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2018.10.24

国際キャリア学科

(授業紹介)中華人民共和国駐福岡総領事館の何振良総領事による特別講義を開催しました!

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キャンパスに金木犀の香りが漂う時節、福岡女学院大学国際キャリア学部では、中華人民共和国駐福岡総領事館の何振良総領事をお迎えして、国際キャリア学部1年生を対象に特別講義を開催しました。

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特別講義で、何総領事からはまず改革開放政策以来の急速な経済発展とそれに伴う環境問題の解決に向けた取り組み、ドローンや無人カーの普及、キャッシュレス化の進展に代表される新しい技術やビジネスの発展など、ダイナミックな成長を続ける現代中国の歩みと現状について、過去と現在の北京、上海、深圳の写真を示しながらわかりやすく丁寧に解説いただきました。続いて、1972年の日中国交正常化以降の両国の友好交流について、その基礎となった四つの政治文書について解説いただき、1972年から2017年の間に貿易額は11億ドルから3000億ドルに、人的往来は9000人から1003万人に増加するなど、急速に拡大し、深化した二国間関係についてご紹介いただきました。

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講義後半には、両国の若者の気質や関心事、言動のパターンの類似点、相違点について比較し、その成因についてご自身の考えを交えながら語られました。そのなかで、中国の若者は総じて外向き志向が強く、2017年の中国から海外への留学者数は前年比12%増の61万人と世界最大になっていることをご紹介いただいた時には、同様に海外への関心の高い国際キャリア学部の学生たちからは驚きの声が上がっていました。

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そのうえで、グローバル人材を目指す学生たちに対し、①語学力の修得(英語ともうひとつの言語)、②専門知識・技術の修得、③知識を実践に移し、コミュニケーション能力を高める、④異文化への理解と国際的視野を持つという四つのアドバイスをいただき、「グローバル人材になるためは、まずは海外に出てください。ぜひ身近な存在である中国を訪ねてください」と呼びかけて隣国、中国への知的関心を促され、若者達に熱い期待を寄せられていました。

IMG_6606.JPG講義の後の質疑応答では、学生たちから「現在、中国の若者に特に人気のある職業は何でしょうか」「外交官というお仕事の魅力は何ですか」「将来、ぜひ中国で仕事につきたいと思っていますが、主として何を学ぶべきでしょうか」など、質問が相次ぎ、盛況のうちに特別講義は終了しました。お忙しい公務のなか、貴重なご講義をいただきました何振良総領事、特別講義の実施にご尽力いただきました張映川教育室長、本当にありがとうございました!

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以下では聴講した学生の感想(代表)をご紹介します。

M.Oさん(福岡県立嘉穂高等学校出身)

なかなか現役の外交官の方のお話を聴く機会はないので、とても貴重な経験になりました。何先生もおっしゃっていたように、留学でなくとも海外に行き、現地の方と積極的にコミュニケーションをとることはとても大事だと思います。中国の良さや魅力についても知ることができたので、ぜひ、中国を訪ねようと思います。

H.Tさん(福岡県立ひびき高等学校出身)

今回の講義を聴講して、中国への関心がとても高まりました。メディアなどの情報だけでは伝わらない中国の実情についてお話を聴けたことが特に大きかったです。大学在学中にぜひ中国を訪れ、今の中国を自分の目で見て、学んできたいと思います。

E.Nさん(福岡県立武蔵台高等学校出身)

日本と中国の若者の相違点のなかで「中国の若者は総じて外向きであり、留学への関心が高い」と聞き、見習うべきだと思いました。中国の人々が高い向上心を持って、今の環境に満足せずにさらなる発展に向けて取り組んでいることは素晴らしいと思います。

H.Mさん(広島県立福山明王台高等学校出身)

今回の講義を聴き、中国と日本との相違点や新しい日中関係、両国の相違点、さらにはグローバル化が進む社会で求められる人材など、多くのことを学ぶことができました。今までよりも中国を身近に感じることができ、これまで知らなかった両国の友好の歩みについても学ぶことができました。

S.Kさん(愛媛県立新居浜西高等学校出身)

若者が広い視野を持って交流し、そこから得たものを素早く吸収することが日中両国の相互理解や信頼関係の促進につながると何先生は期待されていました。それを聞いて、私は日本の若者に日本を離れて世界を見たいという願望が不足していることが改善すべき点ではないかと思いました。多くのことが学べた貴重な講義でした。

N.Nさん(福岡県立新宮高等学校出身)

