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2020.12.22

言語芸術学科

卒業生紹介 【F.Rさん】

 言語芸術学科で学び、現在、社会の様々な職域で活躍されている卒業生の方々。

 インタビューにお応えいただいた声をお届けします。

ー 言語芸術学科に入学されたきっかけをお教え下さい。

私は中学校の時から教師になることが夢で、大学探しをしていました。英語と国語が好きだったので言語芸術学科はぴったりでした。この学科に決めた理由は、当時のパンフレットです。英語をしっかり学べるだけでなく、それ以外のことも学べることが魅力でした。深い教養や身体表現だったり、体験的授業があったり、アニメも好きだったので言語芸術学科を選びました。

ー 言語芸術学科の特色をお伝えください。

言語芸術学科でしかきっと学べなかったことがあります。英語の授業では、長文読解と発音を深く学べました。入学まではすらすらと本文の要点を掴みながら読むことができませんでした。入学後、『ドリアングレイの肖像』を読む授業があり、そこで初めて日本語の文庫本のように英語の文を読む楽しさを知りました。

また高校では発音を学ぶことが少ないと思うのですが、ここではしっかり学びます。自分の発音を録音し先生に採点して頂き、自分の発音を訂正していく過程は時間がかかり大変でしたが、とても良い学びになりました。ほかの学科より体験授業が多く、思い出にもなりました。ゼミの先生をはじめ、多くの先生が厳しくも優しく大学生活をサポートしてくれました。

ー どんなお仕事をなさるんですか? 

私は今年度の教員採用試験に合格し、来年の4月から福岡県で中学校の英語の先生になります。教師になるために多くのことを知りましたが、失敗を成功の道具にすることを学びました。最初は留学する予定もなかったのですが、先生方とも相談し、多くの助言をいただき、無事にこのように教師になることができました。失敗して終わりではなく、そこから自分がどのように動くのか、そこが一番大切だと学びました。

教師になるための学科ではないので、その分授業量が多く大変なのですが、教師とは少し離れた分野やその分野を学ぶ友人を見て学びつつ、教師になることが出来ます。教師として生徒に話す一つの話の引出しとして持つことができると思っています。

ー 言語芸術学科での学びを考えている高校生にひとことお願いします 

自分が好きな事、学び深めたいことを大学で学んでほしいと考えています。就職を考えて大学を選ぶことも大切ですが、少しでも自分に関連のあることや興味のあることも大切に考えてほしいです。

言語芸術学科は先生も優しく、少人数の授業もあるので手厚いフォローが受けられます。この学科でしか学べないこともたくさんあります。英語教師になりたいけれど、教員関連以外のことにも触れたい人はぴったりだと思います。私の後輩になってもらえたら嬉しいです。