学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 国際キャリア学部
  4. 国際英語学科
  5. 【Fieldwork】真夏のベトナム・フィールドワーク -世界文化遺産の街ホイアン探訪(夜の街・食の街篇)-

2023.09.30

国際英語学科

【Fieldwork】真夏のベトナム・フィールドワーク -世界文化遺産の街ホイアン探訪(夜の街・食の街篇)-

国際キャリア学部では期末の集中講義として、International Fieldwork llと称するプログラムを擁しており、学部に所属する国際英語学科と国際キャリア学科の学生が選択履修しています。今年は、8月9日(水)から8月15日(火)にかけての6泊7日の行程で、ベトナム中部に位置する世界文化遺産の街、ホイアンを16名の学生が学術研修の目的で訪れました。このブログでは、夜の街・食の街としてのホイアンでの行程をご紹介致します。

■ランタン(ぼんぼり)の街ホイアン

ホイアンでは月に一度、旧暦の14日の夜(この日は満月の夜に当たるのですが)に、街中の照明をランタンの灯りだけにして過ごす、ランタン祭りが行われます。夜のホイアンにランタンの灯りだけが浮かび上がる様子は幻想的です。このランタンには日本と中国にまつわる由来話があります。数百年前、ホイアンにはファイファという大きな貿易港があり、そこへ日本人が多く訪れて住みつき、日本人街が作られました。江戸時代に鎖国が始まると、日本人が帰国を余儀なくされ、日本人街も衰退していきました。その後も日本は朱印船で細々とファイファとの交易を続けていましたが、このころからホイアンとの貿易で中国が台頭してきます。ファイファには様々な中国の交易品が持ち込まれるようになり、その中で中国式のランタンも輸入されるようになり、輸入されたランタンはホイアンの職人たちの手によって独自の進化を遂げ、ホイアン名物になったとされています。ベトナムの人々にとってランタンは縁起の良いものとされていて、広場や家の前などに吊るして明るい未来や幸福が訪れるように願っているとされています。

■灯籠流し

ホイアンの旧市街の中央の目貫通りのバクダン通りに沿って流れるトゥボン川周辺では、灯篭流しが行われています。灯篭は川の近くの売り子の子どもたちから買うことができ、価格は1万ベトナムドン(約60円)が相場です。手漕ぎボート(乗り賃は20万ベトナムドン=約1,200円が相場)に乗って灯篭を流すこともできます。川面に映る灯籠の灯は蝋燭の灯で、幻想的の一語に尽きます。

■食文化の街ホイアン

ホイアンに限ったことではないのですが、ベトナムは実に豊かな食文化を持つ国です。ここでは、今回のフィールドワークのランチタイム、ディナータイムで16名の参加学生が堪能したホイアンでのベトナム料理について、五月雨式にご紹介致しましょう。

夜は、自分達の進路の話で盛り上がりました。すでに就職の内定が決まっている4年生の先輩たちとの会話も、熱く交わされます。

■ベトナム・フィールドワークに参加して

今回、このフィールドワークに参加した16名の皆さんに所見を伺いました。

S.U.さん(国際英語学科)出身高校名:八幡高等学校

今回このフィールドワークに参加するにあたって、私は前もって決めていた目標がありました。一つ目は異文化を積極的に受け入れ自分の身をもって経験することです。日本では見たことのない食べ物を口にしたり、怖くても勇気をもって行動してみたりと小さなことですが、とてもいい経験になったと感じています。もう一つの目標はたくさんの人とコミュニケーションをとることです。今回このフィールドワークに一緒に参加した同じ学部の人たちはもちろん、現地の観光客の人たちやお店の人、いろんな人種、年代の人と会話をしました。これが今回一番収穫したものの中で大きい物であると思います。一週間という短い期間でしたが、私にとってとても濃い時間でした。

 

