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2019.12.04

国際キャリア学科

(授業紹介)Senior Seminar(4年次ゼミ、中国研究、担当:陳齢)-上海研修旅行

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国際キャリア学科4年の陳ゼミ(中国研究、担当:陳齢)では、この度、上海での研修を実施しました。

ゼミ生は現地大学生との交流、中国の伝統的な道教信仰の聖地である城隍廟の参観、青銅器や書、絵画、貨幣、印鑑などが展示されている上海博物館の見学など、様々な角度から上海と中国を捉え、学び、満喫しました。オフの時間には、城隍廟にある老舗南翔饅頭店の小籠包に舌鼓を打った後、ライトアップされた外灘の夜景を数キロにわたって散策し、とても印象深かったようです。

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以下ではゼミ生の感想を紹介します。 

H.Uさん(福岡県立春日高等学校出身)

私が今回の上海研修で印象に残った事柄は次の3点です。一つ目は上海の発展です。以前の私は、中国に対して寺院や古い建物が多く立ち並ぶ古風な国であるようなイメージを持っていましたが、いざ空港に降り立ってみると建物の高さや大きさ、空港から中心地までをつなぐ高速鉄道を有するその発展ぶりに非常に驚きました。二日目に訪れた上海随一の夜景スポットである外灘は高層ビルや欧風の建物がずらりと並んでいて、その行く手に上海テレビ塔などのネオンが輝き、今まで歩いたことのある都市の夜景のうちでも最も華やかでした。外灘には多くの銀行を見かけ、金融センターとしても機能していることを知りました。世界の様々な都市と比較してみても抜きんでているように感じました。二つ目は国民性です。日本と比べて電車の扉が閉まるタイミングが非常に速いこと、列に割り込んでくる人がいることに驚くとともに、自分の思うように生きられるストレスの少なさそうな生活は羨ましいなとも思いました。三つ目は言語です。訪問先の上海財経大学の呂先生のクラスの学生たちが日本語をとても流暢に話せるのに驚きました。上海研修はあっという間でしたが、中国の料理から建物、世界随一の夜景、現地の人々の暮らしぶりなど様々なことを楽しめて、理解が深まっただけでなく、中国語をもっと習得したいというモチベーションもあがる自己啓発の旅になりました。数年後、もう一度、上海に出かけてその発展ぶりを比較してみたいと思います。 

A.Uさん(福岡県立浮羽究真館高等学校出身)

今回の研修では、中国の大学生との交流が最も印象的でした。中国の学生達はそれぞれの出身地についてプレゼンテーションをしてくれました。皆さん大学二年なのに流暢な日本語で、動画なども交えながらわかりやすくプレゼンテーションしていたことに感動しました。中国各地の名所やその特徴、歴史、経済など様々なことについて知ることができました。実際に中国に行ってみて、人々、風景、食、交通機関など、日本と異なる部分がたくさんあり、日々、新鮮でした。上海へのゼミ旅行では多くのことが学びとれました。本当に良かったです。充実した三泊四日になりました。また中国へ行く機会がある時は、中国の学生さん達が紹介してくれた場所にも行ってみたいと思います。 

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上海財経大学で

M.Uさん(福岡県立古賀竟成館高等学校出身)

上海財経大学という国立大学を訪問したのが一番印象深かったです。ビジネスに有利な専門課程と卒業生の質が認められて、世界的な金融機構や会計事務所に多数が就職しているエリート校の学生の前で発表するとは思っていなかったので、とても緊張しました。私たちは九州の様々な事、物について発表し、上海財経大学の学生達は自分の出身地について発表しました。まだ2年生というのに一様に日本語が上手で、パワーポイントの完成度も高く、動画を使って説明をする学生もいて、意識の違いを感じました。一人一人とても濃い内容の発表であったため、時間がオーバーし、全員分の発表を聞くことができず、とても残念でした。上海博物館と城隍廟の訪問も印象的でした。私は絵画に関心があり、中国画からは日本の昔の絵画を連想し、西洋絵画も楽しめました。数多くの貴重な資料や宝物が展示してあるのに入場料が無料であるには驚きました。一方の城隍廟はとても荘厳な建物で、私の好きな中国文化を肌で感じることができました。道教式のお参りの仕方を教えていただき、お参りをしましたが、お願いごとを考える余裕がありませんでした。夜になると豫園周辺の建物がライトアップされていましたが、私はライトアップをしていないほうが好きで、装飾のない昼間の景観のほうが趣があると思いました。次は北京など他の都市、地域にも行ってみたいと思います。 

M.Iさん(福岡舞鶴高等学校出身)

上海ディズニーランドは東京ディズニーランドよりも遥かに大きく、プロジェクションマッピングなど技術が進んでいたため、楽しみにしていましたが、アトラクションの説明は基本、中国語で、キャスト達も中国語を話していたので、内容が理解できませんでした。リスニングだけでももっと努力して修得していたら楽しむことができたのではないかと思います。その他、買い物をする際や道を聞く際も英語が通じないことが多々あったので、苦労しました。また、今回、利用した浦東空港は羽田空港や成田空港よりも大きく、セキュリティも厳しく、日本との違いを感じました。二年間、ゼミで中国について学んできましたが、知らないことがまだまだ多く、卒業までに更に多くの事を知るように頑張りたいと思います。 

N.Mさん(福岡県立香住丘高等学校出身)

