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2023.02.21

現代文化学科

【研修旅行】羽田空港にてエアライン研修を実施しました

 エアライン研修とは、全日本空輸(ANA)様のご支援をいただきながら、航空業界を志望する学生向けに独自プログラムを作り、羽田空港とANA様の研修施設にて3泊4日の日程で実施する研修です。コロナ禍において、これまで宿泊を伴う研修が出来ませんでしたが、今年度は羽田空港にてほぼ平常時と同じプログラムで実施することが出来ました。
 参加は全学科から可能です。今年度は15名の意欲溢れる学生が各学科から集まりました。

 羽田での研修は、ANA様の研修施設であるANA Blue Baseでの研修と羽田空港内の整備区域・制限区域を見学する研修とがあります。

 ANA Blue BaseはANAグループ社員の方も研修で利用する施設であり、まだ新しい施設。当研修では初めて利用させていただきました。社員の方々が実地研修されている様子を間近で見ることで出来、学生はその様子を食い入るように見つめていました。
 また講義はすべて、ANA様のCAの方を講師としてお願いしました。現役のCAの方から、CAやグランドスタッフなど航空業界で働く人たちに必要な心構えや考え方などについて、大変わかりやすく、また丁寧に教えていただきました。

 羽田空港での整備区域の見学では、ANA様の整備場を見学させていただきました。整備されている飛行機の真下まで行くことが出来、その圧倒的な迫力を感じるとともに、安全な運航を確実に維持するためのANAの皆様のたゆまない努力を感じることが出来ました。

 また制限区域とは文字通り立入が制限された区域であり、区域内に入るには厳しいチェックを受けることが必要です。区域内を歩くことも許されずバスの車窓からの見学になりました。それでも、滑走路のすぐ近くまでバスで接近することが出来、着陸する飛行機の巨体をすぐ真上に見ることが出来ました。
 このような経験はなかなか出来るものではありません。特に航空業界を志望する学生にとっては、飛行機あるいは空港の魅力を存分に感じることが出来た見学になりました。

 研修後、参加学生から感想が寄せられました。就職活動を間近に控える3年生の感想からは「必ずCAやグランドスタッフになるんだ!」という決意を、また1年生や2年生の感想からは、航空業界の一員になりたい!という思いが改めて強くなった様子を感じることが出来ました。学生たちの大学生活にとって、あるいは今後の人生においても、忘れられない研修になったのではないかと思います。

 最後に、この研修を支えてくださったANAグループの皆様に対しまして、心より感謝を申し上げます。
 ANAグループの社員の皆様からのお心遣いを感じた場面は研修中に数多くありましたが、たとえば福岡-羽田往復のANA機の機内では、学生たちが航空業界を志望していることがCAの皆様に共有されており、CAの方から学生たちに励ましの言葉をくださるというサプライズがありました。それも往路復路とも、です。あこがれの職業の方が、自分たちの事情をご存じの上で話しかけてくださったことに対し、学生たちは皆、大変感激しておりました。ANAグループの皆様の連携の素晴らしさ、ホスピタリティの素晴らしさを肌で感じることが出来ました。
 改めまして学生ともども、心より御礼申し上げます。

 この研修は来年度も実施される予定です。さらに多くの学生が参加してくださることを期待しています!