国際キャリア学部には海外提携校に長期留学する「Study Abroad」科目が設けられています。このプログラムでは成績などの履修条件を満たしている希望者は9カ国・地域にある16の提携校のいずれかに留学し、留学先と提携して行う成績評価によって単位が認定されます。したがって、卒業が遅れることなく、学期中に留学することが可能です。
留学中の学びを活かして帰国後にTOEICの成績を大幅に上げ、700点台から800点台の得点をあげる学生も相次いでいます。
このコーナーでは海外提携校へ留学した学生の報告をシリーズで紹介しています。101回目となる今回は、オーストラリアのモナシュ大学に留学中のY.Uさん(福岡県立伝習館高等学校出身)からの報告です。
Y.Uさん(福岡県立伝習館高等学校出身)からの留学報告
オーストラリアのモナシュ大学に留学中のY.Uです。メルボルンに来て約2か月が経ちました。私にとって、この留学が初めての海外渡航ですが、メルボルンは落ち着いた街で、気候もとても過ごしやすく、学習に適した環境だと思います。
モナシュ大学はメルボルンの街の中心に位置しています。私が所属している英語学習のクラスでは、Writing、Listening、Reading、Speakingをまんべんなく学びます。1クラス15人という少人数制で、たくさんの発言する機会が与えられています。自分から発言することが苦手な私ですが、先生もクラスメイトも精一杯聞き取ろうとしてくれます。毎日の勉強のなかで新たに学ぶことも多く、難しいと思うこともあります。例えば、私のクラスには中国からの留学生が多く、発音の違いが会話のすれ違いにつながってしまったこともあります。それでも、以前よりコミュニケーションがとれるようになりました。毎日、英語に囲まれた日々は、たくさんの刺激で溢れており、英語力の向上に大きくつながっていると思います。
ご指導いただいている先生、そしてアジアからの留学生のクラスメイトと!
メルボルンは、さまざまな国から来た人達が集まる場所です。Meetupというイベントにも積極的に参加し、授業外で英語を話す機会を増やすようにしています。たくさんの人たちとの異文化交流は、他の国のことを知るだけでなく、日本のことについて改めて知るきっかけになり、視野が広がりました。また、メルボルンには多くのカフェや博物館があり、オーストラリアの文化や習慣など、様々なことを肌で感じています。ホストファミリーもとても親切で、時々、日本が恋しくなることもありますが、今までにないくらい濃い時間を過ごしています。
「ここに来て自分は成長したのだろうか」と毎日、考えます。残された日数はもう多くなく、焦らないことがないわけでもありません。それでも、悔いの残らぬよう、楽しむことも忘れずに、日々、コツコツと努力していきたいと思います。
ICD *I Can Do*