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2023.04.15

国際英語学科

ようこそ国際キャリア学部国際英語学科へ             -新一年生の夢とチャレンジ-

いよいよ、新学期がスタートしました。国際英語学科は、英語呼称ではdepartment of English As a Global Languageです。この頭文字をとって、私たちは自分達の学科をEAGL=イーグルと呼んでいます。国際英語学科(EAGL)では、英語を基軸として幅広い教養教育プログラムを提供し、学生の皆さんが教養豊かな国際人として成長されることを目指します。

■EAGLの学内での学び

国際英語学科(EAGL)の学内での学びは、1)高度な英語力養成、2)英語教育分野、3)国際関係論・国際協力論、4)学術研究(英語学)を基軸とした科目で構成されています。

1)高度な英語力養成

教室では、ネイティブの先生を含む国際英語学科の教員によるwriting、reading、discussionの、一連の英語でのコミュニケーション能力を磨く上での実践的英語スキルの習得科目が提供されます。授業では、学生は自らスピーチ原稿を作成しそれをもとに教室内でのプレゼンテーション、ディスカッションに参加するという、極めて能動的な受講姿勢が要求されます。それだけに、教室は常に活気と緊張感に満ちており、充実した授業内容となっています。また、国際英語学科では全ての学生が卒業までにTOEICスコア、730点以上を取得することを学科目標としており、目標達成を見据えた授業内容となっています。

2)英語教育分野

国際英語学科では、中学校・高等学校での教員免許状取得のための教職課程を設けています。加えて、小学校児童などを対象とした児童英語教育指導員養成コース(本学独自資格)も設けており、特別なカリキュラムを用意しています。これらは将来、英語の先生を目指す学生のためのコースです。

3)国際関係論・国際協力論

国際政治や国際協力分野の最新の動向や課題について、実務家教員から学びます。それらにはアジア、アフリカなどの発展途上国の貧困問題や成長戦略、国連平和維持活動の現状、国連、世界銀行、アジア開発銀行などの国際機関の役割と活動実績について、実際に現場に足を運んだ経験のある実務家教員の体験談をもとにした、リアルな学びの機会をお届けします。

4)学術研究分野(英語学)

世界共通語としての英語を、言語学の視点から少し学究的につき詰めます。例えば、英語の成り立ち、アメリカ英語とイギリス英語の相違点、歴史、社会言語学的観点からの探求など、研究対象としての英語学習の深掘りを目指します。このプログラムによって英語学に関心を深めた学生で過去、大学院への進学を果たした先輩も居て、現在はより専門的な学究生活を満喫されています。

■EAGLの学外(国外)プログラム

国際英語学科では、長期の Study Abroad (SA) Program(1学期約5ヶ月間、または2学期約10ヶ月間)と短期のShort Overseas(SO) Program(約5週間)の海外留学プログラムを、履修科目として提供しています。2014年の本学科開設以来、既に211名の学生が長期・短期の留学に参加しています。留学参加率は九州の大学でも突出して高くなっており、世界8カ国・地域、14の海外提携校での学びの機会を活用しています。また、10日間程度の短期海外フィールドワーク(International Fieldwork)も、選択履修科目として提供しています。過去には、ベトナムに於いてアジアの異文化体験を実現させました。

国際英語学科での学びは、教室での座学に留まるものではありません。学生が国内外の学外他地域へ飛び出し、英語を駆使して実社会との接点にも触れることのできるさまざまな機会を提供しています。

国際英語学科は、2014年に学科を開設して以来、今年度で10年目を迎えました。ここ数年間はパンデミックに見舞われ、残念ながらこれまで本学科の強みとしてきた、留学プログラムをはじめとする国際色豊かな学びの機会を十分に提供することができませんでした。状況好転の兆しが見え始めた昨今、withコロナ時代をもしっかりと見据えた新しい学びの視点から、今年度は国際英語学科の学びの原点に立ち返ります。新一年生の皆さんの夢の実現のために、国際英語学科の教員一同は各々の専門性を最大限に活かしながら、職務に励む所存です。ともに、世界へ向かって羽ばたきましょう。