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2024.03.11

短期大学部英語科

 「日本語パートナーズとしてラオスに派遣!」(短大→国際キャリア学科へ編入したR.K.さん)

福岡女学院大学短期大学部を卒業後に、福岡女学院大学国際キャリア学部国際キャリア学科に編入学したR.K.さんを紹介します。

 

R.K.さんが短大に入学したのは、コロナ禍が始まったまさに2020年の4月でした。学校に普通に来られるようになったのは2021年の2年生の時。ただ、それでもオンラインになったり対面になったり、臨機応変に対応しなくてはならず、もちろん、留学なんて考えられない時期でした。

 

 R.K.さんの希望は、海外で活躍すること、でしたので、短大を卒業後に大学へ編入することは、R.K.さんにとっては自然な選択でした。TOEIC®600点以上を目指してこつこつと努力を重ね、国際キャリア学科へ推薦編入を果たします。大学では、国際貢献、国際交流を専門に学ぶ一方で、日本語教師になる勉強もして、大学3年生の夏に、ついに、カナダに1カ月の留学を果たしました。

さて、今年、いざ就職活動!となったときに考えたことは、自分はいったい何がしたいのか。海外で働くこと、はずっと夢でしたが・・・・。以下、「ラオス」に滞在し日本語パートナーズとして派遣されることになった経緯について、R.K.さんのコメントです。

 

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大学に入った時は明確な目標となる進路希望は無くて、漠然と「海外に長期間住んでみたい!海外で働いてみたい!」くらいしか思っていませんでした。ただ、大学の日本語教員コースの授業で日本語パートナーズに行っていたOGの方の講演を聞いた時に、日本語教師に興味を持ちました。なぜなら、海外で自分が学んだことを活かす事ができますし、海外に住みたいという夢を叶えることができる、と思ったからです。

 

大学4年生になり、卒業後の進路を考えていた時、どうしても普通に日本で就職することがピンと来なくて、色々な人に相談していました。そんな折、「国際交流基金」という団体の日本語パートナーズのプロジェクトに出会いました。応募するかどうかについて、迷いはありましたが、皆さんに背中を押して貰えたことが最終的な決め手でした。また、私はこの女学院で、「やりたい事があるのなら妥協せずに、やると決めた時にやる!」という精神を身につけ、それもチャレンジした決め手のひとつでした!

このプロジェクトで派遣されるにあたっての条件は、派遣前研修に参加すること、報告書の提出、帰国報告会への参加などで、日本語教師の資格の有無などは問われていません。派遣先がラオスに決まったのは、面接で衛生面や性格、現地での対応力などについて聞かれ、私の適性に合ったからだと聞いています。

ラオスでの活動内容は主に現地の日本語教師の先生のサポートと日本文化の紹介、現地の方々とのコミュニケーション、現地の文化や言語の習得です!

これに加えて、英語の勉強も継続していきたいと思っています!

 

(高校生・在学生の皆さんへ)

高校生、在学生の皆さん、のびのびと楽しく、自分らしくあれる将来を切り開いて行ってください。その過程で困難を感じることも多々あるでしょうが、一つずつ丁寧にクリアしていけば大体のことは何とかなります。皆さんの今後進む道のりが実り豊かで幸多からんことを願っています。

 

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 短大で学んでいたころから、よく研究室に来て様々な話をしてくれたR.K.さん。ずっと心に抱いていた夢を諦めることなく、また、自分の決めた目標をしっかりと見据えて一歩を踏み出したR.K.さん。

 きっともっともっと広い世界で視野を広げ、人間的にも成長することでしょう。今後の活躍を期待しています。