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2021.01.19

言語芸術学科

【ネットラジオ紹介】4年生 M.Mさん

 言語芸術学科は2013年度にスタートしましたが、それと同時期に学科の学生有志が、この言語芸術学科ネットラジオ局を立ち上げました。それ以降、毎週1~2本のオリジナル番組を配信し続け、これまでに約750本の番組が配信されています(2020年9月現在)。全国的に見ても、これくらい活発に番組配信をしている大学生グループは珍しいと思います。

 ここではそのネットラジオ局で活躍している学生の声をお届けします。

- どうしてネットラジオに参加されたのですか?

オープンキャンパスでラジオ収録体験をさせていただき、ネットラジオの活動を知りました。先輩たちが企画や原稿などを考え、学生主体で情報を発信している姿を見て、「挑戦してみたい!」と思ったのがきっかけです。

私は日常生活で聞き役に徹することが多かった為、自分から何かを発信したり話したりすることが苦手でした。なので、「自分で考えて積極的に発信する力」「様々なことに興味を持ち分析する力」などを身につけることを目的として参加を決めました。

- ネットラジオ局ではどんな活動をされていますか?

学年ごとに活動していて、現在は二年生の『FREEDOM‼』、三年生の『CUBE』、四年生の『パズラジ』の三つの番組を学年ごとに配信しています。

通常は学内にあるコンテンツ編集室という録音ブースで収録を行なっています。

マイクや録音するための機材など、収録に必要なものがすべてそろっているため、「ラジオを録りたい」と思ったらすぐに録音できる環境が整っています。これらの録音したデータは編集され、学科のブログやYouTubeなどで配信されます。

クラブ活動ではなく学生有志による活動なので収録のペースは自由で、ラジオの内容も自分たちで考え、発信することができます。現在は新型コロナウイルスの影響により、学内での収録はできませんが、ツイキャスやリモートで収録を行ない、配信しています。

- ほかにはどんな活動をされていますか?

ロケでは文学作品や映像作品に関する資料館を訪れたり、地元の人しか知らないような穴場スポットを取材したり、インタビューをしたり…現地へ足を運び、映像を撮って紹介する活動を行なっています。ロケに出かける前に事前に取材したい場所を絞り、スケジュール管理・撮影許可などの交渉を自分たちで行ないます。スマートフォンやカメラ、ボイスレコーダーを使って撮影します。当日は先生方もサポートしてくださるので安心してロケを行うことができます。今までに太宰府や柳川、門司港などでロケを行ないました。

また、ロケだけではなく、ラジオドラマを制作したり、朗読をしたり、葡萄祭でラジオの公開録音を行なったり、様々な活動を行なっています。ラジオドラマや朗読の脚本は言語芸術学科の学生が書いたもので、学生による完全オリジナル作品となっています。

- 受験生の方にひとことお願いします。

四年間のラジオ活動を通して、「自分で考えて積極的に発信する力」「様々なことに興味を持ち分析する力」を得ることができたと感じています。

活動を始めてから、世界のニュースや日常生活での新しい発見など、幅広い物事に興味を持ち、考え、学ぶ時間が増えました。他にも、言葉だけで内容が伝わるように文章を分かりやすく簡潔にまとめたり、ラジオの企画を考えてプレゼンしたり、様々なところで鍛えられます。また、ロケの取材交渉をしたり、現地の方と交流したりするなかで礼儀や社交性も身についたと思います。

学年をこえてコラボ収録を行なうこともあるので、先輩や後輩との交流も広がります。

どの活動も普通の大学生は経験できないことです。「大学で四年間ラジオ番組を制作した!」という事実は必ず自分の強みになると思います。この活動を通して得た力や知識は社会に出てからも役に立つと自信を持って言えます。

「なんとなく興味がある」「なんか面白そう」……そういう気持ちで大丈夫です!みんな最初は初心者です。ぜひ気軽に参加してみてください。