メディア・コミュニケーション学科では、卒業研究発表会を開催しました。
この発表会は、学科での学びの集大成として自分で選んだテーマについて一年をかけて研究し、その成果を発表する卒業前の大切なイベントです。当日は寒波にも関わらず先輩の発表を聴講しようと多くの下級生も集いました。今年もメディア・コミュニケーション学科らしい独創性のある研究テーマが並びました。
(研究テーマ一例)
・「女性」が「女性」に憧れるコミュニケーション
・ジェンダーと色彩 ~フルイドアートでTシャツ作り~
・SNSでいじめ相談-新たな相談先になったSNSをメディアはどう報じているのか
・ジャニーズの人型グッズがもたらすオタ活の範囲拡大
・触って楽しむ仕掛け絵本 -知的障がい児に向けての絵本制作と実践
学科での学びを通して身に付けた多角的なものの見方を活かして選定されたテーマは、どれも興味を惹くものばかりで、誰に研究の成果を届けたいか、その想いが伝わるような発表が数多くありました。
夏に行われた卒業研究構想発表会では、卒業研究としてその成果をまとめることができるか不安な様子の学生もいましたが、質疑に対する的確な受け答えや、堂々とした発表態度から、4年生の成長を感じました。
卒業制作の展示会場より
無事に発表を終えた学生たちの笑顔からは安堵や充実感などさまざまな思いが伝わってきました。なかなか研究が思うように進まないといった苦労もあったかと思いますが、真摯に研究に向き合った分だけ得られたものが沢山あったはずです。これから卒業研究に取り組む下級生にとっても、この発表会での先輩の姿は大きな刺激となったのではないでしょうか。
4年生のみなさん、本当にお疲れ様でした。
(学科Today編集担当)