客観的・国際的な視点をもって「日本語・日本文学・日本文化」に関する研究に取り組む言語芸術学科の松本ゼミ。
このたび、韓国の大邱カトリック大学を訪問して日本語日本文学科の授業「時事日本語」にお邪魔させていただき、ゼミ生が日本語や日本文化に関する二つの研究発表を行ってきました。
一つ目の発表は、「日本のアイドルファンの実態!」。
日本語文法から解説する「~ファン」と「~推し」の視点や意識の違い、「リアコ」や「同担拒否」といった現代日本語を通して考察していくファン心理の特徴。そんなポップな切り口から日本文化の多様性・柔軟性を紹介していく発表でした。
二つ目の発表は、日本語教員養成コースで学び、さらに書道の師範資格も持つゼミ生二人による「日本語を上手く書くコツ」。
韓国の学生さんに実際に日本語を書いてもらいながら、書道のテクニックを駆使した「実践的日本語教育」を行いました。そしてなんと最後に完成させるのはアイドルの推し活に使われるうちわ。片面には便利な魔法の言葉「推し事中」、もう片面にはそれぞれの推しの名前を流麗な字で書いてもらうという斬新で楽しい授業となりました。
研究発表の後は学生同士の交流会が開催され、とても有意義な時間を過ごすことができました。
大邱カトリック大学のみなさま、どうもありがとうございました。
言語芸術学科松本ゼミは、これからも客観的・国際的な視点をもった日本研究をポップに進めていきます!