国際キャリア学部には海外提携校に長期留学する「Study Abroad」科目が設けられています。このプログラムでは成績などの履修条件を満たしている希望者は9カ国・地域にある16の提携校のいずれかに留学し、留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されます。したがって、卒業が遅れることなく、学期中に留学することが可能です。
留学中の学びを活かして帰国後にTOEICの成績を大幅に上げ、700点台から800点台の得点をあげる学生も相次いでいます。
このコーナーでは海外提携校へ留学した学生の報告をシリーズで紹介しています。110回目となる今回は、中国の華東師範大学に留学中のM.Hさん(福岡県立久留米高等学校出身)からの報告です。
M.Hさん(福岡県立久留米高等学校出身)からの留学報告
私は現在、中国の上海にある華東師範大学に留学しています。華東師範大学は世界中から留学生が集まっている大学で、今学期には約200ヵ国からの留学生が学んでいます。華東師範大学での中国語の授業はReading、Listening、Speakingの3つがあり、Readingは英語を使って、残りの2つは中国語を使って学んでいます。クラスメイトはオーストラリア、フィリピン、タイ、カメルーン、オランダ、インドなど様々な国からの留学生で、英語を使ってコミュニケーションを行っています。授業中に積極的に質問をする彼らに影響されて、私もたくさんの質問をするようになりました。
クラスメイトの誕生パーティで!
私は留学生と話すことが好きなので、授業とは別に英語を独習しています。会話の中で知らない単語や表現があると、とても悔しく、その都度、復習しています。
華東師範大学のキャンパスはとても広く、よく迷子になって地図アプリを見ながら歩いている人を見かけます。学生食堂は3か所あり、さすがに「食の国」中国だけあって、とても安く、おいしいので、昼食と夕食に利用しています。毎日、違うものを食べても帰国までにコンプリートできないのではないかと思ってしまうほど、メニューがたくさんあります。放課後はキャンパスから出て、買い物や観光をしたり、寮に戻って勉強をしたりします。復習して新しい単語や用法を習得すると、すぐに使ってみたくなります。はじめは買い物するのも食堂で料理をオーダーするのもとても大変でしたが、最近は相手の方が言っていることを理解できるようになり、とても楽しいです。
中国語で流暢に会話することはまだ難しく、言いたいことが通じないもどかしさや悔しさを感じることが多々ありますが、残された留学期間でたくさん吸収したいです。留学という貴重な機会を最大限に利用して、中国、上海の文化や言葉、他の国々からの留学生との交流を楽しみたいと思います。
ICD *I Can Do*