国際キャリア学部には海外提携校に長期留学する「Study Abroad」科目が設けられています。このプログラムでは成績などの履修条件を満たしている希望者は9カ国・地域にある16の提携校のいずれかに留学し、留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されます。したがって、卒業が遅れることなく、学期中に留学することが可能です。
留学中の学びを活かして帰国後にTOEICの成績を大幅に上げ、700点台から800点台の得点をあげる学生も相次いでいます。
このコーナーでは海外提携校へ留学した学生の報告をシリーズで紹介しています。122回目となる今回は、今年4月から西オーストラリア大学に留学中のE.Nさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)からの報告です。
E.Nさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)からの留学報告
こんにちは。私は今年4月からオーストラリア西部の街、パースにある西オーストラリア大学(UWA:University Western of Australia)に留学しています。西オーストラリア大学では、自分のレベルにあったクラスで学習することができ、毎日、英語力向上に向けて励んでいます。クラスは少人数制で、質問しやすい環境が整っています。タームが終わるごとに試験があり、その結果で次のタームのクラスが決まるという仕組みです。私のクラスには、コロンビア、韓国、中国、そしてタイからの留学生がいます。みんなとてもフレンドリーで、授業でも楽しく協力しあっています。(左:ご指導いただいている先生と)
自分の頑張り次第で、更に上のレベルのクラスで勉強することができるので、励みになります。授業内容は、グループでのディスカッションや、ペアワークで自分の意見を相手に伝えることが多いです。私はあまり自分の意見を出すほうではなかったので、初めはとても緊張しましたが、周りの留学生に感化され、次第に積極的に自分の意見を伝えるようになりました。
放課後は、友達とシティに出かけたり、図書室で勉強したりしています。週末はホストファミリーと出かけたり、違う国籍の友達に料理を振舞ってもらったりしています。クラスメイトと一緒に各国の料理を食べに出かけることもあります。パースはとても気候がいいので、晴れの日はよくピクニックに行きます。クラスに関係なく、みんなを誘って、バドミントンやバレーボールをすることもあります。
初めの一か月は自分の語学力と消極的な姿勢にうんざりしていました。自分では必死についていっているつもりでも、他の国から来た留学生から見ると、日本人はやはり消極的で静かなようです。落ち込むこともありましたが、そんなことではやっていけません。その悔しさをばねに、日々、英語学習に励んでいます。数字やレベルで自分の成長を確かめることができ、先生に発音を褒められると、やる気も上がります。もちろん日本は恋しいですが、限られた時間でどれほど成長できるかは自分次第なので、常に前向きに、毎日、少しでもできることを増やしていき、悔いなく帰国できるようにこれからの留学生活を過ごしていきたいと思います。
各国からの留学生のクラスメイトと!
ICD *I Can Do*