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2018.09.14

言語芸術学科

【海外フィールドワーク(実践)】ピーターラビットの湖水地方を歩く

 言語芸術学科では、夏休みを利用して約1ヶ月間、イギリス研修が行われます。語学学校に通って英語を学ぶとともに、イギリス文学・文化について見聞を広めます。現地での様子をご紹介します。

 今日は湖水地方に行きました。バスで約2時間ぐらいで、空気がとても美味しくて自然豊かなところでした。日本でいう琵琶湖みたいなものでしょうか。とても大きくて、泳いでいる人もいました。「本当は海ではないか」と皆で疑ってしまいました。
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 ピーターラビットの作者Beatrix Potterが住んでいたHill Topに行きました。原画や彼女が使っていた家具がそのまま残っていました。彼女が自然をよく観察して物語を練り上げていたことがよく分かりました。マクレガーおじさんの畑は絵本から飛び出してきたかのような素敵なところでした。残念ながらピーターラビットには会えませんでした…
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 次に、詩人William Wordsworthが通った学校、ホークスヘッド・グラマー・スクールを訪れました。一番衝撃的だったのは、机や壁などに所狭しと文字が彫ってあったところです。ワーズワースの名前もありました。生徒たちは、水が汚くて飲めなかったので、ビールを飲んで、休み時間にはパイプをふかして、闘鶏(ギャンブル)をしていたそうです。先日見学したQuarry Bank Millとは大違いの学校生活だと思いました。(M.K.)
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 次の写真の左側にある黒板のようなものは、当時の子どもたちが使っていた勉強道具です。スタッフの方が、以前、1歳くらいの子どもが来た際、iPadと勘違いして触っていた、と話されたので、並べて撮ってみました。確かに似ていると思います。勉強道具の今昔を目の当たりにしました。(R.T.)
 
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 その後、ワーズワースが数々の詩をそこで書いたというDove Cottageに行きました。特に感動したのは、ワーズワースが座っていた椅子です。そこに座って執筆していたと思うと感慨深いものがありました。他にも実際に使用していたものがそのままの状態で置いてありました。綺麗でした。これから先もたくさんの人に見てほしいなと思いました。(A.W. & Y.T.)
 
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 湖水地方での最後のプログラムは山登り。というのも、昔、棺をグラスミアにある教会まで運ぶために作られた道を歩いて、Wordsworthやその妹と同じように自然を感じる、という体験でした。途中、ぬかるみや急な道もありましたが、水のせせらぎや、美しい野花に癒されました。彼の詩の一部を口ずさみながら、楽しんで歩きました♪(N.M.)
 
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