学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際英語学科
  5. 教職:「英語科教育法 I〜IV」科目 プロの英語教師を育成

2024.01.10

国際英語学科

教職:「英語科教育法 I〜IV」科目 プロの英語教師を育成

国際英語学科は多様です。卒業生は企業、公務員、英語教師、大学院と幅広い分野に進みます。約9割の学生は、企業(特にサービス業)に就職しますが、英語教師(中高・児童)として活躍する卒業生も多くいます。公立・私立の中学・高等学校の英語教師を目指す場合は、「教職課程」を履修して免許状を取得する必要があります。国際英語学科では、英語科の「中学校教諭・高等学校教諭一種免許状」を取得することができます。今回は「英語教職課程」のなかでも核となる「英語科教育法」について紹介します。

■「英語科教育法 I」英語教育理論の理解

「英語科教育法 I」では英語教育理論を学習します。学習指導要領の理解、教授法の変遷、コミュニカティブな指導法の理論など重要なテーマについて学びます。また、授業は単なる講義ではなく、受講生の意見を聞きながら、日本の英語教育の問題点を考えます。受講生はこれまで受けてきた英語指導法を振り返り、利点や問題点について議論します。授業を受ける側から授業を行う側へ立場を変える準備になる科目です。

■「英語科教育法 II・III・IV」模擬授業で指導力育成

「英語科教育法 II」から模擬授業が始まります。この科目は教科書を使って「単元導入」と「読解」に焦点をあて、英語をコミュニカティブに教える指導法を学習します。「英語科教育法 III」は「文法」に焦点をあて、グループの「タスクワーク」を通して、英語を使いながら文法を習得する指導法を学びます。「英語科教育法 IV」は教育実習を終えてからのさらなる実践学習です。学習指導要領では、日本語を使わないで英語で授業を行うことが求められています。コミュニカティブな指導法を習得できるのが、国際英語学科の特徴で、本学の強みとなっています。
模擬授業はビデオに録画し、教職用の学内サイトで受講生が何度も視聴できるようにしています。また、模擬授業の前に指導細案(実際に授業で話すことばを全て記述)を提出し、教師が模擬授業を見ながらアドバイスを書き込みます。その後、クラス全員で振り返り学習を行い、授業後に「振り返り報告書」を提出します。受講生は真剣に取り組むため、実践的な指導力が驚くほど向上します。
こんな環境の中で教職課程を履修しませんか。グローバル社会に必要なものは「英語力」、そしてそれを指導するのが「英語教師」です。国際英語学科では、「英語教師はアーティスト」と捉えています。つまり「創造的な職業」なのです。下の「夢ナビ講義」ビデオをぜひご視聴ください。

将来はきっと明るい。"Not sure." を "Yes, I can do." に変える4年間となることを期待しています。国際英語学科は、学科の目標に賛同できる全ての皆さんをお待ちしています。Aim High, Fly High! Think Simple, Think Different, & Think EAGL!