国際キャリア学科1年生を対象とする「Presentation Skills」では、プレゼンテーションのスキルを実践的に学びながら、同時に英語で上手く伝えるためのスキルを磨いていきます。プレゼンテーションをする機会は、大学の授業ではもちろん、社会に出てからも増えてきています。最近は就職面接でプレゼンテーションを課す企業もあります。
「どうすれば相手に上手く伝わるのか?」「良いプレゼンテーションとは?」
中島が担当する「いクラス」の授業はプロジェクト・ベースで進められ、「福岡の観光スポットを英語で紹介する」というプロジェクトに4人一組のチームで取り組むなど、テーマごとにパワーポイントを作成し、発表を行いました。
以下は受講した学生の感想(代表)です。
Y.Mさん(福岡県立福岡高等学校出身)
この講義が始まってすぐの頃は、英語で少し会話をする程度でも言葉は出てこないし、表情やジェスチャーも硬く、自分のスピーキング能力の低さに不安を覚えていました。しかし、プレゼンテーションのための原稿を準備する過程で少しでも覚えて話すために何度も読みこむことで、自然とスムーズに話せるようになっていきました。そのなかで、準備した原稿に縛られるのではなく、大まかな内容を記憶しておき、実際のプレゼンテーションでは自分なりに英語で伝えようとすることが重要であることを学びました。R.Kさん(福岡県立小倉西高等学校出身)
プレゼンテーションの回数を重ねるうちに、人前で話すことに慣れて、見やすいスライドを作る工夫などもできるようになっていきました。何度も経験すると本当に慣れていくのだと実感できました。M.Hさん(福岡県立筑前高等学校出身)
クラスメイトたちのパワーポイントを見て、とても勉強になりました。私も見やすくて、わかりやすく、かつ印象に残る資料の作成を目指したいと思います。人前でどのように振る舞い、どのように話せば良いプレゼンテーションになるかについても学べました。M.Fさん(福岡県立香椎高等学校出身)
この授業で何度も人前でスピーチをする機会があったことで、最後の方にはさほど緊張することもなくなり、むしろ自分が思っていることを全て言いたいという気持ちになることができました。これが私がこの授業を通して得た成長だと思います。K.Oさん(福岡県立春日高等学校出身)
この授業を通して、以前より人前で自信を追って話すことができるようになりました。最初のプレゼンテーションでは、原稿を持つ手も足もずっと震えていました。何回もプレゼンテーションをするうちに自信をもって話せるようになりました。M.Iさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)
自分の発表を先生に動画で撮っていただき、レビューをしていただくことで、思っているよりも自分の声が小さかったり、聴衆の目を見て話していないことがわかりました。少しずつ改善できるように努力していきたいです。N.Tさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)
クラスメイトの発表を聞いて、「この人の発音を真似したい」「この人のスライドのデザインが素敵」など、学ぶところをたくさん見つけることができ、感化されてもっと頑張ろうという気持ちになりました。M.Yさん(福岡市立福岡女子高等学校出身)
目標は、いつか先生が見せてくださったスピーチ・コンテストの映像での先輩方のようになることです。聞いている人を見ながら、伝わるスピーチができたらとても素敵だと思います!M.Mさん(筑紫台高等学校出身)
自分の地元の魅力についてプレゼンテーションすることで、育った街についてよく知ることができました。将来の夢についてのプレゼンテーションでは、クラスのみんなの夢を知ることができ、自分自身の夢についても改めて考える良い機会にもなりました。Y.Sさん(九州産業大学付属九州産業高等学校出身)
最初の頃、この授業がとても憂鬱でした。プレゼンテーションの原稿やスライドを作って発表の練習をしたり、何よりそれを先生やクラスの皆、またお招きしたゲストの前で発表しなくてはいけないことにとても緊張していました。しかし、回を重ねるにつれ、みんなの目を見て話せるようになったり、ジェスチャーをしてみようと思えるくらいの余裕まで出てきて、自分の成長が嬉しかったです。「いクラス」の皆、そして中島先生とこの授業が受けることができて、本当に良かったです。E.Tさん(福岡海星女子学院高等学校出身)
この授業で「1分間でプレゼンテーションをする」ことを始めてから、大事なことをいかに正確に、短く、分かりやすく伝えるかについて学び、徐々にできるようになってきたと思います。中島先生はいつも笑顔で分かりやすく授業をしてくださり、授業にも私たちの意見を取り入れてくださるので、とても楽しく受講することができました。ありがとうございました。A.Yさん(佐賀県立武雄高等学校出身)
上達したと思うことは、パワーポイントの作り方です。キーワードを入れたり、わかりやすい図やイラストを入れたりして、聞き手により伝わるようなスライドが作れるようになったと思います。今後はプレゼンテーション中に聴衆の表情を見ながら、アドリブを入れて話したり、ジェスチャーを上手に使えるようになりたいです。M.Sさん(大分県立大分雄城台高等学校出身)
人前に立って原稿を見ずに発表するのはまだ緊張しますが、その緊張感を楽しみつつ発表しようと思えるくらいになりました。原稿を考える際にどの言葉や表現が一番聞いている人に伝わるかを考えながら作成したので、英文作成の力も向上したのではないかと思います。プレゼンテーションを終えた「いクラス」のメンバー!
ICD *I Can Do*