学科 Today

  1. HOME
  2. 学科 Today
  3. 人間関係学部
  4. 心理学科
  5. 学部生と大学院生をつなぐ遠隔授業の紹介

2020.07.01

心理学科

学部生と大学院生をつなぐ遠隔授業の紹介

『心理実習Ⅱ』は、公認心理師の資格取得を目指す学生が受講する科目です。受講学生は、保健医療・教育・福祉の3つの領域の中の一施設にて学外実習を行います。今年度は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、学外実習を延期していますが、その分、事前指導を充実させています。先日、大学院の先輩方から領域別に実習の概要と実習生の心構え等について話をしてもらいました。パソコンの画面越しではありますが、すでに実習を終えた先輩達の姿や声に直接触れて、受講生もたくさんの学びと刺激を受けたようです。

受講生の声を一部、紹介します。

援を必要とする子どもにはそれぞれのペースがあり、一人ひとり困っていることは異なるので、それぞれに適した関わり方や支援を行うことがとても重要だと感じました。また、実習では思いがけない予想外のことや突然の対応を求められることもあるため、焦らず臨機応変に対応できるようになることが大切だと思いました。先輩方のお話を聞いて、先輩皆さんが報告や相談を大切にしていたとおっしゃっていました。実習先で指導してくださる先生方への報告や連絡、相談などを心がけていきたいと思います。(西日本短期大学附属高等学校出身:Sさん)

習への不安な気持ちがたくさんあったのですが、先輩方の話を聞いて、先輩方も今の私と同じように緊張や不安を抱えて実習に臨んでいたんだと知りました。私だけじゃないと思えたので、今後の現場実習への不安が和らぎました。最初は分からなくても、実習を通して新しく気付くことを大切にしていきたいと思います。また、実際に実習先の方々と関わらせていただくことで、相手の気持ちをより具体的に考える機会になると思います。実習先での体験一つひとつを大事にしていきたいです。そして、些細なことでも実習先の先生に報告をすることを忘れないようにしたいです。実習の前に、実習先の施設について調べたり、これまでの講義で学んだことを復習したりして、自分でも準備をしていきたいと思いました。(中村学園女子高等学校:Fさん)