卒業生の皆さんへ
今、皆さんの胸に去来する想いはどのようなものでしょうか。
4年前の春、初々しい皆さんがこのキャンパスに足を踏み入れたときを、私たちは昨日のことのように思い出します。
卒業の日のキャンパスは、あの春とは違って見えるのではないでしょうか?
それが、皆さんの成長の証、と言えるかもしれません。
あなた方の貴く若い学びの場として、福岡女学院大学心理学科を選んでいただき、ありがとうございました。
その成長を傍らで見守れたことを、私たちはとても幸せに思います。
大学生活最後の年は、「想定外」ばかりの1年でしたね。
けれど、皆さんはそれをしっかりと乗り越え、ここに旅立ちの春を迎えました。
どうかそのことを誇りに思って下さい。
皆さんのこれからの日々がいつも光で溢れているようにと、私たちは祈っています。
けれど、試練の時も、そして失意の日もあるかもしれません。
そんな時、たった一人だと感じることがあったなら、私たちを思い出してください。
私たちは、いつも、いつまでも、あなた方一人一人につながっています。
ご卒業、おめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。
それぞれの道を、自らの力で、強く歩んでいってください。
心理学科長 白澤 早苗