A.A.さん(国際英語学科)出身高校名:九州産業大学付属九州産業高等学校

今回ベトナムに実際に足を運んで様々なことを体験し感じることができました。最初に感じたのが同じアジアではあるが雰囲気、言語、歴史、気候、人柄、文化など多くのことが日本と全く違うことに驚きました。その中でも特に違和感を覚えたのが言語の違いです。ベトナム語は耳になじみがないので初めて聞く音にとても興味が湧きました。ミーソン遺跡を見に行った際は馴染みのないヒンドゥー教寺院ということで初めて見る世界観や歴史的背景に圧倒されました。町中でたびたび見かける中国風のお寺は中国の文化をひしひしと受け継いでいるみたいで凛とした風貌でした。ホイアンのダウンタウンでは、きれいな提灯が数多くみられ日本の文化を感じるとともに歴史的背景も感じ取れました。自由時間中に体験した光る提灯に囲まれた町の川での川下りはとても幻想的でした。このフィールドワークのどの場面を振り返っても感じたこと、学んだこと、初めて体験したことに溢れていてとてもわくわくするものばかりです。こういった体験も経験や思い出となり自分自身をレベルアップさせるものになりました。とても濃い7日間でした。

 

N.K.さん(国際英語学科)出身高校名:福岡県立春日高等学校

ベトナムのフィールドワークに参加して、ベトナムと日本の違いや似ているところ、そして、ベトナムについて多くのことを学べたり、日本では体験できないことが体験できたりして、滞在した6泊7日が私にとってとても貴重な経験となりました。ベトナムは、バイク大国だということは以前から知っていましたが、実際に現地に行ってみると数えきれないぐらい沢山のバイクが道路を走っていたり、3人乗りをしている人達も沢山いたりして日本では見ることのできない光景だったので、凄く驚きました。また、ベトナムではたとえ赤信号でも止まる車は殆どいないので、横断歩道を渡る時に先生から、「一定の速さで横断歩道を渡りきることが大切だ」ということを学びました。いつか機会があれば、ダナンやハノイなどの他の地域にもゆっくり行ってみたいと思いました。

 

E.K.さん(国際英語学科)出身高校名:福岡工業大学附属城東高等学校

ベトナムの様々な文化を体験し、ベトナムは日本人にとって親しみやすい国だと感じました。そう感じた理由は、ベトナムで使用されているバイクや自転車、トイレの多くが日本のメーカーのものだったからです。また、スーパーで売られているお菓子やお水なども馴染みのあるものが多く、親近感がわきました。ベトナム料理も日本人が好むようなやさしい味のものが多く、安心して食べることができました。そして、学んだことは、ベトナム人の人柄です。ベトナム人は、親切で気さくで笑顔が素敵な人が多い印象でした。また、私の感覚では、ベトナム人は日本人よりもエネルギッシュな印象を持ちました。「今」を大事に過ごしているように感じ、恵まれた環境が当たり前にある日本人に足りない部分でもあると感じました。今回のフィールドワークで、ベトナムのことをより知りたいと思うようになり、ベトナムの良さだけでなく、日本の良さも改めて感じることができたとても貴重な経験でした。

 

R.A.さん(国際英語学科)出身高校名:福岡県立香住丘高等学校

ベトナム・フィールドワークへの参加を通して、私のベトナムに対する印象が大きく変わりました。このフィールドワークに参加する前は、ベトナム料理は口に合うだろうか、ベトナム人はどのような性格なのだろうかなど不安な要素が多々ありました。しかし、実際に行くと、ベトナム料理は何を食べてもおいしく、ベトナム人はみんな優しくいつもニコニコしていてとても居心地がよかったです。周りにベトナムに行くか悩んでいる人がいたらぜひ行くべきだとお勧めしたいくらい良い印象に変わりました。また、私は今回のフィールドワークでXin cảm ơn(ベトナム語のありがとう)をたくさん言うようにしていました。しかし、なかなか伝わらず言うのをやめようかと思いました。最後のお店で店員さんにXin cảm ơnが通じ、とてもうれしかったです。さらに、資料館でベトナム戦争時に使用されていた道具や写真を見ました。大学ではベトナム戦争について調べていたので、現地に行き実際にそのような資料を見ることができ、貴重な体験ができました。

 

