言語芸術学科では学生たちに「読書量」と「表現力」を高めてもらいたいと考えています。ここでの「読書量」には映画鑑賞等も含まれますし、「表現力」にはいわゆるパフォーマンスだけでなく文章力や企画の発案力等も含まれます。良いものをたくさん吸収し、良いものをたくさん発信できるようになっていくためのカリキュラムが整備されています。
「百読百鑑Ⅰ」は、学生が自ら選んだ本のプレゼンテーションを行っていく授業です。その方法は学生ひとりひとりが自由に考えていきます。
パワーポイントを用いた方法を選ぶ学生が多い中、「朗読」の力量を発揮して声だけで鮮明な印象を残してくれる学生もいますし、手描きのイラスト資料を大型スクリーンに映し出して進行していくアナログな「紙芝居」風プレゼンテーションに挑戦する学生もいます。
それぞれのアイデアを駆使しながら魅力的な発信方法を探求していく授業の中で、学生同士が刺激を受け合い、ひとりひとりが「表現力」の向上を実感していきます。