心理学科では、毎年、基礎演習(1年生)と応用演習(2年生)の授業で「フォト五七五」を作っています。「フォト五七五」とは、それぞれの感性やセンスを生かし、福岡女学院の風景を写真(フォト)に収め、それに合う句(五七五)を作るという課題で、毎年楽しみにしているイベントの一つです。
※「フォト五七五」の詳しい説明は、こちらをご参照ください。
この毎年楽しみにしているフォト五七五ですが、今年度は登学ができない状況でしたので、2年生は、前期の応用演習の授業の中で、身近な日常を題材にフォト五七五を作りました。その作品の一部を紹介します。2020年度は日常が大きく変化していますが、2年生の作品を見ると、今の状況の中でも毎日、色々な発見をし、感性を磨き、そして視点を広げながら生活をしていることが感じられます。
そして、今年も残りあと2ヶ月となりましたね。辺りを見渡すと、葉っぱも色づき、秋の深まりを感じます。芸術の秋・・・と言われたりもしますが、皆さんも、日常の一コマを切り取って、是非、一句詠んでみてください。少しだけ見える景色が変わるかもしれません。
◆作品の紹介(2年生)
【教員コメント】
毎朝、同じ場所で同じ時間に起き、代わり映えのない日常生活の中でも、目覚めたときに小さな期待や楽しみを持ちながら過ごす大切さを詠んでくれているそうです。朝のちょっとした工夫で一日の過ごし方が変わってきそうですね。【教員コメント】
糸島にお出かけしたときの写真だそうです。海を見に行った時に、ふと見上げると、空も海と同じくらい綺麗で見入ってしまった風景をカメラに収めました、とのことです。ゆっくりと眺めていたい気持ちが写真からも伝わる、すてきな風景ですね。