A.O.さん(国際英語学科)出身高校名:明光学園高等学校

今回のフィールドワークに参加して日本とベトナムでの様々な違う点を発見することが出来ました。一点目は交通についてです。ベトナムではバイクの数が多く車よりもバイクを持っている人が多いと感じました。日本ではほとんど見ないバイクタクシーという物があり、ベトナムが世帯当たりのバイクの保有数が2位ということを理解することが出来ました。また食文化では、パクチーが入っている料理が多いと感じました。ホテルにもベトナムの伝統料理でもあるフォーにトッピングとしてパクチーがありました。このように様々な観点から日本と異なる点に気づくことが出来ました。

 

M.N.さん(国際英語学科)出身高校名:八幡高等学校

今回のベトナムのInternational Fieldworkの参加を通して積極性の必要さと伝えようとする力です。私はルームメイトとともに自由時間を有効に使ってベトナムをより深く体験したいという思いから、ココナッツボートを体験しに行きました。その中で、道が分からない、現地の方から話しかけられても何を言っているのかわからないということが多々ありました。しかし、私たちは積極的に現地の方と英語、ジェスチャー、地図アプリを使い、それでも難しければベトナム語に翻訳して伝えるなどなるべく自分たちの最大限の力を使って体験を行うように心がけました。その結果、その現地のベトナムの方と仲良くなったり、目的地まで案内しながらついてきてくださったりしました。ベトナム語があいさつ程度しかわからなくても、言語の壁を乗り越えて異文化交流を行うことが出来たと感じました。5日間ベトナムで過ごす中で日本とは言語も習慣も文化も違うことを頭ではわかってはいましたが、いざ言葉が伝わらなかったり、トイレでトイレットペーパーを流さないという文化であったり、天候の変化であったりなど海外旅行が初めてであった私にとって日本とは全く違う普段体験することのできない貴重な体験をすることが出来、自分にとっていい財産となりました。

 

N.T.さん(国際英語学科)出身高校名:北九州市立高等学校

ベトナムに行く前は、ベトナムという国は、発展途上国で現在急成長している国という漠然としたイメージしかありませんでした。しかし、今回のフィールドワークに参加してベトナムについて多くのことを感じ、学ぶことが出来ました。一つ目は、ベトナムの気候です。日本よりも湿気が多く蒸し暑く感じました。また、日差しも強く、日中は出歩くのが厳しいぐらい暑かったです。二つ目は、ベトナムの食文化です。ローカルなお店で昼食や夕食を食べても1食がとても安く、驚きました。海鮮を食べたり、ベトナムビールを飲んだりしても、日本の食事に比べて、とても安く物価の安さに驚きました。また、ベトナムの料理はパクチーなどが使われているため、癖が多い料理かと思いましたが、どの料理もおいしくいただけました。次に、ベトナムは日本のように車が主流ではなく、バイクが主流だったことに驚きました。バイクに乗っている人数も日本とは違い、二人乗りは普通で、多いときは四人くらい乗っていたバイクを見かけ、さすがに危険だと感じました。最後に、ベトナムは仏教国であるため、多くの寺院や中国の偉人を祀った建築物がありました。また、寺院も日本のように黒や茶色のような暗い色ではなく、黄色やピンク、オレンジなどカラフルでポップな寺院が多くみられ、とても興味深く感じました。

 

R.F.さん(国際英語学科)出身高校名:朝倉高等学校

私はベトナムに行ってほんとに良かったと思いました。日本以外の文化に触れることが今までほぼ無かったので他の国の文化に触れることが出来てとても楽しかったです。一番驚いたことは赤信号なのに車が停まってくれないことです。初めは本当に怖くて叫びながら渡っていたのですが、次第に慣れてきて運転手とアイコンタクトをして堂々と渡れるようになりました。他にも私は海外の雑貨、ファッションが好きなのでベトナム雑貨や服を生で見て自分で買うことが出来て、とても良い経験が出来ました。このフィールドワークで先輩方とも仲良くなれて就活の話をたくさん聞けたのでもっと自分の将来について考えないといけないと危機感を持ち、自分が何をしたいのかを考える時間をとることができました。

 

