2023年7月15日、福岡女学院看護大学シミュレーション教育センター(福岡県古賀市)において、「特別支援教育実習指導」の授業「医療的ケア実習」が行われました。特別支援学校では児童生徒の必要に応じて教員が口腔内の痰の吸引や経管栄養などの医療的ケアを行っています。子ども発達学科3年生と4年生21名が出席し、看護大学の藤野教授ら3名の先生方にご指導いただきました。4グループに分かれて「バイタルサイン、喘息発作の呼吸音、痰の吸引、経管栄養」について学びました。写真①は呼吸音を聴診器で聞いており、写真②は口腔内の水を吸引している様子です。
写真① 呼吸音の聴診 写真② 口腔内の吸引
〜学生の感想の紹介〜
○医療器具を使って体験することで、バイタルサインの時に声を掛けながら呼吸を見ることの難しさなどを学ぶことができました。
○医療的ケアが必要な児童に対して、必要な支援を正しく落ち着いて行えるよう勉強していきたいと思いました。
○経管栄養は私たちの昼食と同じなので、「言葉がけが大事」というお話が印象的でした。そのような配慮ができる教師になりたいと思いました。
○どの項目でも、子どもの様子をしっかりと目でみたり耳できいたりして観察することが大切と考えました。
(※この感想は以前の実習の時のものです。)
今回の経験をもとに、さらに充実した実習指導を検討します。看護大学の先生方、ご指導をありがとうございました。
担当教員:藤田 文責:福島