国際キャリア学部には海外提携校に長期留学する「Study Abroad」科目が設けられています。このプログラムでは成績などの履修条件を満たしている希望者は9カ国・地域にある16の提携校のいずれかに留学し、留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されます。したがって、卒業が遅れることなく、学期中に留学することが可能です。
留学中の学びを活かして帰国後にTOEICの成績を大幅に上げ、700点台から800点台の得点をあげる学生も相次いでいます。
このコーナーでは海外提携校へ留学した学生の報告をシリーズで紹介しています。141回目となる今回は、今年度後期、カナダのセントメアリーズ大学に留学したF.Nさん(福岡県立宗像高等学校出身)からの報告です。
F.Nさん(福岡県立宗像高等学校出身)からの留学報告
私は今年度後期、カナダの東部、ノバスコシア州のハリファックスにあるセントメアリーズ大学に留学し、英語を中心に勉強しました。セントメアリーズ大学の英語学習コースは、月曜日から金曜日は午前9時から午後3時半まで、金曜日は午前9時から12時まで授業があります。授業では教科書で文法や単語を学ぶ時間もありますが、ペアワークやグループワークで意見を交換したり、ゲームをしながら会話をする機会が多く設けられています。私は今学期、EPPCという会話学習が中心のコースで学び、スピーキング力の向上を実感しました。月曜日と水曜日の午後は、ビジネス、観光などの領域から選択した授業を受けることもできました。また、ボランティアに関する授業も受けることができ、私はハリファックスで行われている様々なボランティア活動に参加して、貴重な経験ができました。
キャンパスで、クウェートからの留学生の友人と!
クラスには、中国、韓国、台湾、マリなど様々な国籍のクラスメイトがいました。私が上手く自分の意見が伝えられなかった時もクラスメイトは「間違っても大丈夫、挑戦してみて!」と言ってくれ、おかげで間違いを恐れず、たくさん会話をすることができました。
マリからの留学生のクラスメイトと!
放課後や休みの日は大学が主催している様々なアクティビティに参加しました。ハリファックスの名所巡りやカヌー、ローラースケート、りんご狩り、ハロウィンの仮装コンテスト、アメリカンフットボールの試合観戦など、海外にいるからこそ経験できることがたくさんあり、留学生活はもとても充実していました。
滞在先はホームステイで、ホストマザー、ホストファーザー、ルームメイトと生活しました。ホストファミリーは本当の家族のように温かく接してくださいました。留学では英語の勉強はもちろんですが、海外でしかできないことを経験したり、異文化や新しい価値観に触れたりすることも大切だと思います。新しい自分を発見でき、自分を成長させるきっかけにもなります。
今後はTOEIC®で750点以上を目指すとともに、留学で学んだ貴重な経験を大学生活に活かしていきたいと思っています。
ご指導いただいたジェイソン先生と!
ICD *I Can Do*