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2024.01.16

メディア・コミュニケーション学科

内定者へのインタビュー:英語を活かせるサービス業で自分を試したい

内定者へのインタビューシリーズ、今回はT・Yさんにお話を聞きました。

-4月からどんなお仕事をされるのですか

広島県の観光地にある旅館で、フロント・予約管理・婚礼サービスなどの接客サービスを担当します。

-なぜホテル業界を選んだのですか

もともと人と関わることと英語を話すことが好きだったので、外国の方と接することができ、チームで協力して働けるような環境で仕事がしたいと思い、この業界が自分に合っていると思ったので、決めました。内定先の旅館は伝統や歴史を大事にしている一方で、新しいことを取り入れながらサービスを改善していく企業であるところに魅かれました。

-就職活動を振り返ってどうでしたか

人と関わることができる「接客」に絞ってはいましたが、就職活動を始めた頃は広告、ITサポート、航空など幅広い分野を視野に入れて活動しました。3年からはインターンシップや説明会に参加して、さまざまな業界を研究しました。
エントリーしたのは50社ほどで、面接は東京、広島、福岡、熊本などで10数社受けましたね。いま振り返ると、前もって自己分析をし、もっと自分を知ることで効率的に活動ができたのではないかと思っています。

-Tさんは3年次に編入してこられましたよね

はい。英語を学びたくて短大に通っていましたが、2年の頃にもっと幅広くいろいろなことを学んで視野を広げたいと思いました。メディア・コミュニケーション学科はまさにそれが叶えられそうだったので、編入試験に挑戦しました。

-学生生活で印象に残った授業や、就職活動に役立ったことはありますか

一番は池田先生のゼミです。3年の後期に戦争についての本を1冊読み、章ごとに2人1組で課題に取り組みました。先生の授業では、疑問点を見つけ、グループでディスカッションするという形が基本ですが、この作業を繰り返すことで「話し合って考察する」「チームで成し遂げる」ことの重要性を学びました。 “チームで働きたい”と思ったのはこの授業がきっかけです。
他人の意見を受け入れることや、正解のない問題について考えることは、社会のどこに行っても必要だと思いますし、問題点を見つけ出して解決していく思考力と判断力は、就職後に必ず活かされると思っています。

他に、林田先生の「アナウンス表現研究」の授業も印象に残っています。
授業ではニュース原稿や小説などを読んで自分の声を録音し、みんなで聞き合います。他人の声を聞くと、同じ文章でも一人ひとり表現が違うので、作品に命を吹き込むってこういうことなんだなと思い、楽しく最終課題を作り上げることができました。

また、二階堂先生の方言の授業でも、普段は意識しない言葉や方言の使い方を振り返ることができ、とても興味深い内容でした。

-これから大学を目指す高校生や、就職活動をする後輩たちにメッセージをお願いします

大学選びの際は、オープンキャンパスにたくさん参加し、何を学べて、どんな就職先があるのかを幅広く見ておくことが大事だと思います。とにかく興味があることや、取得できる(したい)ものがあるかどうかから検討してもよいかもしれません。
今やりたいことがみつからなくても、メディア・コミュニケーション学科であれば、いろいろな分野の授業を受けてみることで好きなことや得意なことが見つかると思います。

これから就職活動を始める人には、しっかりと自分と向き合って自分自身をよく知ることが大事だと伝えたいです。周りを気にしたり、他の人と比べたりすると焦ってしまうと思いますが、何事も自分のペースで進んでいってほしいです。

たくさんお話をしてくださったT・Yさん、ご協力ありがとうございました。

(学科Today編集担当)