国際英語学科には教職課程があり、毎年、教員採用試験に合格して英語教師として活躍する学生がいます。今回紹介する H.S. さんは鹿児島県立鹿屋高等学校の出身です。福岡市教育委員会の採用試験に現役合格し、2024年4月から英語教師として現場に入ります。
■ 教師を志した理由を教えてください。
私が教員を志した理由は、人に教えることが好きだからです。私は、中学生の時に授業内や放課後等の時間で友達や後輩に勉強を教える経験をしました。その際に、自分が教えることで相手が「なるほど！」「わかった！」という言葉を発したときに、自分の中で喜びと共に達成感を強く感じることができました。この感情を常に身近で味わうことができるのは教員しかないと思い、自分の好きな英語科の教員を志望しました。
■ 採用試験合格のためにどのような勉強をしましたか。
私は教員採用試験を受けるかぎりぎりまで悩んでいたので、正直言って勉強のスタートは誰よりも遅かったと思います。それでも合格にたどり着くことができたのは、ゼミの先生や教職支援センターの先生方のおかげです。教員採用試験は出題範囲がすごく広く、どこを勉強したらよいのかわからず気持ちが落ち込むことが何度もありました。しかし、先生方の勉強へのアドバイスや支えがあったため最後までやり遂げることができました。特に自分が意識したことは、過去問を解き、出題傾向を掴むということです。頻出問題や出題方法を把握していくことが大事ではないかと思います。
■ 今後の抱負と受験生へのメッセージをお願いします。
今後は自分の英語スキルをさらに伸ばしていきたいと思います。来年からは教える立場になるので、正確な発音や意味、さらにはスムーズなコミュニケーションをとることができるように、日々勉強に励みたいと思います。受験生の皆さん、今、進路等で悩んだり、勉強面で行き詰まったりしている人もいると思います。そんなときは一旦立ち止まって周りを見てみてください。皆さんの周りにはたくさんの支えてくれる人がいます。そんな人たちとの何気ない会話が皆さんの悩みや心を救ってくれるきっかけになるかもしれません。辛い時こそ楽しいことを！笑顔を忘れずに頑張ってください！応援しています！
