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2019.12.09

国際キャリア学科

(授業紹介)Junior Seminar II(中島ゼミ):西日本新聞社ご出身の長井政典様による講義

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国際キャリア学科3年の中島ゼミ(英語学・異文化コミュニケーション研究、担当:中島)では、今年度後期、英語学の中でも社会言語学の分野からポライトネスとtag-questionに関する文献を読んだ上で、実際のデータを映画から探し出し、その研究成果をグループでプレゼンテーションするという課題に取り組んでいます。

先日は、ゼミの特別授業として西日本新聞社ご出身の長井政典様をお招きして、ゼミ生たちとの対談を行いました。長井様は西日本新聞の政治記者として長く活躍された後、同社の人事部長、取締役、グループ会社の社長などを歴任され、現在は「未来のある若い人たちの手助けをしたい」という思いから複数の企業の顧問としてご活躍されています。ゼミ生たちにとっては間近に控えた就職活動について考える貴重な時間となりました。

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以下はゼミ生の感想(代表)です。

M.Wさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

ゼミ生の質問ひとつひとつに真摯に答えてくださったのが印象的でした。短い時間ではありましたが、長井さんの人柄がわかった気がします。とにかく優しい方なのだろうと思いました。私の相談に対しても否定せず、肯定しながらアドバイスを下さったところに優しさを感じました。長井さんは人事部長から取締役に、そしてグループ会社の社長になられるなど、素晴らしいキャリアをお持ちであるのにもかかわらず、謙虚な方で、謙虚でいることの大切さを改めて感じました。就職活動で面接を受ける際に大切なことも多く教えて下さいました。面接では短い時間で自分をアピールしなければならないこと、面接官は学生の個性を見たいので、気負わずに日頃の自分を出せばいいこと、これらのアドバイスを実践できるようにこれから自己分析を進めていきたいと思います。就職活動を目前にして、焦りを感じながらもどうしていいか分からずに時間だけが過ぎていくことが辛く、悩んでばかりいましたが、今回、長井さんのお話を聞いて、自分がすべきことが分かりました。半歩でも進んでいけば、積み重なっていくと信じながら一生懸命に大切に過ごしていこうと思えるようになりました。貴重な機会を下さった中島先生、そして多くのアドバイスを下さった長井さん、ありがとうございました。 

Y.Fさん(福岡県立久留米高等学校出身)

今回、長井さんから対談形式で貴重なお話を聴かせていただき、これからの就職活動に向けてモチベーションを上げることができました。最も印象に残ったお話は人との出会いが素晴らしい人生につながるということです。たくさんの人と出会い、様々なお話をすることは新しい世界が広がることにつながると、長井さんはおっしゃっていました。実際に私自身、これまで様々な人と出会ってきて自分の考えとは違う人と出会うともっと聞きたいと思ったり、この人みたいになりたいと思ったりして、世界が広がったことに気づきました。これからもたくさんの人と積極的に関わっていきたいと思います。人事をご担当された経験もお持ちの長井さんから就職活動に関するアドバイスもいただきました。最も印象に残ったことは、ありのままの自分で面接を受けるべきだということです。面接となるといい自分を見せるべきだと思っていましたが、面接官が本当に見たいのはその人がどんな人であるのか、どんな個性を持っているのかであることを知ることができました。「もし、ありのままの自分で臨んで落とされたとしたら、会社側が見る目がなかったんだと思えばいい」という言葉には正直とても驚きましたが、そのような観点で考えたことがなかったので、これもひとつの新しい出会いだなと感じました。今回、長井さんのお話を聴いて、人との出会いが自分の人生にとって大きな財産になるということを実感することができました。まずは、就職活動に一生懸命取り組み、たくさんの人に会って色々な考えを吸収できる人になりたいと思います。 

A.Sさん(福岡県立小郡高等学校出身)

長井さんの話を聞いて思ったことは主にふたつあります。それは、自分の好きなことを仕事にしたいということと、人との出会いを大切にするということです。長井さんは書くことが好きということから新聞社で働くことを選ばれました。そして、人のため、地域のために取材をし、理不尽なことを明らかにしたときに、多くの人に喜んでもらえたことがやりがいだったそうです。昔は、常に仕事中心で家族との時間をつくれなかったことに悔いがあるとおっしゃっていましたが、やっぱり自分がやりたいこと、好きなことを仕事にすることは素敵なことだと思います。長井さんも話されていたように、就職活動において最優先すべきことは、自分がやりたいことができる会社を選ぶということだと思いました。実際に、このことを考えながら就職活動に臨みたいと思います。これからの人生、たくさんの人に出会うと思います。これまでに出会った人、これから出会う人を大切にしていくことが自分の成長につながると思いました。多くの人と関わることで、自分にないものを学び、それがスキル向上につながるとわかりました。人間関係を築いておけば何か悩みがあれば相談できるし、目標などを誰かに話しておけばモチベーションを保つこともできます。さらに、新しい環境に馴染むために自分のことを話して心を開くというアドバイスはとても参考になりました。今回、長井さんのお話を聞いて、心に残ることがたくさんありました。「何とかなる」という気持ちを持って、明るく、楽しく、前向きに、これからの就職活動や人生を過ごしていこうと思います。

