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2019.07.16

メディア・コミュニケーション学科

映画「ザ・ファブル」の監督江口カン氏をお迎えし、社会人特別講義を実施しました

2019年6月11日(火)3時限に、KOO-KI(空気株式会社)所属で映画・ドラマ・広告映像等の企画・監督をされている江口カン氏による社会人特別講義を実施しました。実施科目はメディア・コミュニケーション学科科目「色彩研究」「現代メディア論」の合同授業です。当日は特別に学内公開授業として開催したので、受講生以外の聴講者も多数来場しました。

 
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KOO-KI(空気株式会社)は地元福岡市に本社オフィスを置く会社で、江口監督は福岡の生まれです。江口監督の手掛けられた作品は、カンヌ国際広告賞を連続受賞されるなど、国内外で高い評価を得ています。特別講義では、非常勤講師の國盛教員によるご紹介に続き、KOO-KI設立までの経緯や、ご自身の学生時代についてお話いただいたのち、最新作を含む幅広い事例を題材にして制作についてご教示いただきました。
 
レクチャーでは、江口監督の作品に共通する「オモシロイ」について、表面的な魅力・掘り下げられた魅力など、映像を観ながらその種類を段階的に解説していただきました。また、人に伝えることの重要性に触れ、感動する・印象に残るとはどういうことか、多くの糸口を示されました。学生たちは、敢えて説明しないという発想や照明の大切さなど、普段知ることのない講義内容に目を輝かせて受講していました。
 
最後は、学生からの質問に対して「より良いものを作るにはギリギリの時間まで試行錯誤することが大切で、量を作ることで見えてくるものがある。それは学生が学んでいるすべてのことに共通している」とおこたえいただきました。

江口様、お忙しいなか本当にありがとうございました。
(金藤)