R.U.さん(国際英語学科)出身高校名:福岡大学付属若葉高等学校

私は、ホイアン市での異文化体験を通して、ベトナムの歴史や日本との深い関わりについて学ぶことができました。シルク工場の見学、ホイアン市内の建造物や風景、そして世界文化遺産のミーソン遺跡です。自然に囲まれたとても神秘的な場所で、チャンパ王国時代の宗教彫刻や祭壇が立ち並んでいる風景はとても魅了的でした。その他にも、ベトナムの食文化を経験したことで、同じアジア圏でも食文化や習慣が異なることを経験し、不思議だと感じた上に新たな経験に繋げることができました。今回のフィールドワークを通じて、よりベトナム文化や歴史に触れたいと感じました。また、他のアジア圏についても今後沢山学んでいきたいと考えます。

 

M.I.さん(国際英語学科)出身高校名:福岡大学附属若葉高等学校

なかなか実際に見ることができない絹織物の作業場を見たり、日本とベトナムのつながりを証明する日本橋など今まで歴史についても知ることができとても興味深く、いろんな知識を身につけることができました。日本ではあまり食べることのない、香辛料を使ったベトナムならではの料理を食べたりして食文化の勉強もできました。ホイアンで有名なランタンも近くで見ることができ、とても綺麗な街でした。他にもミーソンという世界文化遺産の遺跡に行ったりし、近くで歴史的な建物を見る体験もすることができ、それにはどんな歴史があるのかも知り、また新たな知識として取り入れることができました。

 

N.H.さん(国際キャリア学科) 出身高校名:福岡県立武蔵台高等学校

本フィールドワークへの参加を通して様々な点においてベトナムの文化と人柄について感じることができました。まず一点目はベトナム人の人柄です。ベトナム人は非常に時間にルーズです。日本人が極端に時間厳守ということも考えられますが、飛行機の出発時間は基本30分程度遅れていました。時間に対してはおおらかな国民性であることがわかりました。さらに伝統工芸品が盛んなことから職人気質で器用なひとが多いなという印象です。性格に関してはポジティブ思考で強いイメージを受けました。市場などでは強引にお客さんを引き込む姿など日本ではあまり見ることない光景でした。私が驚いたことは語学スキルが非常に高いことです。年齢問わず、多くのベトナム人は英語が非常に流暢でした。向学心旺盛で真面目な人が多いと感じました。二点目は食です。ベトナム料理は辛すぎたり、甘すぎるといったことはなく、さっぱりとマイルドな味付けであると感じました。海に面していることもあり、海鮮料理もとても豊富でそれに加えて、生野菜や香草をたっぷり使っているため、ヘルシーな料理が多くありました。日本人の口にも合う料理が多く、非常に食べやすいと感じました。三点目は日本との関連性です。ベトナムの町中を見ると日本車や日本製の家電、日本食などあらゆる場面で日本との関係を感じることができました。ベトナムは親日であることが町や市場、あらゆる場面で感じることができました。今後、さらに深く歴史や日本との関係性について調べていきたいと思いました。

 

Y.H.さん(国際キャリア学科)出身高校名:筑紫中央高等学校

今回のベトナムフィールドワークを通して私は様々なことを学ぶことができました。ベトナムは物価が日本と比べて非常に安く、様々な物をとても安く買ったり、利用できたりしました。それはやはり、ベトナムが今のところ他の先進国に比べ社会的に進んでいないからか、と思っていましたが、ホイアンから少し離れたところに行く道中で外を見ていると、日本の東京に劣らない、もしくはそれを越えるくらいの大きな建物などが多く建つ、都会が広がっていました。私はそれらを見て、ベトナムはこれからどんどん進んでいく国だなと確信しました。今度はハノイやホーチミンなどに行き、ベトナム中心部の社会の現状を見てみたいと思いました。文化の違いに関しては、本当にたくさんありました。例えば、食文化に関して。ベトナム料理はほとんどがとても美味しかったです。1週間を通して思ったことは、どの料理もヘルシーだということです。味が濃い料理がほとんどなく、よく噛む必要がある物が多かったため、毎回素材の味を楽しむことができ、少量でもわりとすぐに満腹になることができました。総じて、今回のフィールドワークに参加することができて、本当に良かったです。

 