今回、何先生の講義を聴いて、今まで知らなかった中国のことや新しい日中関係について学ぶとともに、今後、私たちのような若者がグローバル人材になるために取り組むべきことについて考えることができました。また、外交官という国を背負う責任感のある仕事に関心を持ちました。貴重なお話をありがとうございました。

S.Kさん(福岡県立八女高等学校出身)

中国の若者と比較すると日本の若者には国際的に物事を考える力が不足しているのではないかと感じました。何先生にアドバイスいただいたように、私たちには語学力、コミュニケーション力を身につけ、世界に目を向けることが必要だと思います。将来、海外での就職も考えているので、様々なことに挑戦して必要な力を付けていきたいです。

R.Mさん(福岡県立八女高等学校出身)

中国は今後、日本にとって目標になる国だと思います。中国をもっと深く知り、そこから様々なことを学んでいきたいです。また、何先生の日本語の技能に驚きました。何先生のように国と国をつなぐ架け橋となるためには、高度な語学力が必要だと痛感しました。

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M.Sさん(福岡県立筑前高等学校出身)

中国が目覚ましい発展を続けてきたことは知っていましたが、無人カーやドローンによる配達の普及、スマートフォンでの支払いなど、ここまで進んでいるとは知らなかったため、とても驚きました。このように発展している国の言語である中国語を話せると、世界の五分の一の人と会話できることになります。この講義を聴いて、中国語を学ぶ意欲がさらに高まりました。視野が広がる、とても充実した講義でした。

M.Kさん(鹿児島県立国分高等学校出身)

何先生は現代の社会で求められているグローバル人材になるためには、母国語と英語以外にもう一カ国語を理解できる語学力、専門知識や技術の修得とそれを実践に移すためのコミュニケーション能力、異文化への理解と国際的視野が必要だとおっしゃいました。大学4年間を通して、そのような力を身につけ、成長できるよう頑張っていきたいと思います。

A.Tさん(鹿児島県立加治木高等学校出身)

中国のことに加え、これからの社会で生き抜くために必要な能力についても教えていただき、とても勉強になりました。グローバル人材になるために、何先生に教えていただいたことを胸に、日々、頑張っていきたいと思います。

K.Hさん(山口県立華陵高等学校出身)

中国と日本の共通点や相違点などを知り、両国はとても密接な関係にあると感じました。私は2年間、上海に住んだことがあり、お話を聴いて改めて中国に魅力を感じました。今後、何先生からいただいたグローバル人材になるためのアドバイスを忘れずに進んでいきたいと思います。貴重なお話を聴くことができ、本当によかったです。

Y.Kさん(宮崎県立宮崎南高等学校出身)

何先生からはグローバル人材になるためには、語学力、専門知識や技術、それを実践に移すためのコミュニケーション能力、国際的視野が必要だとのアドバイスをいただきました。海外との懸け橋になる責任の重いお仕事に従事されてきた方からのとても説得力がある、重みのあるお言葉でした。目覚ましい発展を遂げた中国の現状から日中関係、さらには在福岡中国総領事館を身近に感じられるような親しみの持てるお話まで、幅広く、とても新鮮で、興味深い講義を聴くことができました。本当にありがとうございました。

M.Mさん(熊本県立八代高等学校出身)

何先生のご講義で最も印象に残ったのは、グローバル人材についてのお話でした。ぜひ、いただいたグローバル人材になるためのアドバイスを実践に移していきたいと思います、何先生のお言葉のひとつひとつにこれまで経験されてきたことが詰まっているように感じ、私も同じように濃い経験を積んで、成長していきたいと思いました。

M.Eさん(福岡工業大学付属高等学校出身)

日中間の人的交流が急激に増えている今、両国民が関心を持ち合い、お互いの文化を理解しようという意識をもっと持てば、格段にいい関係が築いていけると感じました。ご講義を聴いて、とても中国に行ってみたくなりました。授業で学んでいる中国語をもっと勉強し、いつか留学や旅行で中国に行きたいと思います。

S.Iさん(福岡県立朝倉高等学校出身)

何先生のご講義を聴いて、現在の中国と日中関係について、そして両国の若者について知ることができました。先人たちが築かれた良好な関係を発展させていくためには、私たちの世代が友好に貢献し、日中平和友好の旗を子々孫々に伝えていくことが大切だと感じました。

N.Hさん(福岡県立香椎高等学校出身)

何先生の講義を聴いて、私たちの生活でも身近な存在である隣国、中国について初めて知ることがたくさんありました。まずは中国に行って、その空気を肌で感じてみたいと思います。

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講義後は寺園院長や阿久戸学長、運営スタッフを務めた学生たちと懇談されました!
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