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2019.02.12

大学院での学びと成長の振り返り -2018年度(第14期)修了生のことば

2年間の短くも長い修練の時間が終わる修士2年生たちが、その2年間の学びを振り返って、自分にとってもっとも大事だったものは何か、それを表すことばを寄せました。
臨床心理士養成指定大学院として備えるべき教育内容は全国的に一定水準では共通しており、基本的専門性を身に付けるにあたっては、福岡女学院も例外ではありません。その上で、ここならではの学びは何か、といったところでこの2年間の学びの意義は異なってくると思います。
福岡女学院で大事にするものをしっかり頑張って学び、以下のことばを残してくれた第14期の院生のみなさんに感謝とエールを送ります。


○福岡女学院に来て、一番得たものは「人そのものを愛す」という気持ちだと思う。
○人と関わることの難しさ、だからこそ人と関わる臨床心理士を目指したんだ、という自分の気持ちを明確にできた気がする。
○特に本学では「自己内省」が大きなテーマであり、自分の基盤をしっかり見つめ、固めることができたと思う。
○臨床心理士にはマニュアルがなく、自分自身の心が道具であることを学んだ。
○鵜呑みするのではなく、問いを立てるようになった。
○本気で「人」のことを考え、悩み、喜ぶことができた。
○自分の心地よさを優先して生きてきた私が、本学だったからこそ何度も内省し、深め、本気で人と向き合いたくなった。
○毎回の内省レポートやグループシェアを通して、一つ一つのことを丁寧に観るようになった。
○奥手で内向的な私が、私の内側から汲み上げられるような体験を積み重ね、積極的に先生、仲間とシェアする中で変化する自分をみながら、人の成長を信頼するようになった。
○様々な実習の中で人を動かす、まとめる立場の体験を通して、個とともに全体を“観る”“気づく”“具体的に行動する”ことを学び、自分の選択肢がどんどん広がっていくようになった。
○人と関わる楽しさと面白さを得た。

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