M.J.さん(国際キャリア学科)出身高校名: 福岡雙葉高等学校

今回のフィールドワークに参加して様々なことを学びました。一つ目は、日本とベトナムでの生活スタイルの違いについてです。日本では当たり前のことが、ベトナムでは珍しいことであるのだと実感しました。その例として、水道水を飲めないこと、車線が日本とは反対なこと、車よりもバイクの方が交通量の多いことなどです。どの文化も日本と違うからこそ、お互いの国の良さを実感することができました。二つ目は、ベトナムの現地の人の性格がすごく印象に残りました。私たちが滞在した地域は観光地だったことも関係しているかも知れませんが、お話しした全ての人が明るく、そしてフレンドリーな人柄だなと思いました。三つ目は、値切りをできたことがすごく印象的でした。日本では一度もしたことがなかったことなので、挑戦するときはとても緊張しましたが、ルームメイトの人と値切りに成功できて嬉しかったです。日本ではできないことだったので、すごく思い出になりました。今回のベトナム研修では、日本とは何かも違う環境で普段話したことがない人たちとの7日間でしたが、お互いが相手を気にかけ、みんなが無事に楽しく帰って来ることができてとても良かったです。東南アジアに行くことは難しいと感じていましたが、とても充実していたため、またいつか訪れたいと思います。

 

M.T.さん(国際キャリア学科)出身高校名:東筑紫学園高等学校

私は今回のフィールドワークを通してベトナムの文化や歴史、言語など多くのことを体感することが出来ました。現地に着いた初日にまず驚いたのは気候の変化です。日本とほぼ変わりない気温ではありましたが、いざベトナムに着くととても蒸し暑く例えてみると、暑い日差しに当てられた車内のような暑さで日本では経験できないほどの気候の違いを体感することが出来ました。ホイアンの世界文化遺産である旧市街に出ると、どの街並みも美しく夜になると色鮮やかなランタンがいたるところに灯されており幻想的な風景を感じることが出来ました。私は彩り豊かなランタンの夜景に囲まれながらボートに乗り、灯篭流しも体験しました。この7日間でベトナムの食文化にも触れました。ベトナム料理は海鮮や野菜、お米から作られた麺など、主食は日本と同じ「お米」でどの料理も食べやすく、その中でも海鮮焼きそばは何度食べても飽きないほど美味しかったです。お米から作られた麺料理であるフォーは鶏肉や牛肉など味の種類も豊富で、ライスペーパーを使った料理の食べ方もさまざまあり、ベトナムの食文化を楽しみながら学ぶことが出来ました。この経験を通してベトナムの文化やベトナム語、英語により興味を持ちました。何より普段の授業だけでは理解をすることが難しい真の歴史に直接触れながら学ぶことが出来たことです。今回の経験を生かしてこれからの学校生活をより充実させていきたいです。

 

A.M.さん(国際キャリア学科)出身高校名:筑前高等学校

今回私はベトナムの研修を通して大きく2つ面白いと感じたことがあります。1つ目はベトナムの方々の優しさです。飲食店やマッサージ店でも警戒心の強い私は疑ってしまうくらいフルーツを出してくれたけれど、本当にサービスだったりとなんだか優しすぎて面白い国だと感じました。私が今まで行ったことのある国の中で最も親切で安心できた国でした。2つ目は交通です。私たちは毎晩のようにダウンタウンにホテルの車かタクシーで移動していました。その際、私は助手席に乗ることが多く、前方がよく見える位置にいました。最初は伸びきったシートベルトをつけたり、クラクションを鳴らしまくる交通環境に怖さを感じていました。しかし、何日も乗るうちにベトナムの交通の面白さに気づきました。まず、ベトナムの運転手はセンターラインが自分の中心線と思っているのかというくらい道路の真ん中を走ります。また、バイクが多いのでどんどんバイクを抜いていきます。バイクだけかと思ったら、対向車がいるのに前方の車も抜いていきます。しかし、不思議とぶつかりません。私はこの1週間を通して特にベトナムの人々の優しさと交通文化に興味を持ちました。ベトナムは人生で初めてまた行きたいと思う面白い国でした。

国際英語学科では、学科が掲げるEAGL Liberal Artsの中で、「英語」を基軸としながら、高度な英語力の養成、英語教育分野での教師免許等の資格取得、国際関係論・国際協力論分野での実学の習得、英語学を軸とする学術研究、海外留学、国際フィールドワーク、ビジネス・プログラムといった多彩な学術分野・実学分野での学びの機会を提供いたします。