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2023.12.12

国際英語学科

英語教師はアーティスト:英語の先生をめざしませんか?

「英語を使って世界で活躍したい!」こんな思いを持っているなら道は2つあります。1つは英語を使って世界で活躍すること。そしてもう1 つはグローバル人材を育成することです。後者は裏方かもしれませんが、立派な裏方がいてはじめて世界は成り立ちます。スポーツがよい例です。名コーチなくして名選手なし。グローバル人材育成には素晴らしい英語の先生が必要なのです。また、英語教育は世界的な研究ネットワークができていて、新たな指導法が次々と開発されています。しかし、日本の環境で日本人に最適化した指導法はまだ開発されていません。つまり、この分野は「クリエイティブな人材」を必要としているのです。

■ Think outside the box

"Think outsite the box" ということばを聞いたことがありますか。「箱の外に出て考えよう」という意味ですが、何を言っているのでしょう。私たちは知らず知らずのうちに、ある型にはまった思考をしがちです。私たちは常に自由に発想しているのでなく、社会の価値観に沿うような思考に陥りがちです。社会が閉塞感に満ちているいま、「箱の外」に出る勇気が必要です。つまり、新しい発想が必要なのです。たとえば、携帯電話を考えてみましょう。日本の携帯電話はテレビを見ることもでき、とても便利なものでした。ところが、ある日全く異なる発想で、魅力的なデザインで、画面に触れるだけで簡単に操作できる "smart phone" が登場し、世界のマーケットを独占してしまいました。これは「箱の外」に出たから生まれた製品です。学校教育も同じです。「学校はブラックだ」と言い続けるのは思考停止状態です。教育の素晴らしさを発見し、新しい風を吹き込むのは皆さんです!

■ 英語教師はアーティスト

国際英語学科には英語科の教職課程があります。毎年、在学中に教員採用試験に合格し、中学や高等学校で活躍しています。英語科教育法の模擬授業では、徹底して「コミュニカティブな指導法」を学びます。つまり、英語を使って生徒とコミュニケーションをとりながら英語を教える技術を磨きます。本学の特徴は、1人1人が模擬授業を行い、個人指導を通して教授法を学ぶことです。「小さな大学」だからこそできる「大きな成果」です。これも Think outside the box の発想です。皆さんはどんな授業を受けてきましたか?英語を読んで日本語に訳す、黒板に書かれたことをノートに書いて終わり。英語の授業のはずなのにほとんど英語は話さない。こうした授業を変えましょう!英語で授業を行っても、先生が分かりやすい質問をしてコミュニケーションをとると、英語が使えるようになるのです。こんな指導法を習得したいと思いませんか?

■ 夢ナビ・ビデオで解説

30分の「夢ナビ」ビデオを掲載します。新しい指導法などについて解説しています。このビデオは「夢ナビ」用に撮影されたものですが、このビデオを観た全国の高校生から大きな反響がありました。質問のメールもたくさん頂き、英語教育に関する高校生の意識の高さを感じました。特に「アーティスト」という発想に共感したようです。教室はブラックではありません。真っ白なキャンバスです!そこにどんな絵を描くのか、それは皆さんの教え方にかかっているのです!さあ、"English teachers are artists" 箱の外にでて英語教育を学びましょう!英語教育に関心のある皆さんをお待ちしています。