健一 准教授

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  • 学位:博士(心理学)
  • 出身大学:同志社大学
  • 担当科目:「心理学概論」「子どもの発達と学習の心理学」「保育内容(人間関係)」

専門分野

教育心理学
教授・学習心理学

教育心理学の中でも、特に学習における自己調整というテーマを研究しています。 自分の勉強の仕方や勉強に対するやる気を自分で工夫するために必要なことが何か、またそれができるようになるためには、いつくらいから、どのような支援をするとよいのか、ということが少しでもわかればと思い研究を行っています。

主な研究業績

  • 「児童養護施設職員の就職動機に関する研究」『福岡女学院大学紀要人間関係学部編』24号、2023
  • 「動機づけ始発方略の使用に対する有効性の認知とコストの認知の影響」『福岡女学院大学大学院紀要 発達教育学』10号、2022
  • 「児童養護施設職員の就職動機に関する研究」『福岡女学院大学紀要人間関係学部編』24号、2023
  • 「価値づけ方略の再検討」『福岡女学院大学大学院紀要 発達教育学』5号、2018
  • 「やる気喪失状況と動機づけ方略,及び動機づけの関連の検討」『人間文化研究』31号、2013
  • 「大学生の動機づけ調整スタイルの検討」『科学研究費助成事業 若手研究(B)報告書』、2014
  • 「Previous task experience in metacognitive experience」『PsychologicalReports』100号、2007

研究教育活動

日本心理学会、日本教育心理学会、日本行動科学学会、日本子ども学会、日本保育学会に所属

坂田 和子 教授

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  • 学位:修士(教育学)
  • 出身大学:広島大学
  • 担当科目:「発達心理学I(総論)」「発達心理学Ⅱ(乳幼児と親の発達心理)」「子ども学観察演習」「子ども理解の方法と実践」「子育て支援論」

専門分野

発達心理学
認知科学

乳児、幼児、児童、青年・・・それぞれの発達期でみえる世界や感じ方は同じでしょうか。また、同じ発達期であっても個々でみえる世界や感じ方は同じでしょうか。発達心理学や認知科学は、それぞれの発達期を生きる一人ひとりが発達的特徴として表現されたり、個々の彩りをもって豊かに表現される味わい深い学問です。

主な研究業績

  • 『よくわかる!教職エクササイズ 教育心理学』(共著)ミネルヴァ書房 2018年
  • 『乳児保育』(共著:編者)総合健康推進財団 2018年
  • 『子どものことばを育てる保育』(共著)教育出版 2020年
  • 「幼児における手触りの快不快とオノマトペに関する基礎的研究―触素材に対する反応と触感の表現―」(共著) 福岡女学院大学大学院紀要 発達教育学 創刊号、2016年
  • 「危機を支える教育相談システムの構築に関する研究―危機事態に備える簡易マニュアルの作成―」(共著) 福岡女学院大学大学院紀要 発達教育学 創刊号、2016年

研究教育活動

乳幼児児童期の発達から、個人の生涯発達や関係性の発達、そして人間という動物の認知行動特性と多様性を取り巻く生態学的システムについて関心があります。現代的課題について当事者から学ぶことを大切にし、乳幼児児童青年期とその時期に関わる場(家庭、園、学校など)や営み(生活、学び(学習))を検討し、臨床心理士として同じ空間を共にしています。またいくつかの自治体で幼保小連携・接続カリキュラムの監修、遊び込む環境についておもちゃ屋さんなどと空間を創造していくプロジェクトなどを行っています。

高原 和子 教授

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  • 学位:修士(体育学)
  • 出身大学:福岡大学
  • 担当科目:「保育内容(表現)」「子どもと運動遊び」「体育」「運動遊び実践」

専門分野

体育学
(子どもの身体活動分野、身体表現分野、運動健康学)

子どもの身体活動分野は,運動遊びをはじめ,乳幼児期の子どものからだを使った活動について考える分野です。身体表現分野は,子どもの感性や表現力を伸ばすためのイメージと動きをベースにした表現活動について考える分野です。運動健康学は,運動(身体活動)が人の健康にどのように影響するのか考える分野です。

主な研究業績

  • 『すこやかな子どもの心と体を育む改訂運動遊び』(共著・編者)建帛社,2020年
  • 『乳幼児のための豊かな感性を育む身体表現遊び』(共著)ぎょうせい,2020年
  • 「素材を用いた環境設定の有用性−布遊びから見た5歳児の発達−」(共著)福岡女学院大学大学院紀要発達教育学 第11号,2023年
  • 「幼児における身近な素材(ダンボール・布・新聞紙)を用いた遊びの特徴」(共著)福岡女学院大学紀要人間関係学部編 第24号,2023年
  • 「幼児の自発的なダンボール遊びにおける動きの内容」(共著)福岡女学院大学大学院紀要発達教育学 第6号,2018年
  • 「幼児の身体活動と体力・運動能力との関係」(共著)福岡女学院大学紀要人間関係学部編 第17号,2016年

