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2021.06.07

言語芸術学科

【教員紹介】松本 健 准教授

言語芸術学科では多彩な科目がありますが、その授業を担当する先生方もまた多彩です。この【教員紹介】コーナーでは、皆さんと共に学びを深める先生方を紹介していきます。

先生の研究分野について

日本語・日本文学・日本文化の客観的(国際的・通時的)研究を志しています。

研究分野の現代社会との関係又は現代社会での位置づけについて

グローバルな時代だからこそ、日本人が日本のことを正しく理解する必要があると思います。「外から見られる日本」「外に見せる日本」に責任がもてるようになるべく、真実の探求と教育に取り組んでいます。

所属する学部学科教育のなかでの位置づけをお教えください

日本語や日本文学や日本文化の授業は他学科でも多数開講されていますが、私の場合は海外の大学でその教育を行ってきた経験を踏まえての授業であるところに特徴があると思っています。言語芸術学科には海外への志向性を強くもっている学生も少なくありませんが、そのような学生にも有用な「日本を知る」授業を提供しているつもりです。

本学の学生のイメージは?

様々な分野において非常に際立ったセンスを有しながら、控えめな性格によってそれを発揮する機会を見つけにくい人が多いように思います。それぞれの才能を外に向けて発揮していけるよう後押しをしていきたいと考えています。

本学での学びを通して、どんな人間に育って欲しい又はこんな人材に育てたいというイメージがあれば教えてください

それぞれの個性や長所をのびのびと発揮できるようになってほしいです。

本学の中で一番好きな場所があれば教えてください

向山寮から幼稚園まで続く小道が、牧歌的で素敵だと思います。

趣味はなんですか?

「モンティ・ホール問題」や「2つの封筒問題」に代表されるようなパラドックスの論理について思考を巡らせてみることが好きです。人文学とは異なる脳機能を使っている感覚が気持ちいいです。

今熱中していることはありますか?

栄螺(さざえ)をさばいてお造りや壺焼きにすることです。旬なのでスーパーで安く買えます。蓋を外す専用のナイフまで買ってしまいました。

一番リラックスできる時、それは何をしている時ですか?

いつもアタフタしています。

(学問か仕事かプライベートを問わず)今一番関心のあることは何ですか?

通常の授業や行事の一日も早い完全復活を切望しています。

今目標としていることは?

マスク越しでも学生の顔を見分けられるようになることです。

先生(個人)の夢を教えてください

コロナによって中止や延期になってしまった学科やゼミのイベントを盛大に開催することです。楽しみな企画がたくさんあります。

簡単に説明すると、ご自身はどんな人ですか?

良くも悪くも東京人。

お薦めする本を3冊教えてください(できれば専門書籍以外で)

  • 佐野洋子『100万回生きたねこ』
  • 太宰治『斜陽』
  • 岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』

好きな映画(ドラマ、演劇、ストーリー)を教えてください

ドラマ『セクシーボイスアンドロボ』

座右の銘や格言、高校生に送りたい言葉があればお教えください

「それはそれ、これはこれ。」

最も影響を受けた人物、尊敬している人物をお教えください。また、その理由又はその人物の魅力をお教えください

野崎孝(アメリカ文学者)。J.D.サリンジャーの小説群の翻訳を通して翻訳の理想形を学びました。

研究をする上で一番拘っていることは?

通時的資料によって根拠を示すことです。

今までの卒業生の卒論の中で特に面白いと感じた卒論のテーマは?

「ジブリ飯はなぜ美味しそうに見えるのか」

「アイドルの創成期―日本と韓国の例より―」

学生から学ぶ瞬間は?

いつもです。心の中でお礼を言っています。

言語芸術学科チラシ2021

言語芸術学科パンフレット2021