中国の食事は安いものと高いものの差が大きいと感じました。一日目に立ち寄った火鍋屋さんはとても高級で、フカヒレや肉料理の値段の高さに驚きました。一方で大学の学食は、ボリューム満点にもかかわらず、値段はとても安かったです。中国の人は冷たい飲み物をあまり飲まないということを今回、初めて知りました。私はいつも冷たい飲み物ばかり飲んでいるので、白湯が出てきた時は驚きましたが、冷たいものばかり飲むより体にいいなと思うようにしました。日本からは比較的近い国ですが、食文化は異なる点が多く、新鮮でした。次に驚いたのが地下鉄の運賃の安さです。日本は交通費が高く、少し移動するだけでも多額のお金が必要ですが、中国の地下鉄は安い値段で長距離を移動できます。改札を通るたびに手荷物検査があり、通勤ラッシュ時は不便だと思いましたが、安心して乗れるというのは良い点だと思います。上海ゼミ旅行は大学生活のなかでもとても印象に残った経験となりました。実際に現地に行って学ぶことで、中国に対するイメージが変わりました。機会があれば、また中国に行ってみようと思います。 

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上海博物館で

M.Yさん(福岡県立伝習館高等学校出身)

中国を訪れるのは初めてでした。想像していたよりも、もっと広く、全てが壮大でした。街中で見た集合住宅街は日本の団地をはるかに超える大きさと広さで、電車の窓から見えた景色も地の果てが見えないほど、大きくて広いという感想を持ちました。人が本当に多く、どこに行っても人、人、人が溢れているという印象でした。私にとって中国は想像していた以上に近代的で、そしてかつ刺激に溢れる国でした。学生時代に中国を訪れることができたのは、人生にとって大きな意味をもたらすほど、とても価値のある研修旅行だったと思います。また絶対に上海を訪れたいと思います。できるだけ多くの人にあの豪華絢爛な外灘の景色を見せたいです。 

M.Nさん(福岡女学院高等学校出身)

私は今回のゼミ旅行で初めて中国を訪れ、たくさん感じたことがありました。一つ目は、日本の建物との違いです。中国の建物、なかでも住宅は日本と比べて広大であり、高層なものが多く、同様な建物が集まって並んでいることが多いと感じました。後で調べたところ、中国では国家が土地を所有しているため、マンションに住んだ方が暮らしやすく、一軒家よりもマンションが多く見られることがわかりました。また、中国は日本と比べて地震が少ないので、高層ビルが多く、新鮮に感じられたのだと思います。制度や気候が違うと、住宅事情も変わってくるのだと学びました。二つ目は、中国の学生の勉学に対する意欲です。私たちは上海財経大学を訪れ、ある授業で九州の観光地や行事、方言など様々なジャンルでプレゼンテーションをしましたが、先方の学生は上海だけでなく、全国いろいろな地域から集まっているということもあり、それぞれの出身地について発表してくれました。日中の歴史を踏まえて発表していたり、中国だけでなく、日本の政治や経済にも関心をもっていたりして、学習能力が高いと感じました。また、それぞれの出身地によって有名な食べ物や観光地などがあることも素晴らしいと感じました。中国の経済発展はとても目覚ましく、それには中国の人々の学習意欲の高さが大きく関係しているように思いました。次は他の都市も訪れてみたいと思います。 

H.Nさん(福岡県立春日高等学校出身)

IMG_2120.JPGゼミ旅行で一番驚いたことは中国の規模の大きさです。建物、道路、人の多さなど日本の倍以上あり、そのスケールに圧倒されました。空港に到着し、ホテルに移動する際にまず驚いたのは道路の大きさです。片側4車線もあり、横断歩道を渡るには小走りでないと青信号のうちに渡りきれないほどで、毎回50メートル走をしている気分でした。中国は空気が悪いというイメージがあり、ニュースでも空気が濁った景色とかが紹介されているのを見たことがありますが、実際の上海は思っていたほどではなく、電動バイクをはじめとして紙ストロー、有料レジ袋など日本よりも環境対策が進んでいるなと思いました。また、木の高さにも驚きました。ディズニーランドに行くまでの電車から、2階建ての家よりも高い木がたくさん並んでいるのが見え、日本では街の中でこんなに高い木は見ないなと思いました。上海財経大学のキャンパス内の木も高くて、上海は鹿児島とおなじくらいの緯度なのでもっと南国っぽい種類の木が生えていると思っていましたが、実際はプラタナスという街路樹が多く植えられているそうです。中国政府が街並みに合い、木の枝が風になびき、日差しを遮るなどの条件で探したところ、雨風に打たれ強く、大きな葉をもつプラタナスが最も適していると判明し、フランスからとりよせて植樹したそうです。日光を遮断するため、以前よりも道路の温度が下がったり、葉っぱがチリや灰を防いでくれたり、根が縦横無尽に広がるので台風にも強く何百年も立ち続けることができるそうです。この木は中国では初めて上海に導入されたそうで、木まで街に合わせて選ばれていると知り、上海はすてきな街だなと思いました。今回のゼミ旅行で、中国様式の建築を見たり、水墨画などの作品を鑑賞したり、きれいな夜景を眺めたり、さらに実際の上海の生活に触れたりすることもでき、中国を肌で感じ、とても刺激的でした。また、中国語をもっと頑張りたいというモチベーションにもつながりました。上海財経大学の方がプレゼンテーションで紹介してくださった街にも興味を持ったので、今後、上海以外の街にも旅行して、中国の色々な面を知っていきたいです。

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 研修旅行可以多了解中国的情况!
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上海的美丽夜景世界闻名!

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