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2020.06.26

国際キャリア学科

(学生の活躍)国際キャリア学科3年のM.Yさん(福岡海星女子学院高等学校出身)が在日米国大使館等主催の女性リーダー育成プログラムの団員として活躍しました!

国際キャリア学科3年のM.Yさん(福岡海星女子学院高等学校出身)が日米カウンシル、在日米国大使館、メットライフ生命が共催する女性リーダー育成プログラム(TMWLP :TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Program)の団員として、活躍しました。TMWLPは、社会に変革をもたらし、女性の活躍を牽引する次世代のリーダーを輩出するために、高い目的意識を持つ日本の女子学生に約10ヵ月間のリーダーシップ研修と実務経験豊かな女性リーダーたちによるメンターシップの機会を提供するプログラムで、M.Yさんは参加する全国の50名の女子学生の一人に選ばれました。

以下では、TMWLPに参加して貴重な経験を積んだM.Yさんからの報告をご紹介します。なお、国際キャリア学科生が同プログラムの団員に選ばれるのは昨春卒業した二期生で、現在、スカイマーク株式会社の客室乗務員として活躍中のM.Eさん(純心女子高等学校出身)に次いで二人目となります。

M.Yさんからの報告は在福岡米国領事館のフェイスブックとツイッターでも紹介されました。

TOMODACHI MetLife Women’s Leadership Programに参加して(国際キャリア学科3年 M.Y)

私は2018年9月から2019年6月まで在日米国大使館などの主催による、TOMODACHI Metlife Women’s Leadership Program(TMWLP)の福岡代表として活動に参加しました。

このプログラムでは、メンターシップ制度のもと、経験豊富な中堅女性リーダー(Mentor)の方々と女子大学生たち(Mentee)がペアになり、一対一のミーティングを重ね、プログラムを受けていきます。使用言語は全て英語で、ディスカッションやセッションなどが行われました。一人一人にメンターがつくので、わからないことや自分では思いつかない考え、またメンターの方々のバックグラウンドのお話も聞くことができ、とても貴重な経験を積むことができました。

私がこのプログラムに挑戦しようと決めた理由は三つあります。一つ目は知識を増やし、視点や考えの幅を広げることで、自分の可能性を広げたいと思ったこと、二つ目は英語力をさらに向上させたいと考えたことです。そして、三つ目は大学生活の中で心に残る大きな挑戦をしたいと思ったからです。

私がこのプログラムを通して身につけたことは、コミュニケーションにおける人間力です。リーダーシップとは一方通行ではなく、good talkerでありgood listenerであることが重要だと学びました。また、他者を認め、受け入れる心を持つこと、そして自分自身も認める力が重要であることも学びました。セッションではソフトを活用して詳細な自己分析が行われます。自分はどの状況の時に沸点が高いか、どのような状況の時が一番、能力を発揮できるか、逆にできなかったりするかということを知ることができました。それらの分析を生かし、セッションの中でさらに自己分析を深め、自分自身と向き合う機会を得ることができました。ここで得た力や気づきは就職活動ではもちろんのこと、その先にある社会人生活でもプラスになると確信しています。

 

プログラムが始まったばかりの頃はとても自信がなく、なぜ自分が選ばれたかもわかりませんでした。しかし、そのことを同じMenteeやMentorの方々、TOMODACHIスタッフの方々に打ち明けると、「あなたがここに選ばれたのにはきちんと意味がある。自信を持って」などの言葉を頂き、一度も劣等感を感じることなく、最後までプログラムを終えることができました。特に、私のMentorの方は一番の相談相手であり、いつも導いてくださいました。

 

今年3月と5月に予定されていたWashington D.C.とNew Yorkでの研修、そして集大成である東京で行われる卒業セレモニーとも新型コロナウィルスの感染拡大により、中止を余儀なくされました。アメリカ研修へは大きな期待があり、中止が決まった時はとても悔しく、悲しかったです。しかし、TMWLPを通して得た経験やスキル、ネットワーキングは私の人生において一生の宝物となりました。このような大きな挑戦する機会を与えてくださり、困難な状況でも最後までサポートしてくださった皆様に心からお礼を申し上げたいと思います。このプログラムに参加できて、心の底から嬉しかったです。ここで得た経験一つ一つをこれからの道に生かしていけるようさらに挑戦していきたいと思います。