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2014.02.23

言語芸術学科

学科カリキュラムについての学生の期待

 以前からご連絡しておりますが、言語芸術学科はネットラジオ局を開局しています。このラジオ局には現在「ラジオドラマ」「NEWS DJ」「F3」「極めつけ航海」という4つの番組があります。これらの番組の内容は教員が指示したものではなく、学生たち自身が考えています。さて今回のNEWS DJでは学生たち自身が2年生になって履修する科目について話をしているので、この内容が学科教員としてはかなり感動するものだったの、ぜひ紹介し、皆様にもお聞きいただきたいと思いました。

 大学の学部や学科のカリキュラムはそれぞれの「学部や学科の特徴」が反映された構成になっています。しかし実際の科目としてはおのおのの独立性が高く、カリキュラム全体の連関性は強くありません。言語芸術学科では学科の内容を検討するプロセスで、所属する教員が連日連夜議論してカリキュラム全体の有機的連関を意識して、それぞれの科目を構築しました。特に必修科目についてはカリキュラム全体の連関性の「かなめ」となる科目を配置し、「学生の好みに関わりなく」、学科カリキュラム全体を活かす科目になっています。学生自身は選択しない科目かもしれません。しかしその科目をきちんと勉強すれば、学科での今後の勉強をいかすことになります。こうした意図を学生たちはきちんと把握していました。
 どこの大学でもそうだと思いますが、大部分の学生は個々の科目の面白さに期待していて、学科のカリキュラム全体に期待するということは少ないと思います。しかし今回の学生たちの話を聞いていると、言語芸術学科の学生たちは個々の科目はもちろんのこと、学科全体のカリキュラムに対して期待していることがわかります。こういう期待は我々教員にとって大きなプレッシャーになりますが、それでも我々は学生の期待に応えられるようにしっかり準備します。

http://net-radio-fj.seesaa.net/article/389396900.html

<言語芸術学科の内容紹介>
 言語芸術学科は、言語芸術作品(文学や映画)を【教材】として使いながら、言語(日本語・英語)能力と思考力を徹底的に鍛え、何事にも臨機応変に対応出来る逞しい人材を育てることを【教育目標】においているリベラルアーツ系の学科です。【教材】と【教育目標】をリンクさせる【教育手段】として、フィールドワークなどの実践科目を豊富に備えています。