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2019.10.15

国際キャリア学科

(授業紹介)Senior Seminar(4年次ゼミ、地域研究分野、担当:千葉)

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国際キャリア学科3年生と4年生は、国際政治経済、国際協力、地域研究、異文化コミュニケーション、経営の各専門分野のゼミ・クラスに分かれ、専門科目を重点的に学んでいます。
 
このうち地域研究分野の千葉ゼミでは、3年次にはアメリカ合衆国にフォーカスしますが、4年次には世界の諸地域に目を向け、グローバルな社会問題やその歴史的背景を深く掘り下げていきます。前期は主に開発途上国における女子教育の遅れ、貧困と飢餓やNGO等による支援活動、奴隷貿易の歴史、南アフリカのアパルトヘイト政策とネルソン・マンデラ氏の功績、第二次世界大戦中の北米/ハワイにおける日系人強制収容について学びました。後期には、ポルポト政権下のカンボジアでの大量虐殺、地雷、難民問題、アウン=サン=スーチー氏を軸としてミャンマーの歴史や民主化への苦闘などを取り上げます。
 
授業では、Global Issues Towards Peace (「DVDで学ぶ共存社会-グローバル時代を考える」)というテキストを使用し、まず全員でトピックの概要を理解するとともに、テーマに関する英語ボキャブラリーやディクテーションによる英語力向上に努めます。しかし、授業の中心となるのは、3人ずつのチームによる英語/日本語でのプレゼンテーションです。各チームは、担当のテーマについて、図書館の資料やさまざまなデータベースを駆使して自主的にリサーチし、パワーポイントを用いて学期に一度、研究発表をします。各学生がそれぞれ違った側面に焦点を絞って深く分析していくため、各チームの発表は多角的な内容となり、充実したゼミ展開となります。
 
学生の研究発表以外に、補足資料による学習、トピック関連の映画鑑賞、ディスカッションを行うことにより、各テーマがより身近で現実味を持つものとなっていきます。学期末には、プレゼンテーションの内容を整理し、各自が論文として提出します。新たな視点に立って世界の現実を見つめ直すことにより、ゼミ生たちは、グローバル規模の深刻な問題やその背景、社会人として取り組むべき課題に目を開かれています。

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千葉先生と千葉ゼミ4年生!グローバル規模の問題やその背景について学んでいます!
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