研究教育活動

乳幼児期の子どもを対象にした運動遊びの方法とその影響についての研究と子どもの感性と表現力を伸ばすための身体表現活動の実践的な研究を行っています。特に近年は,幼児期におけるイメージをもって主体的からだを使って遊ぶことによる多様な動きの獲得と豊かな感性を育むための環境設定について,身近にある素材を用いた実践研究をすすめています。

鳴海 正也 教授

  • 学位:修士(学校教育学)
  • 出身大学:兵庫教育大学大学院(特別支援教育専攻)
  • 担当科目:障害児教育論、病弱児の心理・生理・病理、特別支援教育実習指導

専門分野

特別支援教育学

ヒトが持っている困りは多様で複雑です。でも、その人に寄り添い支援したいという心の働きは人類普遍のものではないでしょうか。私もあなたも支援が必要かも、そんな気持ちを大切に教育と研究を進めています。一緒に考えていきませんか?

主な研究業績

  • 「ASDのある中学生の自立活動の効果に関する研究―サブグループに注目してー びわこ学院大学・びわこ学院大学短期大学部 地域連携研究センター年報 第9号 2022年
  • 通級指導教室の全国調査からみる現代的課題に関する考察 びわこ学院大学・びわこ学院大学短期大学部 第12号 研究紀要 2020年
  • 共生社会に向けた障害者理解の評価に関する基礎研究Ⅰ -教育系大学生を中心に- びわこ学院大学・びわこ学院大学短期大学部 地域連携研究センター年報 第7号 2020年

研究教育活動

特別支援教育士会特別支援教育士会京都市ブロック代表、日本LD学会 大阪大会運営実行委員、日本臨床発達心理士会発達障害教育部会委員、非営利社団法人 NPO山梨幼児野外研究会 専務副理事

堀江 幸治 教授

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  • 学位:教育学修士
  • 出身大学:九州大学
  • 担当科目:「障害児教育論」「肢体不自由児の心理・生理・病理」「肢体不自由児教育論」

専門分野

特別支援教育学

主に、肢体不自由児や重度・重複障害児に対する運動-動作に関わる教育的支援について研究や実践的活動をしています。

主な研究業績

  • 「肢体不自由の疑似体験を伴う模擬授業の試み」『九州女子大学学術情報センター研究紀要』7号2024
  • 「動作法の初心者向け研修動画の作成」『九州女子大学学術情報センター研究紀要』7号 2024
  • 「重度・重複障害者に対する動作法の適用事例:2泊3日のミニ・キャンプを通して」『九州女子大学紀要 』第58巻 第1号 2021
  • 「4年次特別支援学校教育実習への対応と課題~教員の資質能力の視点から~」『九州女子大学紀要』第56巻 第2号, 2020

研究教育活動

日本リハビリテイション心理学会、日本特殊教育学会、日本肢体不自由教育研究会他に所属。
心理リハビリテイション活動(福岡県糸島市,山口県防府市,山口県周南市 他)に携わっています。

吉田 尚史 教授

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  • 学位:修士(教育学)
  • 出身大学:早稲田大学
  • 担当科目:「教育原理」「教職概論」「教育課程論」「子ども学概論」「子ども学フィールド演習」

専門分野

教育学

「教育」という関係性が人間発達における学びのプロセスに影響する際に、その道筋となる教育課程や、直接的に関係性を構築する立場にある教師としての学び、また発達における環境としての時間や空間の様相とICTによる変容に興味を持ち、取り組んできました。また保育者・教師教育におけるフィールドワークの位置づけについても課題としています。

主な研究業績

  • 「日本の基準カリキュラムにおけるダイバーシティの視点-SDGsの枠組みから見た幼稚園教育要領の検討を手がかりとして」 学習社会研究 第4号 学事出版 2022年
  • 「ISCEDにおける「非大学型高等教育」プログラム要件と教員養成制度理念について」 福岡女学院大学、福岡女学院大学紀要 人間関係学部編 第18号 2017
  • 「平成23年中央教育審議会答申および教育再生実行会議第五次提言における職業教育機関としての大学像 − 教員養成制度理念の観点から」(共著)
  • 福岡女学院大学、福岡女学院大学大学院紀要発達教育学 第3号 2017年
  • 「戦後学校教育課程成立期における「経験主義」受容の様態について」 福岡女学院大学研究紀要 人間関係学部編 第17号 2016年

