英語学・異文化コミュニケーション分野の科目「International Literature」(国際キャリア学科3年選択科目、担当:中島)では、英語での映画作品を選び、様々な角度から読み解いていきます。同時に、2年次までに培った英語力をさらに鍛えるため、授業後半にはチームごとに選んだテーマについてリサーチと分析を行い、その結果を英語でプレゼンテーションします。
後期は、ジェニファー・ウェイナー(Jennifer Weiner)の同名のベストセラーの映画化であるIn Her Shoes(米国、2005年)を視聴しながら、チャプターごとにリスニングの練習や語彙・表現について学んだうえで、映画の文化的・社会的背景、その他について掘り下げました。
以下は受講した学生の感想(代表)です。
◎プレゼンテーションをどのようなテーマで、どのような内容にするか考えることは非常に難しかったですが、考えていくうちに、映画が伝えたいことや登場人物に対しての理解ができていったような気がして、とてもよかったと思います。他のチームの考え方も知ることができ、様々な方向からのプレゼンテーションを聞くことができ、楽しんで授業が受けられました。
◎映画を使って授業をすることで、楽しみながら英語を学習することができました。また、セリフの細かいところまで見ていくことで、スラングや通常通りの訳とは異なる言い回しなどについて学ぶことができてよかったです。In Her Shoes はストーリーの面白さに加えて、映画の中に出てくる詩やアメリカの気候風土などについて様々な角度から学ぶことができました。今後、他の映画を観る際にもいろいろな観点からみようと思いました。ありがとうございました。
◎映画を観ながら、英会話と英文法を楽しく学ぶことができました。先生が各シーンについて詳しく説明してくださったおかげで、文脈をより理解し、映画の面白さをより感じることができました。特に登場人物の名前や地名の由来を説明していただいたのが興味深かったです。1年間、お世話になりました。ありがとうございました!
◎この授業では、1つの映画を時間をかけて観ていくので、理解が深まってよかったです。シーンの英語のセリフを何度も聞かせていただいたので、最初は聞き取れなかった単語も聞き取れるようになりました。
◎映画の内容がとても面白かったです。また、日常ではあまり耳にしない表現の使い方など、映画でしか学べないこともたくさんありました。
◎映画をいろんな視点から観ることができて面白かったです。個人的には、ディクテーションの時間が特に好きでした。サマリーと感想を英語で書いた宿題をグループごとに集めて先生に見ていただくのが、とてもよかったです。
◎一つの映画をこんなにもじっくり観たことはなかったので、とても面白かったです。最後のプレゼンでは、1つの映画でありながら、各チームが異なる見方や分析を行っていたことがとても興味深かったです。
◎洋画を知り尽くしている中島先生が選ばれた映画で、様々なことを学べる授業を、私はとてもとても好きでした。毎回のテストで音だけで聴くリスニングではなくて、映像も含めて聞けるリスニングだったので、家でも字幕なしで観てみようと思うようになりました。
◎映画を観ながら勉強すると、言葉を覚えたり、聞き取るのが苦ではなくなったりするので、自分でもそうやって勉強しようと思います。ありがとうございました!
◎この授業で一つの映画を細部まで掘り下げたことで、誰も気にしないような設定に気づいたり、一つ一つの言葉、動き、風景にも意味が隠れているのだと知ることができました。今後、映画を観るときに役に立つと思いました。
◎登場人物の感情を映画の中から推察し、それぞれがプレゼンテーションで発表することで、クラスメイトたちが同じシーンを見て、どんな風に感じるのかを知ることができて面白かったです。
◎1つの映画について深く調べて行って、同時に文法や単語も学べたのでとても面白い授業でした。ありがとうございました。
◎映画のタイトル、劇中の詩の意味など、普通に観ただけではわからないことを深く知ることができて面白かったです。友人とグループでプレゼンすることで、新たに発見することが多かったです。
◎映画をただ観るだけでは分からない、バックグランドや比喩などを解釈していく時間が楽しかったです。お世話になりました。ありがとうございました。
(中島)
こちらこそ有難うございました!この映画を皆さんと一緒に観ながら、様々なことについて考えたり、話しあったりすることで、私の中でも更に気づきが多くあった一学期間でした。
チームごとのプレゼンテーションを終えて全員集合!
ICD *I Can Do*