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2018.12.07

国際キャリア学科

(授業紹介)Junior SeminarⅡ(蘭ゼミ、異文化コミュニケーション分野)

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異文化コミュニケーション分野の蘭ゼミでは、コミュニケーションにおける様々な研究を行っています。

今までのゼミ生の研究テーマは、「情報化社会の課題」「若者言葉の現状-日本語の乱れ」「SNSの浸透による現実社会の対人関係の概念の変化」「日本の女子大学生の友人との関わり方とSNSの関連性」「日本人学生による日本企業と外資系企業の認識の相違点」「海外の映像作品が若者に与える影響と外国作品の浸透度」「日本におけるバイリンガル教育の現状」「日本人から見た外国人留学生」「福岡県における韓国人旅行客の購買行動」「人間関係におけるストレスとそれへの向き合い方」「カジノとAIの関連と経済効果」「都会と田舎に対する若者の意識」などが挙げられます。

上記のテーマは一年次必修科目の「Introduction to Communication」と二年次選択科目の「Intercultural Communication」を通して学んだ事柄からそれぞれ自分で設定し、研究しています。学生たちはテーマ設定から最終発表まで指導教員のアドバイスを受けながら主体的に行ってきました。

2018年度前期はゼミの一環として「食文化を通して異文化交流」を目的に料理教室を開催しました。スリランカ出身のゼミ生によるカレー、日本人学生が作るラッシー、チヂミなどで心身ともに満足しました。後期はその第2弾として皮からの餃子作り、ぜんざい、手巻き寿司、チヂミ、ラッシーをチャレンジしてみました。たくさん種類があって、五感でたっぷり味わったうえで、チームワークの楽しさと達成感を実感しました。ゼミでの研究は個人作業、「食文化を通して異文化交流」料理教室はチームでの作業です。いずれにしても主体性、積極性、問題解決能力が問われます。2年間のゼミを通して、社会で活躍できる人材の育成を視野に入れて授業や活動を行っています。

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以下は受講生の感想(抜粋)です。

M.Iさん(鹿児島県立加治木高等学校出身)

今回の料理は、手巻きずし、蘭先生のお手製の餃子、チヂミ、おしるこ、ラッシーでした。それぞれで班を割り振って、買い出しから、作るところまでを責任もって担当しました。みんなお腹が空いていたので、料理中にたくさん味見をしていました。料理ができるごとに、みんながそこに集まって、すぐに無くなってしまう様子が面白かったです。できあがった料理を、いつもお世話になっている先生方にお持ちすると、喜んで受け取ってくださいました。最後はもちろん、使った食器の洗い物から、調理室の片づけまで完璧に終わらせて終了です。常にワイワイガヤガヤしていて、とても楽しかったです。来年も機会があればまた行いたいです!

K. Yさん(明治学園高等学校出身)

今回は手巻き寿司と白玉、餃子、チヂミ、ラッシーを作りました。みんな作っている最中に他の料理ができあがると、「一口ちょうだい」と口癖のように言っていました。全ての料理が机の上に並べられることはなく、各自ちょくちょく食べる形でした。「仲が良いゼミだな」と改めて感じました。とても楽しい体験になりました。

M. Nさん(福岡海星女子学院高等学校出身)

今回の料理教室は留学生の要望に応えてぜんざいと手巻きずしをメインに作りました。みんなで楽しく作って、美味しく食べることができ、異文化交流ができた時間になりました。
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H. S さん(佐賀県立佐賀北高校出身)

蘭ゼミでは第二回の料理教室を行いました。今回のメニューは手巻き寿司、餃子、ぜんざい、チヂミ、ラッシーです。事前に献立と材料、予算、担当を決めていたので、当日はスムーズに活動することができました。私はぜんざいとラッシーを担当しました。ぜんざいは餡をお湯に溶かして、白玉を粉から作りました。餡に砂糖を混ぜたり白玉をこねて茹でたりを同時新党で行なっていたのでチームワークが重要になっていましたが、みんなで楽しみながらつくりました。餃子担当の班は蘭先生が作ってきてくださった自家製のタネを自分達で作った餃子の皮に包んで水餃子と焼き餃子を作ってくれました。手巻き寿司班は酢飯を炊くところから始めていたので力仕事になり、大変でしたが、みんなそれぞれに自分の好きな具を巻いて楽しそうに食べていました。今回、留学生の希望で日本食をメインに作りました。手巻き寿司とぜんざいは特に好評でした。予算集めから買い出し、準備、後片付けまで一つのイベントをこなしていき、担当や責任者をそれぞれが担うことで、活動の楽しさと達成感を味わえ、自分達で行動を起こして料理教室を成功させることができたので良かったです。今回は特別講義の人たちとの合同での活動になりましたが、活動を通して距離も縮まり、とても楽しかったです。日頃、お世話になっている先生方にもおすそ分けをして、喜んで食べてくださりました。私たちの希望を可能な限り叶えてくださる蘭先生に感謝しています。
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M. Tさん(佐賀県立三養基高等学校出身)

前回はスリランカ出身の留学生を中心にカレーを作りましたが、今回は留学生に向けてぜんざいと手巻き寿司を中心に日本料理を作りました。料理はバラエティ豊かで、とてもおいしく、楽しく活動できました。

Y. Yさん(福岡市立福岡西陵高等学校出身)

ゼミのメンバーで協力しながら楽しく料理し、今回は六品も作ることができました!いつも研究に追われているみんなが笑顔になれて、ワイワイできる料理教室が大好きです。4年生でも実施したいです。

Y. Pさん(スリランカ出身、弘堂国際学園出身)

異文化コミュニケーションのなかでは、食文化に対する理解も大切です。料理をゼミのみんなと一緒に作ることができて、楽しかったです。自分の国の以外の料理を作るチャンスがあまりないので、良い経験になりました。ゼミではみんなと一緒に色々なことが学べてとてもいいです。
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A. Aさん(福岡県立筑紫高等学校出身)

餃子、ちぢみ、手巻き寿司、おしるこ、マンゴー・ラッシーと、お腹いっぱい食べれて幸せでした。ゼミのみんなで共同作業してより距離が縮まった気がします。

K. Iさん(鹿児島県立大島高等学校出身)

第二回目の料理教室でした。他国の料理を作ることで得られる知識や関心がたくさんあります。第一回目の料理教室では。スリランカの料理をみんなで作り、初めて食べるスリランカの料理、味を知れたこと、そして作り方が独特だったこと、さらに料理の際に使う調味料を初めて見る新鮮さや驚きなど様々な感情がありました。今回も蘭先生が作ってくださった水餃子、焼き餃子は生地から作ったり、日本のものより生姜が効いていたり、実際に中国に行って食べたようなリアルな風味を感じることができました。みんなで力を合わせて何かをやり遂げることについても役割の重要さ、効率の大切さなどを学ぶことができて、とても貴重な時間でした。

A.Tさん

普段から仲のいいゼミメンバーですが、お料理教室ではみんなでワイワイと協力しながら作業をすることで、いつも以上に会話の量が増えていたように感じます。様々な国の料理を作ることで、食を通して異文化に触れる良い機会になりました。

S. Hさん(大分県立大分舞鶴高等学校出身)

前回に引き続き、今回は手巻き寿司やぜんざいなどの日本食や餃子などの中華料理を作りました。異なる食文化を理解し、楽しむことができるいい機会となりました。打ち合わせの段階から本番までよくコミュニケーションをとり、チームワークを発揮することができました。
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笑顔が絶えないゼミ生たち!
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