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2023.07.07

言語芸術学科

【教員の活動紹介】世にも珍しい石版印刷! 大島先生の解説付き

 近年、朝ドラ『らんまん』の影響でちょっと気になる石版印刷(神木隆之介さんが演じる槇野万太郎が石版印刷工場で働きつつ、植物図鑑出版めざしてがんばっています)。

 福岡女学院大学図書館にはその石版印刷によってつくられた貴重な資料があります。

 写真はプチジャン版と呼ばれるもの。明治2年ですから今から150年以上前、長崎の教会堂にて印刷されたものです。フランスから来日したド・ロ神父(この方のことは3年生の授業「キリスト教人間学」で学びます)が、長い潜伏キリシタン時代を生き抜いたものを復刻出版しました。この書物はカトリックの礼拝内容について、その教えを語っているものです。各ページは、伝統的な和柄文様もあれば、キリスト教らしい十字架や聖書関連のデザインもあしらわれています。

 言語芸術学科の大島先生はその内容を解説できてしまうのです! (実際にこうした貴重な史料をゲットしてきました) 同じく言語芸術学科の松本先生はそのような史料が読めるように、「日本文学Ⅰ」の授業で古文献の読み解き方を教えてくれます。

 学生は二人の先生の手ほどきを受けて、貴重な史料を実際に手にして、興味ある内容を汲み取っています。

 言語芸術学科では、こんな貴重かつ本格的な学びも出来ます!

 

 大島先生は、7月22日(土)のオープンキャンパスにて、「魔法の言葉で学ぶファンタジーの世界」と題した模擬授業をしてくださいます。関心をもたれた方は、ぜひおこしください!