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2020.02.06

国際キャリア学科

(授業紹介)Presentation Skills(1年生必修科目、うクラス、担当:山口)-「佐賀県の魅力 再発見」プレゼンテーション

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ビジネスの世界では、聞き手の方に効果的に情報を提示し、理解・納得を得るためのプレゼンテーションが重要な役割を果たしています。プレゼンテーションの機会は新商品の紹介や顧客への企画の提案だけでなく、社内の会議や上司・同僚への報告、人事面接など、ますます増えています。
 
国際キャリア学科1年生を対象とする「Presentation Skills」(1年後期必修科目)では、英語と日本語での効果的なプレゼンテーションについて四つのクラスに分かれて学んでいます。そのうち、「うクラス」では教科書『Writing for Presentations in English』(杉田由仁/リチャード・キャラカー著、南雲堂、2014年)で地球温暖化や開発途上国における人口爆発、SNSの功罪など様々なトピックに関する英語の語彙や基本的な表現を学びながら、まずはプレゼンテーションに慣れることを目的に「My Favorite Country」(私の好きな国、行ってみたい国)というテーマで、パワーポイントを使った英語、そして日本語でのプレゼンテーションを行いました。英語でのプレゼンテーションもパワーポイントの作成も初めてという学生が大半でしたが、各自、十分に準備し、事前にしっかりと練習して発表していました。

後半はテーマを「佐賀県の魅力 再発見」に移し、6つのチームに分かれて佐賀県の魅力をより多くの人に伝えるための提案を検討しました。学生たちは実際に佐賀、有田、嬉野、鹿島など佐賀県の各地を訪ね、取材や調査を進め、それをもとに提言をとりまとめました。

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IMG_9828.JPG最終回の授業では、特別審査員としてお招きした佐賀県さが創生推進課の中村主査と佐賀銀行春日エリアの古川エリア長を前にプレゼンテーションを行いました。各チームのプレゼンテーションには自ら企画し、実際につくった祐徳稲荷神社での食べ歩きメニュー「縁なり寿司」や逆転の発想で考えた鍋島の化け猫騒動の猫のキャラクター化の提案、特産品の苺のゆるキャラの提案、学生出演の女子旅観光プロモーション・ビデオなど、それぞれに協議を重ね、趣向を凝らしていました。

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発表の後には中村主査と古川エリア長から丁寧な講評をいただき、2つのチームには「佐賀県庁賞」「佐賀銀行賞」が授与されました。年明け早々のお忙しいなか、ご協力いただきました中村主査、古川エリア長、本当にありがとうございました。

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佐賀県庁の中村主査と「佐賀県庁賞」をいただいたS.Gさん(筑紫高等学校出身)らのチーム
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佐賀銀行の古川エリア長と「佐賀銀行賞」をいただいたY.Hさん(筑紫女学園高等学校出身)らのチーム

以下ではプレゼンテーションを終えた学生の感想(代表)をご紹介します。

S.Gさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

今回の「佐賀県の魅力 再発見」プレゼンテーションはこれまで行ったプレゼンテーションで一番、本格的なものでした。実際にチームのメンバー全員で実地調査を行ったうえで提言を作成することは初めての経験で、途中、メンバーの間で意見が分かれ、どうなるか分からなくなる時もありましたが、結果として成功し、「佐賀県庁賞」をいただくことができて、本当に嬉しかったです。

A.Sさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

放課後にチーム全員で集まって、どのようにしたら聞く人がより関心を持ってくれるか、どのようにして他のチームと差をつけるのか、一人一人が意見を述べて提言を取りまとめました。普段から仲の良い友達とチームを組みましたが、この活動を通してさらに友情が深まりました。本番では、皆で練習してきた成果を出すことができ、「佐賀県庁賞」をいただくことができ、とても嬉しかったです。他のチームのプレゼンテーションも劇をするチームや動画を作成してきたチームなどもあり、それぞれのアイデアに驚かされました。次回、プレゼンテーションをするときは今回、学んだことを思い出し、活かしていきたいです。

M.Wさん(福岡県立福岡中央高等学校出身)

私たちのチームは三班に分かれてそれぞれ「佐賀の春夏秋冬」「嬉野温泉の新商品:嬉野茶のパック」「佐賀の苺、いちごさんのゆるキャラ」の三つの提案をしました。佐賀県庁、佐賀銀行からいらしていただいた審査員の方からご指摘いただいたように三つの提案の間につながりがあったらさらに良かったのではないかと思いました。次回は今回の反省を活かして、さらによいプレゼンテーションができればと思います。この「Presentation Skills」の授業ではたくさんのことを学ぶことができました。ありがとうございました。

N.Yさん(福岡県立小郡高等学校出身)

他のチームのプレゼンテーションは自分たちで新商品やキャラクターを提案するなど、私が想像していたよりももっと上のレベルのプレゼンテーションだったので、とても驚きました。私たちの発表は動画を使い、佐賀への女子旅の楽しさを伝えることはできたものの「プレゼンテーション」としてはまだまだだったかなと自己評価しています。次回、プレゼンテーションをする際には、今回、良かったチームを思い出して、自分のものにして発表したいと思います。

M.Kさん(福岡県立須恵高等学校出身)

本番の発表ではチームのメンバーそれぞれが秘めていた力を発揮して、納得のいくプレゼンテーションができました。今回の課題を通してチームのメンバーの団結力が増し、仲も深まりました。授業とはいえ、大学生活のなかの最も楽しい思い出の一つになりました。

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Y.Hさん(筑紫女学園高等学校出身)

チームで協力し、私が思い描いていたものよりもよい発表ができ、とても満足しています。今回、見つけた課題をこれからのプレゼンテーションに活かしていこうと思います。この授業を受けることができて、本当によかったです。とても充実したプレゼンテーションの授業でした。

M.Mさん(香川県立高松桜井高等学校出身)

私たちのチームは有田町を取り上げてプレゼンテーションを行いました。予め役割を決め、本番では各自、役割を果たせたので、賞こそ逃しましたが、成功ではなかったかと思います。今回のプレゼンテーションを通して、いかに聞く人に分かりやすく伝えるのか学ぶことができました。これからのプレゼンテーションに活かしていきたいと思います。

Y.Uさん(鹿児島県立川内高等学校出身)

他のチームの発表ではY.Hさんたちのチームのプレゼンテーションが特に印象的でした。寸劇を取り入れるなど、思いつきもしなかったので圧倒されました。同じチームではS.Gさんの発表が聞いている人の関心を惹きつける話し方をしていて印象に残りました。次回、プレゼンテーションをする時にはS.Gさんの話し方やY.Hさんのチームの独創性を参考にして、さらに上手にできるように努力したいです。

H.Kさん(宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校出身)

実際にチームで佐賀県に行き、どうすればさらに観光客が増えるのか、改善に向けた提案も含め、検討して、発表しました。佐賀県の魅力をさらに広めるための提言ができたのではないかと思います。社会に出た時にこの「Presentation Skills」の授業で学んだことを活かしていきたいと思います

R.Oさん(鳥取県立鳥取東高等学校出身)

今回、初めてチームを作り、プレゼンテーションを行いましたが、それぞれ得意な分野を分担して作業を行い、私自身、チームに貢献できたように感じることができ、達成感がありました。とても楽しく取り組めました。次回、プレゼンテーションをする時は今回、発見したこと、学んだことを活かしていきたいと思います。

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後期テストを終えた才能豊かな「うクラス」のメンバー、みんなよく頑張りました!
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