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2019.12.12

心理学科

九州心理学会で学部3年生が発表を行いました

 11月16日、17日の両日、熊本大学で『九州心理学会第80回大会』が開かれました。心理学科では、分部ゼミの学生が学部3年生ながら発表者として参加しました。
 研究は、ゼミの配属先が決まった1年前から少しずつ進めてきました。既存の研究を調べながら自分自身の興味・関心を仮説として具体化し、その仮説を検証する実験を自分で行い、結果を分析し、そして得られた結果から仮説の真偽を考察するという流れです。どの大学でも通常はそこで終わるものですが、せっかくの興味深い研究であるうえに、学生たちの成長にもなります。果敢にも学部3年生にして、他大学の先生方や大学院生が参加・発表される場に挑戦しました。
 以下、「自分用に買うときにはオンラインショップで楽をして買うのに、他の人にプレゼントを買うときにはわざわざデパートまで行って苦労して買うのか」といった購買行動の背後にある非合理性を検討したW.M.さん(春日高等学校出身)の感想を紹介します。
 
 
◆研究では、日常生活の中に隠れている小さな疑問から仮説を導くという作業を行いましたが、それまで何気なく過ごしていたためか、とても難しい作業でした。しかしこのような作業を進めることで、日常の見方が大きく変わりました。学会での発表はとても楽しみで、当日も驚くほど落ち着いて発表や質疑応答を行うことができました。また、沢山の方に興味を持って聴きに来ていただくことができました。今後も日常生活から仮説を導き、それを検証する力を育んでいきたいと考えています。
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