就職活動を前に、大学1年生から3年生にかけて積極的にインターシップ(企業での就業経験)に参加する学生が増えています。春休みのインターンシップ体験は、COVID-19の影響で全日程が行われなかったものもありましたが、それぞれ貴重な体験を得ています。今回は2年次の春休みを使いインターンシップを経験した心理学科の学生が、どのような活動で、何を感じたのか報告してもらいました。
参加したインターンシップの紹介
私は市立図書館のインターンシップに参加しました。主な作業としては本の貸出·返却·配架作業です。私が参加した市立図書館は市が運営している図書館のため、本を用いた親子や子どものための支援など行政の取り組みも学ぶことができました。司書の方、図書館職員の方々に丁寧に指導していただき、大変充実した時間となりました。
インターンシップを通して得たもの
インターンシップに参加して得たものは働くという意識です。インターンシップに参加するまでは、学生としてアルバイトはしていても社会人として働くという意識がぼんやりとしかありませんでした。しかし実際に参加してみると、社会人として働く事の自分の行動に対する責任の重さを実感しました。他にも自分の足りない部分、特に正しく敬語を使えていない事に気付きました。敬語はすぐに身につくものではないので、最近はアルバイト先の上司に進んで声をかけるよう心がけています。
このインターンシップが自分の将来について考えるきっかけとなり、就職に対する意識も高まりました。
(八幡高等学校出身:Yさん)
本学図書館の写真
※掲載している写真は、2020年3月以前のものです。