2018年の国際キャリア学科クリスマス・タレント・ショーは最後のプログラムの艶やかなファッション・ショーで締めくくり、幕を下ろしました。
タレント・ショーとは歌、ダンス、演劇、武道、楽器演奏など、自分の得意な才能を舞台で発表する行事です。日本では得意技能を人前で披露するのには多少、ためらいがありますが、アメリカなどの学校では若者の自尊感情を高めるのに役立つ機会として広く普及しています。
国際キャリア学科では、4年前から学生の自尊感情を高めるとともに、学科全体の団結心を高めるために、毎年、クリスマスの時期にタレント・ショーを開催しています。年々、参加グループは増え続け、今年は15のチームが参加しました。アジア各国の伝統的ダンス、ヒップホップ・ダンス、ギターやピアノの演奏、空手の演舞など、皆、隠れたタレントを次々と披露してくれました。
毎年恒例のファッション・ショーでは、自分達でデザインし、作成したドレスアップドールとクリスマスをテーマにした衣装、そして国際キャリア学科だからこそできる国際色豊かな8カ国(日本、中国、韓国、ミャンマー、ベトナム、スリランカ、ネパール、フィリピン)の民族衣装が紹介されました。
実行委員の皆さん、大変お疲れ様でした。3年生を中心として、2年生と多くの1年生が実行委員になりました。開催2ヶ月前から出演者募集、ポスター作成、出演者の出番の調整、会場設定など準備を進め、本番では司会進行、出演者との調整、音響や照明機器の操作などの仕事を着実に遂行してくれました。学科が同じとはいえ、国籍、出身地、趣味も関心も異なる集団をまとめていくのは大変です。高校まではおそらく先生方が主に準備されていた会場、機材の確保や大学側との交渉も含めて新たな体験があったと思います。行動したこと自体が皆さんの財産になります。教室で先生の指導についていくだけの受動的学生ではなく、自らの行動目標を定めて、その実現のために、他者との協力体制を築き、設定時間以内で目標を実現していく力こそ、現代の社会が求めている力です。
出演者の皆さん、お疲れ様でした。団体参加の場合には、練習中にみんなと足並みが揃わなかったこともあったでしょうが、最終的に舞台に立ってどうでしたか。ドキドキしたと思いますが、勇気を出して参加してよかったと感じてもらいたいと思います。皆さん、素晴らしい演技でした。ぜひ来年も舞台に立って下さい。
Hope 2018 has been a wonderful year, and 2019 will be another great year with more challenging goals. Have faith in yourself, always try your best and never give up! Wish all a Merry Christmas and a Happy New Year!
(文責:蘭紅艶)
以下は実行委員を務めた学生の感想です。