国際キャリア学部には海外提携校に長期留学する「Study Abroad」科目が設けられています。このプログラムでは成績などの履修条件を満たしている希望者は9カ国・地域にある16の提携校のいずれかに留学し、留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されます。したがって、卒業が遅れることなく、学期中に留学することが可能です。
留学中の学びを活かして帰国後にTOEICの成績を大幅に上げ、700点台から800点台の得点をあげる学生も相次いでいます。
このコーナーでは海外提携校へ留学した学生の報告をシリーズで紹介しています。140回目となる今回は、今年度後期、オーストラリアの西オーストラリア大学に留学したS.Mさん(熊本県立玉名高等学校出身)からの報告です。
S.Mさん(熊本県立玉名高等学校出身)からの留学報告
私は、今年度、オーストラリアのパースにある西オーストラリア大学へ留学しました。西オーストラリア大学では、自分のレベルに合ったクラスで授業を受けることができます。タームごとにクラスは変わり、テストの結果次第で一つ上のレベルに上がることができるため、英語学習へのモチベーションにつながります。
ご指導いただいたロジャー先生と!
クラスはそれぞれ12~16人ほどで構成されており、私は3タームを通して、日本、中国、韓国、台湾、タイ、コロンビア、ペルー、カザフスタン、トルコ、サウジアラビアなどの様々な国籍の留学生たちと一緒に授業を受けました。授業内容は、ペアやグループで、あるトピックについて自分の意見や考えなどを話す時間が多かったです。ずっと机に座って授業を受けるのではなく、ゲーム形式で体を動かしながら単語や文法を覚えたり、隣のクラスの人たちとのフリートークの時間が設けられたりと、楽しく英語を学ぶ環境が整えられていました。
様々な国からの留学生とのクリスマスパーティ!オーストラリアのクリスマスは夏です!
放課後は、主に友達とショッピングやビーチ、カフェ、図書館などに行って時間を過ごしました。また、週に一度行われるKAIWAという西オーストラリア大学で日本語を勉強している現地の大学生と交流できる活動にも参加しました。同じ年のオーストラリア人の学生が努力して日本語を勉強している姿はとても刺激になり、自分も英語学習をもっと頑張ろうという気持ちになれました。他にも、先生から勧められたMeetupという交流会に積極的に参加し、学外でも多くの人とコミュニケーションをとるように意識しました。そこで仲良くなった友達とは、休みの日にはよく一緒に出かけ、いろんな場所に案内してくれました。
日本語を勉強している西オーストラリア大学の学部生との交流で!
留学中はホームステイだったので、大学から帰った後も英語を話す環境にいることができました。ホストマザーはとても料理がお上手で、よく一緒にお菓子作りもしました。ホストファーザーはとても陽気な方で、いつも冗談で笑わせてくださいました。休みの日にはお子さんとお孫さんが住む家やビーチに連れて行っていただくなど、本当の家族のように温かく受け入れてくださいました。
とても親切なホストファミリーの方々と!
この留学を通して、本当にたくさんの人と出会い、優しさに触れ、新しい価値観を得ることができました。私の拙い英語でも耳を傾けて必死に理解してくれようとしてくれ、通じ合ったときは本当にうれしく感じました。これからは、この留学で得た知識や経験を将来に繋げる努力をし、新たなことへもチャレンジしていきたいです。
ICD *I Can Do*