本学科の須川渡准教授が、日本演劇学会が主催する第54回2022年(令和4年)日本演劇学会河竹賞奨励賞を、著書『戦後日本のコミュニティ・シアター ― 特別ではない「私たち」の演劇』(春風社)で受賞されました。
日本演劇学会河竹賞奨励賞は、演劇研究の水準を高めるべく、 将来的発展が見こまれる優れた研究を対象として、顕彰することを目的に授与される賞です。
『戦後日本のコミュニティ・シアター ― 特別ではない「私たち」の演劇』は、戦後日本における、演劇に従事しない素人の演劇活動「コミュニティ・シアター」の実態を考察しています。岩手県を拠点とする劇団ぶどう座の「地域演劇」や、占領期の「円形劇場運動」、障がい者施設での演劇実践など、多様なコミュニティのなかで繰り広げられる演劇の豊かな有り様を探ります。
須川先生、おめでとうございます!