国際英語学科には中学・高等学校の英語教員を育成する「教職課程」をおいています。この度、福岡県公立学校教員採用候補者試験に合格した M.N. さん（久留米高等学校卒業）を紹介します。M.N.さんは2023年4月から福岡県立中学校の英語教員として教育現場に立ちます。
1．合格を果たした今の心境はいかがですか
中学生の頃から中学校の英語の教師になることが夢だったので、合格できてとても嬉しく思います。実際の教育現場に立つことに不安もありますが、生徒に英語を学ぶ楽しさを伝えたり、生徒の可能性を広げるきっかけを与えたりできる教員を目指して頑張っていきたいです。
2．合格に向けてどのような勉強をしましたか
一次試験に向けては、教職教養と専門教科の過去問を解き、わからない単語を参考書や解説動画等で確認するということを繰り返していました。二次試験に向けては、先生方にご指導いただきながら様々なテーマで模擬授業を行ったり、友人と授業の流れや導入部分のアイデアを出し合ったりしていました。
3．国際英語学科の学びはどのように役立ちましたか
国際英語学科で最も印象に残っている学びはゼミの研究です。小学校から中学校への英語教育接続について、教科書を分析するとともに効果的な指導法に焦点をあてて2年間研究しました。その結果、１つのテーマを掘り下げて考える面白さや批判的・客観的な視点で物事を考える大切さを実感することができました。
4．受験生に向けてメッセージをお願いします
受験に向けて不安や焦りを感じることも多いと思いますが、今まで積み重ねてきたものは確実に力となります。落ち着いて、自分の力を信じて頑張ってください。応援しています！
国際英語学科から受験生の皆様へ
英語教員は将来グローバル社会で活躍できる人材を育成するエッセンシャル・ワーカーです。今、日本では少子化に伴い教員不足が深刻になっています。責任のあるチャレンジな仕事ですが、教師がいなければ人を育成することはできません。EAGL Today blog では、教員採用試験合格者をシリーズで紹介していますが、合格者は授業以外でも友人、グループで自主勉強を続けて夢を実現しています。本学科の教職課程は充実しており、英語を使ってコミュニカティブな英語指導ができる教員を育成します。将来教育職を考えている方は、是非本学科をご検討下さい。