研究教育活動

日本教育学会、日本国際教育学会、日本学習社会学会、日本教師教育学会他に所属

石井 健作 准教授

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  • 学位:博士(学校教育学)
  • 出身大学:兵庫教育大学大学院
  • 担当科目:小学校理科、小学校生活科、初等教科教育法(理科)、初等教科教育法(生活)、総合的な学習の時間の指導法、授業研究

専門分野

教科教育学
教育方法学

主に理科教育の中での、科学言語の有効性について研究を行ってきました。
小学校の子どもたちは、理科や生活科が大好きです。
20数年間の小学校での教員経験を活かし、「なぜ、理科を学ぶの?」「どうして生活科があるの?」「総合的な学習の時間の授業づくりはどうするの?」という問いを学生の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
大学の授業では、学校現場で生かすことができる実践的な授業を心掛けています。
学ぶ楽しさ、教える喜びを一緒に味わいましょう。

主な研究業績

  • 「小学校における電流の概念獲得のための『粒子傾斜モデル』の有効性」理科教育学研究、2009
  • 「小学校5年『流れる水のはたらき』における学習内容理解のための『科学用語』導入の有効性」、理科教育学研究、2011
  • 「小学校理科授業における『科学言語』の重要性に関する実践的研究」、兵庫教育大学博士論文、2011
  • 「生活科における『共通体験の有効性』」、福岡女学院大学紀要、2019
  • 「小学校総合的学習におけるプログラミング教育に関する教材開発」、福岡女学院大学紀要、2021
  • 「小学校理科『音の性質』に関する教材研究~『小学校学習指導要領 理科編』の歴史的変遷をもとに~」、福岡女学院大学 教職実践センター 教育実践研究、2021
  • 「小学校教員養成課程における総合的学習プログラミング教育に関する実践」、福岡女学院大学紀要、2022
  • 「小学校理科におけるDXに関する一考察~第5学年『電磁石の性質』の実践を事例として~」、福岡女学院大学 教職実践センター 教育実践研究、2022
  • 「生活科授業における『共通体験』に焦点を当てた授業実践報告」、福岡女学院大学 教職実践センター 教育実践研究、2022

研究教育活動

日本理科教育学会、日本科学教育学会、日本教科教育学会、ソニー科学教育研究会、日本生活科・総合的学習教育学会

小栗 正裕 准教授

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  • 学位:修士(教育学)
  • 出身大学:佐賀大学大学院・聖和大学大学院
  • 担当科目:「保育原理」「保育内容総論」「保育内容(環境)」「小学校生活科」

専門分野

幼児教育学

子どもと地域社会のかかわりに関心を持ち、研究を続けてきました。特に、幼児期から児童期に至るまでの社会認識の形成について、保幼小接続との関連より研究をしています。同時に、地域社会から子どもへのかかわりについて、コミュニティ形成の視点から関心を持っています。

主な研究業績

研究教育活動

日本保育学会、日本乳幼児教育学会、日本生活科・総合的学習教育学会、日本保育文化学会、九州教育学会、西日本社会学会

  • 「韓国・釜山における幼児教育の実際―公立保育所(オリニジップ)・自然学校・生態幼児教育」(共著)保育文化研究 5 99-110 2017年
  • 「幼稚園と小学校の接続についての予備的考察―保育内容・領域「環境」と小学校「生活科」を中心に」久留米大学文学部紀要(社会福祉学科編) 14 17-28 2015年
  • 「幼児期から小学校低学年における「社会認識」ー保育内容・領域「環境」から小学校「生活科」を通しての一考察」福岡女学院大学紀要(人間関係学部)22 63-69 2021年
  • 『保育の学び・ファーストステップ』(共編著)青踏社 2018年
  • 『ともに生きる保育原理』(共著)みらい 2018年
  • 『遊びと生活をひらく保育内容総論』(共著)ミネルヴァ書房 2022年
  • 『福岡県内における児童館の運営実態および研修ニーズについてのアンケート調査 報告書』(共著)FUKUOKA児童館・児童クラブネットワーク 2019年

福島 さやか 准教授

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  • 学位:博士(教育学)
  • 出身大学:広島大学
  • 担当科目:「初等教科教育法(音楽)」「音楽表現」

