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2023.10.05

短期大学部英語科

アメリカ・テネシー大学での学び:K.K.さんの報告

8月24日から9月6日の約2週間、短期大学部の提携校であるテネシー大学マーティン校に二人の短大生が交換留学を終えて帰国しました。

今回、紹介してくれるのは、K.K.さん(人吉高等学校卒業)。K.K.さんはイマージョンコースに入った時からずっと、留学することを希望しており、努力してきました。彼女は4人姉妹の3番目で、お姉さんたちもみな、留学を経験済みだそうです。自分も必ず留学する!という覚悟のもと、アルバイトで資金を貯め、イマージョンコースで英語力を磨き見事に交換留学の派遣生に選ばれました。

今回は、たくさん経験した中でも授業のこと、友達のことについてまとめてくれました。

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私は今年の夏2週間ほどテネシー大学の交換留学プログラムに参加させていただきました。

私たちは12時間を超えるフライトが終わった後に車で移動し、約1日かけてマーティンに着きました。学校はザ・アメリカという感じでとても広くて自然豊かなところにありました。私たちは時差ぼけや長期フライトで疲れていましたが、やっとテネシー大学に着いた喜びですぐに学校を見て回ったのを覚えています。これはその時の写真です。

そして私がアメリカの大学に行って一番驚いた事があります。それは思った以上に見ず知らずの人であろうと挨拶しあったりとてもフランクに話しかける文化があることです。私が一人で寮の外にあるソファーでくつろいでいたら通りすがりの人に”Hi. What’s up?” “What’s your name?”など話しかけられることがよくありました。皆とてもフレンドリーで良い人でした。日本では誰にでも気兼ねなく挨拶する文化ってあまりないなと感じました。

大学では私は3つのクラスを取っていました。「日本語の先生として」ひらがなを教える日本語クラス、日本人留学生向けのカルチャークラス、そして日本文化についてプレゼンするためにテネシー大学の生徒と一緒に準備をするクラスを取っていました。

私が一番心に残っているクラスはひらがなを教える日本語クラスです。これまで私は身近な日本語を、日本語に触れたことのない人に教えるという経験がなかったので、英語で平仮名1つ1つの違いや特徴を説明する事がとても難しかったです。

また、私たちは1度簿記のクラス(アメリカ人学生向けの通常授業)を聴講する機会がありました。借方を意味するdebit、貸方を意味するcreditさえ知らなかった私にとって、とても難しかったのですが、アメリカの大学の授業に触れるいい経験になりました。

プライベートでは以前福岡女学院大学の交換留学で福岡に来ていたアンバーと3ヶ月ぶりに再会する事ができ、彼女と一緒に “the greenway” という自然いっぱいの道を朝一緒に散歩したり、クッキーやスープを作ったりしました。その後みんなでジェンガもしました。

他にアメリカで出来た友達について紹介します。

私たちのアメリカ生活が始まった初日にWelcome partyが開かれました。そこで知り合った人達です。みんな日本のアニメ、漫画、文化などが大好きでとてもフレンドリーな人たちでした。

15人ほどで友達の寮の部屋に集まり、夜中の1時までUNOをしたりKPOPを流して歌ったりしました!

最後になりますが、今回の留学では、英語力を伸ばすだけでなく様々な経験をする事ができました。特に友達との出会いはもちろん、テネシー大学の日本人教師ハモンド先生やその家族との出会い、また、アメリカで生活をして感じた文化の違いなど、この学びを近い将来、就活に活かしたいと思っています。今回の留学に携わってくださったすべての人に感謝です。

これから女学院の英語科に来る人みんなに是非経験して欲しいなと思います!

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今回は、授業のこと、友達のことに絞って報告してもらいましたが、週末にはお祭りに参加したり、現在アメリカに留学中のお姉さんと再会したり、とても濃い2週間を過ごしたK.K.さんです。

文中にもある通り、じっくり将来のことを考えて準備をしているK.K.さん。この経験を活かしてもっともっと成長してくれることを期待しています。