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2019.03.12

心理学科

先輩と後輩のつながり2

 福岡女学院は、「つながり」を大事にしています。学院聖句にも示され(ヨハネによる福音書15章5節)、「つながり」を大切にし、一人ひとりの人生が豊かに実を結ぶように全人教育を実践しています。
 
 大学生活の中では、先輩・後輩の縦のつながりも大事な関係です。先輩と後輩の関係作りは、研究室での活動や授業など日常の中でも行われます。様々な場面で1歩先をいく先輩と交流を持つことは学びの深まり、進むべきモデルの獲得、安心感につながるようです。
 今回は、4年生が2年生・3年生に向けて行った以下の活動に参加した2年生の感想を紹介します。                 
(担当:重橋)
 
・卒業研究ゼミ内発表会
・4年生と後輩との交流会 「先輩から学ぶ就職・進学サポート」
 
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【卒業研究ゼミ内発表会】         【卒業研究発表会】

2年生の感想から

◇ゼミ内卒業研究発表を聞いて、日常の中で小さな疑問を持つことが大事なのではないかと考えました。先輩の卒業研究は、小さな疑問・問題意識から研究が広がっていました。このような結果が出るのではないかと仮説を考えて統計を取ること、結果から何がいえるのか、今後に向けてどのようなことを考えるべきかなど、様々な視点から考察をしていることがわかり、多くのことが学べる発表会でした。2年までに学ぶ授業内での課題(統計、結果、考察)と自分で研究することの違いを感じることができました。  
 
◇まだ進学か就職か迷っているため、交流会でそれぞれの道に進んだ先輩の意見を聞くことができたことは良い機会でした。就職はまだまだ先だと考えていたが、準備・気持ちを整え、意思を明確にすることが大事だと思いました。交流会が終わり、将来について悩める材料が増えて良かったと思いました。
 
◇卒業研究発表会に初めて参加し、発表形式など全体的な内容を知ることができました。驚いたことは、私たちが今学んでいる統計の方法でほとんど分析できるということです。これは学習したことをきちんと覚えていないと卒業研究は苦労するということでもあります。研究内容はどれも面白く、全員こだわっている研究を行っている印象でした。
 
◇4年ではこのようなテーマを扱うのかと把握でき、また内容も興味深く思いました。関心がある分野を見つけることは、今できることだと思います。また、交流会では就職活動・進学それぞれの具体的な内容を聞くことができ、少し先のことを意識することができました。自分の学びを深めるために、事前に質問する内容を考えておくなどの工夫をする必要があったと気づくこともでできました。
 
◇4年生の卒業研究について色々聞けたことは、良い体験でした。研究テーマについてまだ曖昧な部分があり、来年度に向けて参考にしたいと思いました。交流会では、大学院の入試や勉強法に関して聞くことができました。私は大学院への進学を考えているため、先輩方の話を受けて春休みに取り組む勉強へのモチベーションが上がりました。