専門分野

音楽教育学

音楽教育に関する史的変遷を中心に研究を進めています。

主な研究業績

  •         
  • 「米国1920年代の初等音楽科教科書における読譜指導の教育課程-1900~1910年代の唱歌教科書との比較を通して-」『音楽教育史研究』第10号、2007、pp.25-37
  • 「歌唱活動の実態調査を通した幼児音楽教育の在り方に関する研究」〔研究ノート〕(共著)『国際幼児教育研究』第26号、 2019、pp. 147-158.
  • 「小学校音楽科における鑑賞教育に関する一考察」(共著)『福岡女学院大学大学院紀要:発達教育学』第8号 、2020、 pp. 11-18.
  • 『第4版 小学校音楽科教育法』ふくろう出版、2020.(分担執筆)〔第2章第3節 共通事項を担当〕
  • 『改訂5版 幼児の音楽教育法』ふくろう出版、2023. (分担執筆)〔第4章第4節 わらべうたを担当〕
  • 「Eleanor Smithの音楽観 : The Children’s Hymnal (1918)の作品を通して」『福岡女学院大学紀要 人間関係学部編』第25号、2024、pp. 43-48.

研究教育活動

日本音楽教育学会、日本教科教育学会、音楽教育史学会、全国大学音楽教育学会、国際幼児教育学会等に所属しています。

松尾 裕美 准教授

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  • 学位:修士(人間発達学)
  • 出身大学:中村学園大学大学院
  • 担当科目:「保育者論」「幼稚園教育実習指導」「総合実践演習」「教育技術論」「保育者実務論」「キリスト教と子ども学」

専門分野

保育学

保育職における子どもとの関わり方について、距離感、言葉の遣い方、表現法などを通して「心もち」に近づく保育を課題としています。

主な研究業績

  • 『子どもの姿からはじまる領域・言葉』(共著)2020年12月 みらい出版
  • 「子どもの気持ちを理解する保育者の在り方(2)―倉橋惣三の保育方法論より―」福岡女学院大学紀要人間関係学部(第20号)2019年3月
  • 「保育者養成における新幼稚園教育要領領域「言葉」に関する一考察」福岡女学院大学紀要人間関係学部(第20号)2019年3月
  • 「子どもの気持ちを理解する保育者の言葉の使い方―Thomas Gordonによる人間関係への学びについて」―福岡女学院大学紀要人間関係学部(第21号) 2020年3月
  • 「幼稚園教諭・保育教諭に求められる資質能力の方向性―保育者として習得することが求められる課題について―」 福岡女学院大学紀要人間関係学部(第22号)2021年3月
  • 「児童文化財の実践力向上における課題研究―保育現場での実践を通して―」福岡女学院大学紀要人間関係学部(第23号) 2022年3月
  • 「子どもの気持ちを理解する保育者のあり方(3)-倉橋惣三の保育論及び現代に続く保育論についてー」福岡女学院大学紀要人間関係学部(第24号)2023年3月
  • 「児童文化財の活用についてー養成校における授業内容と実践―」福岡女学院大学紀要人間関係学部(第25号)2024年3月

研究教育活動

日本保育学会・日本リハビリテーション心理学会・日本キリスト教教育学会幼稚園における研修会講師、保護者会における講演活動を通して現場の先生方と共に研究会を行っています。

毛利 泰剛 准教授

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  • 学位:博士(心理学)
  • 出身大学:広島大学
  • 担当科目:「発達・教育相談の基礎」「発達・教育相談の方法と実践」

専門分野

臨床心理学
教育相談
遊戯療法

子どもの発達や教育相談についての実践や研究を行っております。特に絵や遊び道具などのモノを使った心理臨床に関心があり、箱庭療法や遊戯療法の効果の検証や適用範囲を広めていく研究を進めています。

主な研究業績

  • 「将棋が治療関係を促進させる役割 —非行傾向を示す男子中学生への訪問面接過程—」『遊戯療法学研究』第10巻 第1号、2011
  • 『プレイセラピー』「教育相談の最前線—歴史・理論・実践— 第二版」 八千代出版、2021
  • 「教員・保育者を志望する学生の芸術療法体験に関する研究-フィジカルディスタンスを守った箱庭制作体験-」 福岡女学院大学紀要人間関係学部編 第24号、2023

研究教育活動

日本心理臨床学会、日本発達心理学会、日本箱庭療法学会、日本遊戯療法学会
臨床心理士としてスクールカウンセラーやクリニックにおけるカウンセリング、幼稚園・保育所の発達相談などを行ってきました。

若山 哲 准教授

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  • 学位:美術修士
  • 出身大学:東京藝術大学
  • 担当科目:「子どもと造形遊び」「初等教科教育法(図画工作)」「表現概論」

専門分野

美術(絵画)

