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2024.01.11

国際英語学科

授業紹介:Junior & Senior Seminars 2年間のゼミで思考力を育成 ①

ゼミでは、10人程度の学生に1人の教員がついて、個別指導をします。ゼミで学ぶことは基本的には、①研究テーマを探して、②研究成果を発表し、③英語論文にまとめる、という内容です。ここで、英語力・思考力・プレゼンテーション力が鍛えられます。今回は細川ゼミを紹介します。今後他のゼミも紹介していきますので、楽しみにしてください。

■ Junior Seminars I & II 思考法を学ぶ

3年次は「研究の始め方」や「視点」を学ぶために、文献を読みます。ゼミ生が1人1人与えられた範囲を要約発表し、その後、内容についてディスカッションをします。最初は文献に書かれたことを鵜呑みにしていたゼミ生が、この学習を通して文献内容に疑問を持ち始めます。こうした活動を通して、研究の視点を学び、疑問や気づきが生まれます。また、3年次から2年間かけて研究したいテーマを見つけ、文献収集など基本的な作業を始めます。当然その成果はパワーポイントを使ったプレゼンテーションで全員に報告します。

■ Senior Seminars I & II 本格的な研究開始

研究テーマを探すことに苦労したゼミ生も、結果としてとても興味深くユニークな研究テーマを見つけます。それぞれが異なるテーマで研究を進めるので、ゼミ生がお互いに刺激を共有し、研究に対するボルテージが次第に上がってきます。「地味な作業」の繰り返しですが、確実に「思考力」が身につきます。

研究テーマの例を上げると、映画やドラマの字幕、若者のスラング、英語教育、映画に見る文化、日本と他国(オランダやフィンランドなど)の教育事情、世界におけるポケモン名称の翻訳研究、日英のユーモアの違い、英語マンガを授業で使う、などなど多様なテーマに取り組んでいます。とにかくゼミ生は発想や目の付け所がユニークです。柔軟な思考にいつも驚かされます。

■ 英語プレゼンテーションを通して研究成果を発表

研究成果は繰り返し英語でプレゼンテーションを行います。質疑応答の時間に思いもよらぬ質問がだされ、これがその後の研究を深めます。最初は人前で話すのが苦手な学生もいますが、繰り返すことで慣れてきます。そして、社会で役立つ実践力が鍛えられます。最終発表が終えると研究成果を英語論文にまとめます。ゼミ生の皆さんは毎年素晴らしい論文を書き上げます。学生にとってはチャレンジングな科目ですが、研究が終わると言葉で表現できない「達成感」に満たされます。



将来はきっと明るい。"Not sure." を "Yes, I can do." に変える4年間となることを期待しています。国際英語学科は、学科の目標に賛同できる全ての皆さんをお待ちしています。Aim High, Fly High! Think Simple, Think Different, & Think EAGL!