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2019.05.16

心理学科

心理学科の教員を紹介します!大迫秀樹先生

今年度から大迫秀樹教授が赴任されました。
大迫先生は、児童福祉施設での勤務経験があり、臨床心理学、福祉心理学を専門とされています。「発達心理学」「心理演習」などの講義を担当されます。
今回は、大迫先生に自己紹介をしていただきました。
 

専門分野
「臨床心理学、福祉心理学」
これまでに、警察(科捜研)の心理職を経て、児童福祉施設や相談機関にて勤務した経験がありますので、特に、非行の予防等を含め、児童福祉領域における子どもと親・家族に対する臨床心理学的なアプローチを専門としています。
 
主な研究業績
「虐待を受けた子どもに対する環境療法:児童自立支援施設における非行傾向のある小学生に対する治療教育」『発達心理学研究』14巻2003年
「虐待を受けた小学生女児に対する児童福祉施設での心理的ケア:二重のトラウマに対する統合的なアプローチ」『心理臨床学研究』26巻2008年
 『福祉心理学(公認心理師の基礎と実践)』(共著)遠見書房 2018年 
 
研究教育活動
被虐待経験による心理的なダメージによって、様々な情緒的な課題を抱えたり、非行等の逸脱行動を呈するなどした子どもたちに対する心理的ケアに取り組んできました。その際には、個別の心理面接に加えて環境全体を見据えながら、総合的な心理的ケアを行うことが重要だと考えられます。特に、児童福祉施設における多職種が連携しつつ実施する統合的な生活臨床の実践を重視しながら研究を進めています。
 
学生に向けてのメッセージ
心理学に興味を持たれている皆さん、人の「こころ」というものは、非常に奥が深く、学べば学ぶほど関心が高まっていきます。そのため、大変興味深く、かつ人生を送る上でも、極めて役に立つ学問だと言えます。是非、一緒に心理学を学びませんか!
 
 
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