Y.Bさん(筑紫女学園高等学校出身)

長井さんのお話の中で、私にとって最も印象深かったのは「もう一人の自分」という言葉です。私は「ネガティブな気分から心を替えるためにはどうしたらよいでしょうか」と質問させていただきましたが、それに対して長井さんは 「辛いときは、”もう一人の自分"を意識する」という回答をくださり、私は驚きました。というのも、ストレス発散にスポーツをするだとか、周りに相談するだとか、よく耳にするそのような回答とは一線を画していたからです。長井さんによると「もう一人の自分」とは、①状況や感情を客観的に見る自分、②やったじゃないかと褒めてくれる自分、③なんとかなるさと不安な自分を競舞してくれる自分の三つだそうです。「もう一人の自分の存在を意識することで今を幸せに生きていける」と、長井さんはおっしゃいました。私はよく考えすぎてしまったり、ネガティブに捉えすぎてしまったりすることがあるので、「もう一人の自分」の声に耳を傾け、自分の弱さも、強みも認めながら、なりたい自分になりたいと思いました。 

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A.Kさん(福岡県立柏陵高等学校出身)

特に心に残ったのは、「広がりのある人生に踏み出そう」という言葉です。明るく楽しく仕事をしていると、豊かな人生になります。また、人に心を開き、話や相談をすることで、出会いが生まれ、それがまた自分の人生に恵みをもたらします。ラグビー精神である「one for all, all for one」という言葉も、強く心に残りました。広がりのある人生は大きな武器になると思いました。 

M.Hさん(福岡市立福翔高等学校出身)

「人生に遅いはない」という言葉が心に残りました。私は2年ほど前から挑戦したいことがあっても、「今から始めるのは遅い」と諦めていました。しかし、色々な経験をするのに遅いということはないという今回のお話を聞いて、一歩、踏み出してみようと思いました。今回、長井さんにただいたアドバイスのなかにはすぐに実行に移せることが多くあったので、たくさんの経験をして、たくさんの素敵な人たちに会って、自分の人生を豊かにしていきたいと思います。 

R.Oさん(福岡県立香椎高等学校出身)

長井さんは最初にラグビーの話をもとにお話していただきました。私は今回、ワールドカップで初めてラグビーの試合を見ました。多様な個性の選手が文字通り一つのチームになっていました。ここで長井さんに教えていただいたのは、考えの違いやジレンマを乗り越えてこそ、チームは強くなり、その強さの源はコミュニケーションであるということです。これから就職活動をしたり、社会で働く上でコミュニケーションはとても重要なものになってくると思います。コミュニケーションを取る時には自分のことをまず話して、自分から心を開くことで不安が消えるということを教えていただいたので、今のうちからできるだけコミュニケーション力を上げることを意識して、自分のスキルやレベルをアップさせる準備を整えておきたいと思いました。 

M.Mさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

長井さんは人事部でご活躍されていた経験から「面接では日頃の自分を出すことと個性が大事」とおっしゃっていました。これは、先輩方や進路就職課の方々もよくおっしゃっていることだったため、改めて「自分を作ってはいけない」と分かりました。それと同時に、日頃から自分の振る舞いに気をつけておかないと本番で失敗してしまうとも感じました。長井さんは「女性はアピール力があり、積極的で、存在感がある」ともおっしゃっていて、私も「女性らしさ」を肯定的に捉えていきたいと思いました。これから、就職活動が本格的に始まり、精神面で辛いことが多々出てくるとは思いますが、前向きに最後まで頑張っていきたいです。 

M.Mさん(福岡常葉高等学校出身)

お話のメインテーマであった「何事にもチャレンジする」という言葉がとても心に残っています。私は今まで部活動や英語の勉強を自分なりに頑張ってきましたが、社会人になったらただ自分の仕事をこなしていくというイメージでした。しかし、お話を聞いて、職場やプライベートにもたくさんの挑戦する場や成長できる場があることに気づきました。また長井さんにお会いできるのを楽しみにしています。 

M.Fさん(福岡県立筑紫中央高等学校出身)

長井さんは、「これからもっとたくさんの出会いがあり、出会いによって人生が広がり、もっと豊かになっていく」と話されました。うまくいかないときは周りの誰かを頼り、相談することが大事だということと、道は必ず開けること、一歩進めば新しい世界が見えてくるということが大事だということもおっしゃっていました。「なんとかなる」という前向きな気持ちで、物事を楽観的に考えることも大事ということです。そして、「明るく・楽しく・前向き」に物事を考える人が求められる人材であるということもお聞きしました。何事に対しても、深く考えすぎることは、空回りの原因だと思うし、前向きに物事を良い方向に考えることは大事なことだと、改めて思いました。 

EUさん(筑紫女学園高等学校出身)

言葉は本当に素敵な力を持ち、人の言葉でいい意味でも悪い意味でも左右されることがあると思います。成長できるコミュニケーションが取れるような人、もっと言葉を大切にできる人になりたいと、長井さんの話を通して思いました。
 
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「広がりのある人生に踏み出そう!」
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