日常生活における何気ない風景をテーマとした、顔料による平面作品の制作を主に研究を行っています。

主な研究業績

  • 邂逅 第49回創画展 2022
  • 霧の音 第50回創画展 2023
  • 造形活動・図画工作についての一考察 -子どもの描画・工作活動における留意点について- 福岡女学院大学人間関係学部紀要 第25号 2024

研究教育活動

表現と言う側面から子どもをどのように捉えていくのかについて、研究を進めている。幼児期における造形活動のあり方について授業をおこなうとともに、様々な素材を使った造形活動のワークショップの実践も行っています。

稲富 憲朗 講師

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  • 学位:文学修士
  • 出身大学:久留米大学
  • 担当科目:「児童家庭福祉論」「社会的養護」「社会福祉援助技術」

専門分野

社会福祉学

社会的養護分野(乳児院・児童養護施設など)。様々な理由で家族と離れ、施設で暮らさなければならない子どもたちの育ちの保障、家族支援や親子の関係性支援、養育環境としての今後の施設形態と養育論、人材養成等の今後の課題について考えています。

主な研究業績

  • 「児童養護施設改革への課題と展望~被虐待児へのかかわりから見えてくるもの~」久留米大学大学院 比較文化研究科修士論文2004年
  • 「家庭支援専門相談員の役割」全国社会福祉協議会出版「月刊福祉」2008.9月号
  • 「一人ひとりの子どもをトータルに支えるとは」全国児童養護施設協議会季刊誌「季刊児童養護」41(2)2010年

研究教育活動

社会福祉士・日本社会福祉学会・日本学校ソーシャルワーク学会

野中 亜紀 講師

  • 学位:博士
  • 出身大学:愛知県立芸術大学・京都市立芸術大学大学院
  • 担当科目:「子どもと音楽遊び」「小学校音楽」「音楽」「授業研究」「初年次教育」

専門分野

音楽教育学
音楽学
エジプト学

音楽教育学の分野では、自分の現場指導での経験をもとに、「一貫した音楽教育」をテーマに研究を進めています。また音楽学・エジプト学分野では古代エジプトの音楽について研究をしています。

主な研究業績

  • 「『「幼少連携」を踏まえた小学校課程における音楽科指導法:小学校指導要領と幼稚園教育要領を「幼小連携」の観点からみて』愛知文教大学教育研究(14)33‐40、2023年
  • 『ICTを活用した義務教育課程における音楽科授業の課題:サン・サーンス《動物の謝肉祭》による鑑賞授業の実践』愛知文教大学教育研究(11)21‐27、2020年
  • 著作『ツタンカーメン王墓出土の楽器:エジプト学と音楽学のはざまで』株式会社みらい、2023年
  • 研究教育活動:日本音楽学会、古代オリエント学会、地中海学会などに所属しています。

研究教育活動

日本音楽学会、古代オリエント学会、地中海学会などに所属しています。

森谷 由美子 講師

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  • 学位:修士(医科学)
  • 出身大学:久留米大学
  • 担当科目:「乳児保育Ⅰ・Ⅱ」「こどもの健康と安全」「子どもと健康」

専門分野

小児看護学

アレルギー疾患をもつ子どもの自己管理能力や発達段階に応じた健康教育をおもな研究テーマとしています。また、デートDV予防教育(関係性のなかの暴力)、災害と子どもの支援、幼児期の防災教育など、災害ボランティアを学生と共に活動した経験を通じ、災害への備え、防災教育などについても取り組んでいます。

主な研究業績

  • 森谷由美子ほか (著書)イラスト子どもの保健・健康と安全,東京教学社 2023
  • 酒井康江, 丸山智子, 森谷由美子, 松尾和枝 学生のボランティア活動推進のための教員および大学の役割-熊本地震復興支援ボランティア活動から考える (第2報)-.福岡女学院看護大学紀要,2022
  • 寒水章納 森谷由美子 高校生におけるデートDV被害・加害の実態の年次推移,日本フォレンジック看護学会誌,VOL8,No.2,35-46,2022
  • 森谷由美子 地域を育てる小児アレルギー・エデュケーター: ソーシャル・キャピタル概念を手がかりに. 日本小児臨床アレルギー学会誌,18(1), 1-6.2020

研究教育活動

日本小児看護学会、日本小児臨床アレルギー疾患学会、日本看護学教育学会、日本フォレンジック看護学会所属、福岡県内での「デートDV予防教育」活動(任意団体デートDV防止ふくおか代表)「保育士キャリアアップ研修(保健衛生・安全対策)」講師(福岡市、長崎市、山口県)