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2019.03.18

国際英語学科

ベトナム フィールドワーク (その2/6) (授業紹介)Global English Fieldwork

ハノイでは、早朝5:30のランニング・エクササイズに始まり、しっかり朝食を取り、プレゼンの練習とミーティングの時間をたっぷり持つことで、参加学生全員の士気とモチベーションの高揚が図られました。今回は、三番目の訪問先である日越大学での活動内容をご紹介いたします。

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日越大学側の教職員の皆さんとともに

日越大学(Vietnam Japan University : VJU)は、201010月末に、当時の野田佳彦首相とグエン・タン・ズン首相との間で交わされた日越共同声明の精神に則り、日越友好の象徴として、またベトナムでの最高水準の教育・研究・人材育成の拠点として、2016年の9月に開学されました。現在は『地域研究』・『公共政策』・『企業管理』・『ナノテクノロジー』・『環境工学』・『社会基盤』・『気候変動』の7分野のカリキュラムと、共通科目としての『日本語教育プログラム』を有する大学院大学です。近い将来、学部学生の受け入れのためのカリキュラムの拡大が予定されており、現在そこに向けての取り組みが進められています。

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日越大学のロゴマーク
 
日越大学では本学学生を迎え入れる周到な準備がなされており、教職員の皆さん、そして多くの学生が様々な趣向を凝らした交流プログラムをご準備下さいました。その中でも取り分け私たちを驚かせたのは、日越大学側が本学学生のためにアオザイの用意をしてくださっていたことです。学生は、ご準備いただいたアオザイを身にまとい、日越大学の学生達との交流会に臨みました。

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ベトナムのアオザイとともに

交流会のアジェンダは、まず日越大学側副学長のグエン・ホアン・オアン博士より、歓迎スピーチを戴きました。続いて、日本人スタッフである山口昌志様より、日越大学のカリキュラムや研究内容のご紹介プレゼンテーションを戴きました。本学側からは福岡女学院大学の歴史・組織概要、国際交流の取り組み、キャンパスライフについての紹介プレゼンテーションが行われました。

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グエン・ホアン・オアン副学長のスピーチの後に、本学学生から記念品を手渡し

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本学学生からの大学紹介プレゼンテーション風景

ややかしこまったプレゼンテーション・セッションに続いて、日越大学学生達による交流プログラムが始まりました。交流会の中では、旧正月(春節)で必ずベトナム家庭の食卓に出される、伝統食材がふるまわれました。餅米の中に豚肉や鶏肉を入れ、それを丸ごとバナナの皮に包んで一昼夜発酵させる、独特の伝統食材です。

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交流会のひとコマ

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交流会での写真撮影会風景

終始和やかな友好的ムードに包まれながら、約3時間半に渡る長時間の交流プログラムを無事終えることが出来ました。

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日越大学のレセプションデスクの前で
 
ハノイでの3機関(中央経済管理研究所:CIEM、国際協力機構:JICA、日越大学:VJU)訪問活動を無事に遂行し終え、8名の参加学生は愈々英語とベトナム語でのコミュニケーションスキルに自信を深めた様子です。ハノイでの滞在期間中は、旧正月(春節)が明けて間もない例年の天候の通り、朝夕はやや肌寒さが残り、時折霧雨が降る毎日でした。明日は曇天のハノイを抜けて、常夏のホーチミンへ、さらにその先の南部バリア・ブンタウへと翔び立ちます。次回の国際英語学科 Todayでは、灼熱の陽光が降り注ぐバリア・ブンタウでの活動の模様をご紹介いたします。